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●暖ぼ~る誕生秘話 その23

暖ぼ~る誕生秘話 その23

「アセチルコリンのお話」
(体内の鎮静機能?過不足でおきること?)

神経伝達物質

●副交感神経が興奮すると「分泌」されるホルモンで
ある「アセチルコリン」。
前回お話した「アドレナリン」と対をなす神経伝達物質
の一つで特に中枢神経間(脳内)で情報を伝達をして
います。
「アセチルコリン」は一番最初に構造や機能が解明さ
れた神経伝達物質で、 学習・記憶、レム睡眠や目覚
めに関わっています。

顔のたるみもアセチルコリン

基本的に「興奮を抑え」「鎮静させる」時に「副交感神
経」などから分泌されますが、このホルモンが分泌さ
れると、「血管」が弛緩し「血流が増え」血圧が下がり
体全体として・・・リラックス状態になります。
ならばいいことじゃないか・・・
というと何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」

●脳内の「ドーパミン」という神経伝達物質が減少して
手が震え、身体の筋肉の動きが硬くなって動作が遅く
なる「パーキンソン病」という病気の状態があります。
実は、「パーキンソン病」の時、脳内では「アセチルコ
リン」が「過剰」に出ていると言われています。
更に、「アルツハイマー症」の方は、脳内では「アセチ
ルコリン」が「不足」していると言われています。

東京大学の篠江 徹氏によれば「動物が学習や記憶を
している際に、海馬では神経伝達物質の一つであるア
セチルコリンの濃度が上昇します。」とのこと。


目のピント調整も 

運動がしにくくなる「パーキンソン病」
記憶が失われていく「アルツハイマー症」
どちらも
神経伝達物質である「アセチルコリン」の分泌量
の過不足が背後にあるらしいのです。
顔の筋肉のたるみやも背後にアセチルコリンの
分泌量低下が影響しています。
目の焦点を合わせづらくなるのもアセチルコリン
の代謝不足が影響しています。
副交感神経(自律神経)が主として分泌する
物質である「アセチルコリン」。

アルツハイマーも

●たかが「自律神経」とあなどること無かれ!

(続く)


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【参考情報】

▼脳内ホルモン
http://www.right-brain.biz/brain/hormone.html
▼アセチルコリンと記憶の形成
http://physiology.jp/exec/page/stopics41/
▼主な神経伝達物質の働き(神経伝達物質と病気の関わり)
http://cns.pfizer.co.jp/b/b_01.html
▼アセチルコリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3

●暖ぼ~る誕生秘話 その22

「アドレナリンのお話」 (体内のアクセル機能?)

アドレナリン放出


交感神経が興奮した状態で「分泌」されるホル

モンである「アドレナリン」。 1900年、日本人コ

ンビ「高峰譲吉」とその助手「上中啓三」によって、

副腎(の髄質)から血圧上昇作用のある物質の

抽出に成功し、「アドレリン」という名を付けていた

のである。
アドレナリン(adrenaline)は、いずれもラテン語の
ad-(?の傍らに)とren(腎臓)から、腎臓の近くに
付着するという意味でadrenal(副腎)、そして副腎

から分泌されるということで物質語尾の-in(e)をつ

けて高峰博士が命名した。

ところが、米国と日本の薬局方(薬剤の名称や内

容規格を定める法規)では、不思議なことに「エピ

ネフリン」というのが、正式な名称とされているの

である。

米国のエイベルは、自分の研究室を訪ねた高峰ら

がその実験方法を盗んだとして、「アドレナリン」の

正当性を強硬に否定したのである。
しかし、その後の研究で、エイベルの方法ではアド

レナリン作用を有する物質は結晶化することがで

きず、エイベルの主張が誤りだった事が確実にな

っている。
それにも拘わらず、米国とそれに追従した日本に

おいて、現在でもなお「エピネフリン」が正式名とし

て使われているのである(幸いなことに、ヨーロッパ

では発表当初から、アドレナリンの呼称の使用が

公的に認められている)。


本当に飛ぶの?血しぶき!


黒澤 明監督の映画「椿 三十郎」の最後のシ

ーンで椿三十郎が室戸半兵衛と斬り合うシーンで、
室戸半兵衛の血しぶきの勢いが「ウソか本当か」

と専門家を巻き込んだ論議になったことがある。
結論は、どこを斬ったかにもよるが「本当に血が

飛ぶ」ことはあるらしい。
その理由が「血圧」である。
血圧が高いと、血管が破れれば「血は吹き出る」…
この血圧が「180/110mmHg」以上の高血圧

であった場合、映画のように血しぶきは飛ぶという
のだ。 しかし、この血圧では通常「高血圧」という

だろう。

ホルモン線の場所


しかし…
もし「決闘」などという場面になれば、誰しも緊張し

血圧は上がるだろう。パソコンを30分見つづけると
血圧が「180mmHg」にもなるという報告もある。

つまり、緊張し血糖値があがり、高血圧になった
状態で、「バッサリ」斬られたりしたら…
映画のように「血が出る」ことはウソではないようだ。

この血圧のあがりさがりを決めるのも「自律神経」
である。

たかが「自律神経」とあなどること無かれ!

(続く)


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【参考情報】
・ちょっとだけ病気の話(黒澤映画とアドレナリン)

http://www.furano.ne.jp/utsumi/hanasi/22.htm
・アドレナリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3

●暖ぼ~る誕生秘話 その21

「勝負運と自律神経」 (体内のアクセル機能)

エンドルフィン


「自律神経は大脳と関係ないんでしょ!」・・良く

聞かれる質問である。
「自律神経」が「恒常的に肉体の機能の維持」を
円滑に行う・・・という点からみたら、「大脳の指令」

は「無用」だし関係ない!

はたして「人生」ではどうか!

「両者の関係は」大いに有りである。
「肉体を鍛えて鍛えている」のに、
「ここぞというとき」に「ダメ」だった人。
「ここぞというとき」に、「力」を出しきれる人。
この差はどこで出てしまうのか?

それは、スポーツ関係者の間でよく言われる

「勝負運」というものが関係してくる。
無論、「迷信」ではなく「肉体の生理」が元になって

いる。
「人間の意志」と、「人間の情熱」は、身体の潜在

能力を引き出す「きっかけ(トリガー)」になる。
「もうだめだ!」と思うと「全身」は「弛緩」の傾向

になる。
「まだまだだ!」と思うと「全身」は「緊張」の傾向

になる。
「精神的」な「緊張」と「弛緩」は、体内で「自律神

経」の「弛緩と緊張」を誘発する。

おいしそう!


このとき、自律神経の「緊張」が続くと「弛緩」さ

ようとして「副交感神経」が働く。
しかし、それでも更に緊張が「交感神経」で誘発さ

れると・・・
それ以上に「弛緩させよう」として更に「副交感神

経」が信号を送る。
このシーソーゲームが「積極的」に継続すると・・。

・・・やがて、

間脳から指令が出て、脳内に分泌される・・・.
「脳内麻薬」と言われる「ベータエンドルフィン」の
「放出」である。この「ホルモン」(脳内伝達物質)

が「余剰な精神的な緊張」を「無知覚」にしてくれ

る。
だが、「自律神経」の「交感神経」「副交感神経」

の高度のバランスによる拮抗状態は継続している
ので、肉体の代謝機能を「最大限」に継続している

ことになる。

勝負だ! 


このように精神的に「積極的」に「結果を出す」
という「緊張」の誘発は、それが一定時間維持さ

れると、
「身体」のほうがそれを受けて「高度なバランス状

態」を「実現」するように「自律的」に「セッティング」

されるのだ。

宮本武蔵の残した言葉に、勝ちたければ「勝と

う、勝とう」と思いつづけ考えつづけろ!というもの

がある。

勝ち負けに限らず、「結果」を出す必要がある

場合、「目的達成」の「実現」をぶれずに「継続」し

て「一定時間」思考しつづけることができれば・・・

普段の鍛錬や蓄積された本来の能力は、おのず

と「発揮」できるのである。


ただし、忘れてはならないのは、
「いつもいつも」このような精神的負担が「自律神経」に
負荷を過剰にかけつづければ、当然「病気」になって
しまう。
「自律神経」は肉体を健康に安全に維持するために
機能している。
「許容可能」な範囲で「上手」に負荷をかけて肉体の
鍛錬をしたほうがいい。
この負荷の掛け方を「上手」に実行できれば、
最終的に「心身ともに」鍛錬された
「肉体と精神」を達成できる筈である。
どんな人生の背後にも、やはり「自律神経」の働きがある。

満足です!

たかが「自律神経」とあなどること無かれ!


(続く)


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【参考情報】



・脳内麻薬(ベータ・エンドルフィン)モルヒネの6.5倍の鎮痛効果
 

・エンドルフィンの3つのタイプ
 
http://www.naoru.com/endorufin.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3