こんばんは
広島大学病院乳腺外科 恵美です。
家の周りで息子1が、初めてであろうバッタを捕まえつかんで見せてくれました。
結構大きいですな
つかみようが心許なく、「えっ?ちゃんと足が全部あるの?」と聞いてしまいました。
うん、ちゃんと6本あるよ!と聞いて安心。
夏の終わりにむかい、少し涼しい日も増えてきました。
今朝も明け方に除湿をつけて体が冷えて目覚めてしまいました。
空も夏の雲と秋の雲が入り混じった様子もよく見かけますね。
今日は外来でホルモン療法中の患者さんから、副作用に関するご意見がありました。
『寝てる間に足がつって・・・結構いたいんですよね・・・仕方ないんですかね?』
ですよね~足、つりますよね・・・
私も最近、朝起きてキッチンへ移動するまでの間、足の裏が痛くてたまりません
『足の裏もつるんですか!?』
足の裏の筋肉がつっているのでございます・・・
これも更年期症状の一つです。やっぱり薬の副作用かもしれませんね・・・
『先生も、毎日ですか・・・先生もあるなら・・・これは仕方ないですね。そう聞くとちょっと安心しました。』
・・・症状に関して(おかしなことではないと)安心していただけたのであれば・・・私の生の症状もお役に立つというものです
更年期の症状の中には「足がつる、こむら返り」というものもございます。
皆様はいかがでしょうか?
火照りも滴り落ちるほどの発汗も
仕方がないといえば仕方がないのですが
何とか軽くはしたいですね。
以前、ブログでも書かれたように、電解質(ミネラル)の狂いが筋肉のつりを引き起こしているので
足のつる人に多いのはマグネシウムやカルシウムの不足があるかもしれません。
食事で必要な電解質を補うことが重要ですね。
それぞれ、多く含まれる食品としては
<カルシウム>
・チーズ
・牛乳
・木綿豆腐
・小松菜
・煮干し
・ほうれん草 などなど
<マグネシウム>
・アーモンド、落花生などのナッツ
・納豆
・干しわかめ
・するめ
・乾燥ヒジキ
・玄米
などなど
それぞれ、たくさんとればよいというものでもなく、カルシウムとマグネシウムの割合は3:1~2:1が良いそうです。
脱水症状でも電解質の狂いが生じやすくなりますので、
・お酒の飲みすぎに注意!(アルコールは利尿作用があるため、尿で必要な電解質が失われ、肝臓でアルコールが代謝されるときに電解質が消費され狂いやすくなるとのこと)
・寝る前にコップ一杯の水分補給
なども対処法として挙げられます。
また、更年期で起こりやすい四肢の冷え、血行障害もつりやすさにつながります。
・お風呂などでよく温める
・冷房で体を冷やしすぎない
・睡眠中も柔らかいレッグウォーマーなどを着用する
といった対処方法もあります。
ここまで勉強してみると・・・私が毎朝、足の裏がつっている原因は・・・更年期だけのせいにするのではなく、
・お酒の量
・シャワーだけで湯船にもつからない
・睡眠中の冷房
といった起こりやすくなる因子が山ほどあるなあと思い当たりまくりでした。
こむら返りがつらい時にはこれらの対処法や、芍薬甘草湯といった漢方も症状緩和に役立ちます。
私のナチュラルな症状を聞いてご安心いただくだけでなく、つらい症状はご相談ください。
さて、YouTubeチャンネルを角舎先生が始める?!
という衝撃のブログを一昨日読んだような気が・・・いたしますが
我が家では息子1が半年ほど前からチャンネルを開設しています。
ええっ?そんなこと、して大丈夫なの??とかなり抵抗しましたが、息子は負けじと熱いプレゼンをしてきて、具体的にどうやるかも解説してくれます。
結構用意周到な計画で
『自分のスマホゲームしている動画を編集したいからお母さんのスマホに編集アプリをダウンロードさせてほしい』とおねだりしてきたのが事の始まりでした。
動画編集とかなんか将来役立ちそうだよね・・・無料のものならいいよ
と許可すると、1時間ほどあれこれ頑張って動画を編集し
『みてみて、こんな感じの動画を作れるんだよ!』と直接見せてくれました。
へえ!すごいねぇ!自分で効果音とか文字を追加できるんだねぇ!なかなか面白く作れたじゃん!
と肯定的な返事をしたところ、ここぞとばかりに私のスマホでYouTubeを開き、
『ここをこうやると僕のチャンネルが作れるんだよ。この動画をアップしたい!』とのこと。
・・・・君がユーチューバーになるということ?
かくして、こんなに簡単に作れるとは・・・と驚きつつ、厳重な監視のもと、作った動画はアップしたらスマホからは削除する(いくらギガがあっても足りない!)ことを条件として許可しました。
果たして、登録者は私や祖父母、数人の仲の良いお友達のみの内輪受けチャンネルは、平和に閲覧数が伸びることもなく運営されています。
週末になると動画の記録と編集のために1時間くらい私のスマホが奪われますが、
本当に誰でもできるんだなぁと驚きました。
ていうか、最近の子供たちは本当にコンピューターの操作などに何の抵抗も困難もない大人になれそうですね。
さて、いつまで続くことだろうかと、もうしばらく建設的な温かい目で見守りたいと思います。