おはようございます。
広島大学病院乳腺外科の池尻です。
網岡先生のブログを読み、
私は手術調整という業務上
高頻度に患者さんにお電話させて頂いているので
少し考えさせられました。
広島大学病院からの正式な電話であることを証明するための合言葉でも決めておいたほうがいいかしら…
さて、今週の水曜日は
海外からご高名な先生が広島に来てくださり
オンコタイプDXの講演会がありました。
演者は当然英語で、私はもっぱら同時通訳の方の音声を聞いていましたが、それでもかなりマシンガントークなのでとても集中力を使いました。
あんなに喋っているのに、ちゃんとこちらが理解しやすいように言葉を並べ替えられる通訳さんに感動しました。
感想としては
これまでオンコタイプDXの位置づけとしてなんとなく
『病理結果だけだと悩ましい方に対し、オンコタイプDXの結果で抗癌剤を省略できる』
という考え方をしていましたが
『病理結果だけだとホルモン療法だけになりそうな患者さんの中から、抗癌剤が必要な患者さんを見つけ出す』
という視点も重要であることを認識しました。

こういう木を見ると、乳腺ってこんな感じかなと
ついつい写真を撮ってしまいます。