清水たけし★のブログ -16ページ目

●暖ぼ~る誕生秘話 その17

「140年の呪縛」 (常識の中のわな)
分割から統合へ!


黒船来航


日本の近代化は、西洋化と「ともに」始まった。
しかし、完全な西洋化などにはならないと私は思う。

なぜなら日本人の積み上げた文化(考え方)は
その生活や価値観や習慣や行動規範に息づいてお

り、140年そこらで、簡単に置き換えられるもので

は無いからだ。

でも、私は、「日本」という国がとても価値があると感

じている。
西洋のグループの中にいながら、その西洋式科学技

術や医療技術を発展させ、それでいて古き日本の文

化の中にいる。 日本語と言うものが、どれくらい「微

妙な心の表現」をできる原語なのか皆さんは意識し

ているだろうか。
英語は、指示&命令に極めて効果的な「主語」「述語」

が明確だ。


明治天皇


しかし、日本語は、主語&述語より、まず話し始める

自分の存在する「場所」や「状況」から初めて言葉が

発せられる。

これは、「個人」を他へ主張する「文化」の英語式では

なく、「共通」の場の中で、共感を確認する「文化」の

ある日本の感性の特徴であろう。

西洋科学の思想は「サイエンス」=「分割化」である。
いま、その「サイエンス」でさえ、同分野の知識統合を

進めている。
同じ研究対象を持つ「異なった分野」の専門家が集っ

て、普段見ていない観点から、お互いのもつ課題を解

決しあおうという動きである。


宇宙開発


「眼科」「内科」「外科」「耳鼻科」「皮膚科」・・・など、

医学の世界でも専門化が進んでいる。
しかし、その研究対象の最終ターゲットは、「人間」

である。

今世紀は、これらの各専門分野の研究が相乗的に成

果を出すことを強く期待している。
21世紀・・・西洋化(文明開化)より「140年」。
そろそろ一度、西洋と東洋のよりよき融合を、是非、

「日本」の21世紀中に実現したいものである。


(続く)

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(仁/HUC)

●暖ぼ~る誕生秘話 その16

「未知への挑戦」 (殺し合いからの卒業試験)

danball_2008_R1


20世紀は「経済」的発展の時代と言われるが、振

り返るに「化石燃料経済」の時代と言ったほうが
正しいだろう。京都議定書や洞爺湖サミットなど、

環境に関する新しい試みがなされ続けている。

だが、本当の改革は、自分の中の「常識」を自分で

変えることだろう。

「そんな馬鹿な」「ありえない」・・・誰もが使う言葉で

はあるが、
「変えねばならない」決断をするときに、むやみに使

ってはならない。

「○○○○病の病原菌」に「人間の免疫は勝てます

か?」・・・真顔で聞かれる質問である。

病気外因説

「病原菌」=「細菌」=「悪者」・・・という考え方は、
19世紀の「パスツール」と「コッホ」の功績によると

ころが大きい。


19世紀から20世紀にかけて世界中の医学は

「細菌」を敵として「退治」に邁進してきた。その

最大の「兵士」が「抗生物質」と「ワクチン」である。


この闘いは、人類が勝利したかに見えた。


しかし、「院内感染」という「抗生物質に負けない菌

の発見によって、「抗生物質」自体が「細菌」に別の

進化の方向を与えてしまった可能性を示した。


その後も、医学者は「細菌」を「殺す」方向でさまざ

まな努力を続けている。
私は、世界中の「テロ」と闘う「戦争」を見ている気

がしてならない。


何か、「考え方」を変えなければ・最後には、「細菌」

の撲滅=「人類」の撲滅になりかねないからだ。


「細菌」を殺す薬=「毒性の物質」なのである。


「バンコマイシン」は私の母親も「入院中」に使用した

が、相当強力な「殺菌剤」である。


このような闘いに、私は「出口がない」危惧を感じて

いる。
殺し合いの果てに、あるのは、細菌を排除したがっ

ている「人類」そのものの「危機」ではなかろうか。

21世紀。もうここいらで、「殺し」て「排除する」という
考え方を変えてはどうだろう。


パスツール

19世紀のパスツールの時代に、病気は、「私たち

自身を正常な環境に
導くことで解決できるものである」という考えをもって

いた生理学者がいた。


パスツールと同じ「フランス人」の「クロード・ベルナ

ール教授」の一派だ。


彼らは、パスツールの学説と治療方法が「一般化」

するに従い、どんどん
世の中から忘れ去られて


いったが、ドイツのコッホ派との論争で、コレラ菌の

培養液を自ら飲んで見せた同じドイツのペッテンコ

ーファー教授も、『細菌』の存在=「病気の発症」で

はない・・と考えていた一人だ。
ペッテンコーファー

「暖ぼ~る」を開発し、ドイツ人女性の病気と関わっ

ことで、私は、19世紀から続いた「世界の常識」

を自ら変えねばならない・・・と感じ始めている。

ベルナールと弟子たち

いままでは「病気の原因」と闘っていればよかった。
だが今日、
病原菌と「闘って(殺して)」いたら今までに無い
「新たな恐怖」を生み出す結果になってしまった。
北風と太陽の喩えではないが、攻撃だけで解決しな

い「生物」や『生命』の神秘をあなどってはならない。
この挑戦は、私1人ではできない。

だが、誰もが求める「安心できる未来」のために、

エクボはまだ、何かできることがあるかもしれない。

(次回から新シリーズが始まります)

(続く)


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(仁/HUC)

●暖ぼ~る誕生秘話 その15

「不可能への挑戦」

暖ぼ~るを手にもった人が必ず思う「第1印象」・・・。


それが「ボーリングの球みたい!」である。
おそらく正直な感想ではないだろうか。
私とて、生みの親でなければ、「投げてみたい」という

衝動に駆られそうだ・・。

そして実際に、投げてしまう人もいるだろう。・・・メー

カーである私たちは、そんな事態も「想定」して強度

を計算している。


携帯電話を落としたことがある人は多いだろう。


メーカーがどのような試験を社内で行っているか一般

人は殆ど知らないが、ある高さから、規定回数の

落下試験を繰り返している。


それだけではない。環境、耐候試験、つまり、零下の

度から熱くて触れないほどの温度までの「連続的」

変化に耐える試験を繰り返すのである。

更に、エクボでは、直接、デリケートな肌の人が触れ

る可能性を考えて、


表面の「キズ」一つに至るまで、出荷時直前まで気を

使っている。
しかし、それでも時に「お客様」からお叱りを受けるこ

がある。
多くのお客様に「満足」していただくことは難しい。


赤ちゃん画像


しかし、何のために「製品」を製造し提供しているの

か。 それは・・・


「エクボの技術を求める人、みなさんにエクボの製品

をお届けし、利用していただくため」である。


「使いたい!欲しい!」と言ってくださる方が、手にと

って、どんどん新しい使い方を開拓し、その使い方を

皆さんからもっともっと教えて欲しい。

「暖ぼ~る」は皆さんが使って活用して、いろいろ工

夫していただけるように、無駄な突起や、危険な出っ

張りをつけていない。
どこへでも持ち運べるように・・・大人のかたであれ

ば、持ち運べるようなサイズと重さに設定している。

わざとニ階から道路に落としたり、車に轢かせるの

は「勘弁」して欲しいけれど、間違って落とした位で

は壊れにくくしておきたい。

どうやったら、皆さんにもっと「利用して」いただける

・・・それには機能のアップだけでいいのか?


エクボがセミナーを開催し、ユーザーの皆様へ更に

突っ込んだ「講座」を持っているのは・・・
そんな利用者への情報提供をもっとしたいという・・・

思いの表れである。



この講座も、まだまだ「東京都内」などの限られた地

域で始動したばかりである。


少女の表情


エクボの活動は「利益」の追求だけでなく・・・皆さん

一緒に「22世紀」へ受け渡すものを一緒に考え、

自ら実践していくことを目的にしている。

樹脂材料(石油)の高騰、原材料の高騰・・・難しい

問題が山積みである。
しかし、いま私たちが考えねばならないのは・・・
「お客様」の「安心」への挑戦を忘れてはならない

・・・ということである。

この一点を忘れてしまったら・・・
おそらく企業は存在意義を失ってしまうだろう。


この挑戦は、全世界を考えれば・・・まさに「不可能」

なことだろう。
しかし、不可能と知りつつ・・・それを「1mm」でも可

能に近づける為に、日々の叡智をしぼることが、私

たちの「挑戦」なのである。


(続く)

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