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2016.11.26

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南海トラフ地震富士山木村政昭

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イメージ画像:「Thinkstock」より

スーパームーンと地震の関係は偶然ではない!

 今月14日、ニュージーランド南島クライストチャーチから北東95kmの地点で、M7.8の地震が起きた。この日はまさに、月が68年ぶりに地球に最接近するエクストリームスーパームーンの満月だった。筆者はその直前の記事で大地震の恐れがあると警告していたが、それが現実になってしまった。

 だが、悲劇はそれだけで終わらなかった。22日には、福島県沖でM7.4の地震が起き、最大1.4mの津波も発生している。この日は満月でも新月でもなく、スーパームーンとは無関係だという批判も見られる。しかし、筆者がこれまでに収集したデータを分析した結果では、スーパームーン(満月・新月)前後の下弦・上弦の月のタイミングでも大地震が起きているケースが少なくないのだ。そして福島県沖で地震が起きた22日は、まさにエクストリームスーパームーン後の下弦(11/21)の翌日に起きたものだった。

 スーパームーンの影響は、これで終わったわけではない。エクストリームスーパームーンの次の満月までは、地震に厳重な注意が必要だ。というのも、来月14日の満月もまた、「エクストリーム」が付かないスーパームーンなのだ。このようにエクストリームスーパームーンと通常のスーパームーンが続いて起きる場合、その間も大地震に注意が必要とする説は海外で見られる。まずは、今回の満月・新月・下弦・上弦と合わせて起きた大地震をまとめると、以下のようになる。

10/16 満月(スーパームーン) → 10/17 インドネシア、パプアニューギニア(M6.6)
10/23 下弦 → 10/21鳥取県中部地震(M6.6)
10/31 新月 → 10/30イタリア中部地震(M6.6)
11/14 満月(エクストリームスーパームーン) → 11/12諏訪瀬島噴火、11/14 ニュージーランド南島(M7.8、津波)
11/21 下弦 → 11/22福島県沖(M7.4、津波)
12/14 満月 (スーパームーン) → ???

 このように、エクストリームスーパームーンの影響下にある短期間のうちに、津波を伴う大地震が2回も発生しているのだ。地震学者や気象庁の見解では、一般的にスーパームーンと地震の関係について否定される傾向にあるが、はたしてこれを偶然の結果として済ませてよいのだろうか?

 また、ニュージーランドで大きな地震が起きた後は、日本の周辺、特に東北から関東にかけての太平洋側、すなわち太平洋プレート沿いで大きな地震が起きることが多い。これは所謂「ニュージーランド→日本の法則」といわれる現象だ。そう、今回はエクストリームスーパームーンとニュージーランドの地震という要素が重なる、特に注意を必要とする時期だったのだ。

 

 

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イメージ画像:「Thinkstock」より

■山のように前兆現象が起きていた!

 さらに、それとは別に今月22日に福島で起きた地震では、各種の前兆現象と思しき現象も見られた。


・ パルス電磁波による電子機器障害

 まず、筆者のブログの読者から寄せられた情報を紹介しよう。この情報提供者が看護師として働く東京の某病院では、東日本大震災の1カ月ほど前からナースコールのシステムが誤作動し、誰もボタンを押していないにもかかわらずナースコールが鳴り響くうえ、応対しようとすると海外のラジオ放送が流れるという現象が頻繁に置きていたという。

 そして今回、これと同様の現象が先月20日ごろから再び発生し始め、11月上旬まで続いたというのだ。そのため、東京周辺で大きな地震が起きる可能性を警戒していたところ、22日に福島県沖で地震が発生した。これは、地震発生前に地下で起きる岩石破壊によって生じるパルス電磁波の影響が想定されるケースだ。


・ 白虹の出現

 11月20日のウェザーニュースの記事によると、その日、東京都や神奈川県で白虹(しろにじ、はっこう)が見られたという。白虹と地震発生の関係については過去の記事で紹介しているが、大地震の前兆となるケースが少なくないようだ。


・ 金魚の整列

 また、筆者の知り合いである主婦は、千葉県に隣接する東京都23区内に住んでいるが、福島県沖地震の前夜、自宅で飼っている金魚5匹が水槽の中で同一方向を向いて動かなかったという。この「金魚の整列」現象は、過去の大地震の際にもしばしば確認されていることで、過去の記事でも紹介している。この現象のメリットは、金魚が向く方角か、またはその反対の方角が震源となることが多く、地震が起きる場所の特定も可能になることである。


・ 台風の不自然な進路

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画像提供:百瀬直也

 さらに、これも過去の記事で詳しく紹介しているが、台風の挙動は、その後で地震が発生する地点を“迂回”するような進路を取ることが多いという現象が確認されている。そして、今月の福島県沖地震でも同様の現象が起きていた節があるのだ。今年の台風7号・9号・10号・11号で確認することができるため、以下の地図をご覧いただきたい。4つの台風は、いずれも8月中旬から下旬にかけて東北地方を南から北へと進んだが、丸で囲んだ今月22日の地震及びその余震の震源地を迂回しているように見えるのだ。それが特に顕著なのは8月30日、10号が突然進路を大きく変えている点だろう。この法則が正しいとすれば、台風の進路を調べて不自然に進路を変えている場所周辺に警戒するなど、地震予知に利用することができるのではないだろうか。

 

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