まぐろのあらを漬けたあとの、醤油米こうじ。

 

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捨てちゃうのはもったいない。

都一の中華そばで楽しんでみよう。

 

ちなみに都一の中華そば

 

麺の茹で汁もスープに使えるのですが、別に作りました。

250ccのお湯に、

醤油米こうじ、大さじ3。

鶏がらスープの素、大さじ1。

 

う~ん、煮えてきたらまぐろ臭さが目立ってきちゃった。

そりゃあ、まぐろのあらを漬けた後ですからね。

あ、でもいい意味でラーメンに合うような気がします。

豚骨ラーメンとかは独特の匂いも味のうちですからね。

逆にそばうどんには強すぎて合わないかも知れません。

 

・・・結局、

おろしショウガとおろしニンニクを入れ、味がまとまるまでオイスターソース、醤油、中華だしなどで試行錯誤。

なんとかラーメンスープに仕立て上げました。

実は味噌を使えば一発でまとまるのですが、醤油米こうじが負けますからあえて使いませんでした。

トッピングは前回のまぐろのあら焼き、ネギ、メンマ、紅しょうが。

ちゃんと麹の甘味もあります。

まぐろ出汁ラーメン。

一応、美味しくできました。

ショウガを強く効かせたからか、なんか冬の味。

白菜のトッピングが欲しくなる味です。

 

これ汁物に使うにはちょっと難易度高いかな。

既存のラーメンスープに醤油米こうじをちょい足し、という補助的な使い方がいいかも知れません。

 

次は!

ワタクシの定番、炒めスパにも使ってみよう。

いえね、何せ熱を加えるとまぐろの匂いが表に出てきちゃう。

そりゃあ、まぐろのあらを漬けた後ですからね。←また!

だったら、それを活かそうじゃないかってツナ缶を用意しました。

にんにく、輪切り唐辛子、玉ねぎ、ナスを炒めて、

醤油米こうじを、ドバっと結構な量を使いました。

多分、大さじ4~5くらいでしょうか。

そこにスパゲティの茹で汁入れてのばします。

スパゲティ茹で上がり300gを入れて、塩で味を調整し、最後にツナ缶入れ軽く混ぜたら出来上がり。

これ味見の時点で、もう大成功の予感です。

大葉をのせて出来上がり。

ツナ缶が入ると、あら不思議。

オイルがいい具合にいろいろまとめてくれたような。

まぐろ臭さとツナが融合してます。

マイナスがプラスに転じて、こりゃあすごく美味しいですぞ。

 

麹の旨みも表に出てきて醤油米こうじを使った意味も出てきます。

炒め物と相性がいいのかなあ?

油分かな?

それともパスタの守備範囲が広いのかな?

 

本場のイタリア人にも教えてあげたいくらいの仕上がりになりましたよ。

 

醤油米こうじ、何かを漬けたあとの再利用じゃなく、新しいのでも試してみたくなりました。