中学受験 好き嫌い、食わず嫌いにならない方法 | イライラ・ガミガミママ卒業!中学受験を楽しくムリなく着実に♡「子が自ら勉強して志望校合格する方法」〜あげ母・コミュニケーション

イライラ・ガミガミママ卒業!中学受験を楽しくムリなく着実に♡「子が自ら勉強して志望校合格する方法」〜あげ母・コミュニケーション

「楽しく無理なくシンプルに」自立と成長と絆を育む子育てで、息子達が自ら中学受験を選び、開成、筑駒、麻布合格。2人共東大合格。中学受験をお考えのお母様に、「どんな子育てをすれば、中学受験で手をかけずに難関校に合格できるのか?」というヒントをお伝えしています。

中学受験ママコーチ 美月ゆりです。

 

 

 

先日、年小さんのお母様から、
好き嫌い、食わず嫌いについての
ご相談がありました。



思考パターンは相似形となって現実となるので
「好き嫌い、食わず嫌いにならない方法」
も知っておくと、中学受験含め、
いろんな場面で役立ちます。
お伝えいたしますね。

 

 

 

 

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小学生に入ると、
よほどの偏食でない限り、
この悩みは無くなってきます。



お子様が成長と共に自然と食べれるようになったり、
他のことが悩みの度合いとして高くなったために、
気にならなくなったり。



でも、今目の前のこと、

気になるときは気になりますよね。




仕事帰りで疲れていたり、
新しいメニューをせっかく頑張ってつくったときに、
「これ嫌い」
「これ美味しくない」
と言われたり、遊び食べしたり、おかず残したり。



「なんで食べてくれないの?」
と落ち込んだり、
「もうさげるからね!」とつい、怒ってしまう。




本当は怒りたくないのに。





・・・わかります。
疲れているときに作るの、
しんどいですし、その上文句を言われたら・・・。




その感情は、

「栄養とって欲しいのに」
「せっかく時間と労力かけた(作った)のに」
「試してみよう、くらい思ったっていいのに」

といったお母様の不満や不安から生まれています。




頭では、
ママが笑顔ならご飯はもっと美味しく、
楽しくなることはわかってる。



無理をして頑張っているママの表情が、
子供にとっては鬼気迫るものなんだろうなあ、
ということも自覚していらっしゃると思います。



そして残念なことに。
栄養満点の食事だって美味しくは感じなければ、
脳の働きにより、
本来の栄養も吸収されにくくなります。




そこで、以前読んだ、
元旭山動物園園長の小菅さんが書かれた、
「ペンギンの教え」から、
エピソードをざっくりとお伝えいたしました。

 

 




ゴリラの健康的なウンチは、
クローバーを食べているから。
でも、冬になると、クローバーが足りない。



その代わりとしてセロリがいいことがわかったのだけど、
セロリを与えたら、
ゴリラは飼育員さんの口に突き返してきたそうです。



そしてなんと、その飼育員さん、
セロリが大っ嫌い!!



それでも、さすがベテラン!
にっこり笑って

「おいしいなあ、おいしいなあ」と
ゴリラの前で食べて見せたそうです。



すると、ゴリラが恐る恐る口に入れ、
そのあと食べ始めたそう!




それほど、信頼している存在の行動が、
相手に影響する
、ということです。




これは動物も人間も同じだと思いませんか?



お子様にとって、
お子様の世界を牛耳っているのは、
親や身の回りの大人です。



中でも、お母様に対する信頼は、
幼少期であればあるほど高いです。
知恵がついてくるに従い、
お母様の関わり方によって、
親子の信頼度は変化しますが。




だからこそ、お子様にとって欲しい行動を、
親も行動で見せることが大切
です。




動物は、自分の身を守るために、
親が食べているものを見て、
食べこぼしたものを食べることで、
自分が食べていいもの、
食べてはいけないものを知るそうです。



自分の身を守るために。



だから、食わず嫌いは本能もありますが、
親や、信頼する存在が食べているものを見て、
取り入れていく。




これは、お子様においても、

食べる時だけでなく、
新しい経験や環境、人と出会うときにも、
同じこと、ですね。




まずはお子様の反応を見る。
それはそのまま、ジャッジをせず、
受け止めた上で。





お母様がポジティブな見方、受け止め方、
リラックスしていれば、
お子様もタイムラグはあっても慣れていきます。



一方、お母様が否定的な発言をこぼしてしまったり、
視野の狭い自分勝手な行動が垣間見えると、
お子様も同様に受け止めるようになります。



つまり、ときには自分の好き嫌いを脇に置いて、
意識的に「お子様にあって欲しい姿」を、
「演じる」ことも必要、ということですね。



とは言え、
表面的には見せなくてもネガティブに感じていると、
そちらの意識がお子様にも伝わるので、
演じるよりも、本当は、
視点を変えて意識を変える方が有効です。




お母様自身が本気で必要と感じていれば、
必ずそれは伝わるし、
「〜した方がいい」と言う気持ちなら、
「イヤ」の気持ちが伝わりやすいです。




例えば、お母様が子どもの頃に
「勉強嫌い」「勉強するより遊んでいたい」
と感じていたならば。




お母様が心から、
「勉強することのメリット」
「勉強することの面白さ、楽しさ」
を実感できるように変わると、
お子様も勉強することが楽しくなり、

自分でやります。




360度、周りは自分の意識の投影ですから。




また、食べ物の好き嫌いは、
記憶とともに作られるそうです。
楽しく食べたものが好きになり、
嫌な気持ちで食べたものは嫌いになる。



だから、何を食べるかよりも、
どれだけ楽しく食べられるかを経験させることが
最も重要
ですし、それも食育の1つだと思います。





お子様に何を伝えたいか。



ときに感情に飲み込まれてしまいますが、
そんな時こそ、
「何を伝えたいのか」という目的を思い出すと、
感情的な「反応」ではなく、
冷静な「意識的行動」に切り替えやすくなります。




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