固有のトリートメント・プラン② | 【東京都西荻窪】RESET&THERAPY RESERA / 鴨の心

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JR西荻窪駅北口より徒歩3分。新時代の整体TRESを提供する完全予約制のプライベートサロン【RESET&THERAPY RESERA】のオーナーセラピストによる、ためになるのかならないのかよくわからないブログです。気の向くままに更新いたします※気が向かないと放置ともいえます

前回に引き続き、固有のトリートメント・プランについてお話させていただきます。
 
 
からだの不調を治癒するのに要する、人それぞれのプロセスが
固有のトリートメント・プランであるとお話しました。
 
 
整体を行う上で、この固有のトリートメント・プランを無視することはできません。

 
トリートメント・プランにそった施術は、低下した自然治癒力を回復させる手助けとなります。
 
 
しかし、トリートメント・プランを無視した、からだに対する過度の干渉や無計画な施術は
本来なら自然治癒の過程で解決されるべき緊張や不活性部位が残されたままのため、
同じ不調が再発したり、新たな別の問題を生み出すこともありえます
 
 
そして、特にこれを引き起こしやすいパターンがあります。
 
痛みや硬さを取ることだけを目的とした部分的(局所的)な施術を行うことです。

 
からだの痛みや緊張などはすぐ消してしまいたいと思うのが人情です
 
 
しかし、その前に私たちが考えなくてはならないのは
 
「そもそもなぜ緊張が起きているのか?」
 
「どうして痛みが出ているのか?」ということです。
 
 
緊張とは、からだに起きた異変に対する防御反応であり、
 
これ以上悪化させないようガッチリと守っている目的もあるのです。
 
緊張しなくてはならない理由を考慮せず、むやみに緩めてしまうことは
重いものを支えている人に足払いをかけるようなものになりかねません
 
 
そして痛みとは「対処すべき問題・危険がからだに発生している」という、
からだからの警告メッセージなのです。
 
私たちはよほどの痛みを感じない限りは、そもそも問題に気づかなかったり
痛みのレベルが我慢できる範囲内だと、大したことないだろうと放置してしまいがちです。
 
 
しかし、本当に何もない状態でしたら、そもそも痛みや不調は発生しません。
 
 
何かしらの痛みや不調を感じた時は、
 
 
 

「自分のからだに何が起きているのか?」

「いつからだろう?」

「その時何があった?



と振り返ってみて下さい。
 
不調の原因に気づけたとしたら、それは健康のための大きな手助けとなります

 

治癒に向けての道筋があるように、悪くなる道筋も存在します。
 
大切なのは「不調感を消す」ことではなく、

「なぜ不調になってしまったのか」

この点にクライアント・セラピストが共に気づきながら
治癒に向けての道のりを足並みを揃えて歩んでいく、という姿勢こそが
最も理想的な姿なのです


RESERAでは、機械的な施術ではなく、お客様ひとりひとりに寄り添い
共に様々な発見・気づきができるよう心がけて施術にあたらせていただきます