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※過去記事の再掲です
アメリカ小児科学会(以下、AAP)が母乳育児と母乳の利用について
方針宣言を出しています
初版は1997年、以降2005年、2012年と改定を重ねています
初版では
*生後6ヶ月までの完全母乳が理想的
*少なくとも生後12ヶ月までは母乳育児を続ける
*その後、母子が相互に望む限りできるだけ長く続ける
とあります
2005年になると
*母乳育児の期間に上限はない
*3年以上の母乳育児が心理学的もしくは発達学的に有害であるという証拠はない
とあります
これは、1990年代に、アメリカでは公衆の場での授乳が公然猥褻とされていたこと
5歳の児が母乳を飲んでいたことが虐待にあたると判断されて保護されたこと
3歳の児への授乳が性的虐待と判断されたこと
などの歴史的背景もあります
そして2012年 正式に日本語訳は出ていませんが
要旨だけ翻訳されていますので、興味のある方はご覧ください→2012改定版
翻訳されていない部分で
母乳で育つことが赤ちゃんにとって何が良いと書いてあるのか…
【リスクが低下するもの】
*下気道感染症(肺炎・RSウイルス)
*中耳炎
*重症のかぜ・咽頭炎
*胃腸炎
*壊死性腸炎
*乳幼児突然死症候群
*アレルギー性疾患(喘息・アトピー性皮膚炎・湿疹)
*炎症性腸疾患
*肥満
*糖尿病
*小児白血病・リンパ腫
*早産児の敗血症・壊死性腸炎・発育不良・神経学的後遺症
【期待されるもの】
*神経学的発達(IQの向上)
実際、12~18歳の青少年を対象に
脳の状態を確認した研究において
乳児期の母乳量と脳の発達に相関関係が認められ
脳の全容量および白質(神経線維の集まっている部分)の容積が増えることが
確認されています
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