幼稚園でのわたしはお弁当を食べるために口を開けることもできませんでした | 好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

好奇心旺盛で傷つきやすい繊細なあなたの能力を紐解き、覚醒させる方法

人口のたった6%しかいない!
好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家のブログです。



こんにちは~

 

人口のたった6%しかいない!!

好奇心旺盛で行動的なのに打たれ弱い複雑な性格を紐解く研究家流れ星

時田ひさこです。

 

 

HSPの本を読んでいて、

思い出したことがあります。

 

 

自分でも不思議だったのですが、

学校を卒業すると、

通っていた学校の友人たちと疎遠になっていきます。

 

 

嫌いなわけではないのです。

 

 

嫌われていたわけでもないと思います(笑)

 

 

でも、疎遠になる。

 

 

これ、なぜなんだろうかということが、

敏感で打たれ弱いというHSP気質を紐解いていくと、わかってきました。

 

 

まず、最初に言えることは、

最初にもってうまれたベースとなる気質が「敏感すぎる」というもので、

それ以外は、あとから学習して獲得してきた技術であるということ。

 

 

これについては、

アーロン博士は、「敏感すぎる」という一要因であると主張されていますが、

他の研究者によって、二つであるという分析も、三要因であるという分析もなされていて、

HSPのもって生まれてきた性質がいくつなのかはまだ結論を得ていません。

 

*HSPSの因子構造について,

Aron & Aron (1997) は一次元構造であると結論づけているが

 

Evans & Rothbart (2008)は、Negative Affect (否定的情動) とOrienting Sensitivity (定位感受性)の2つの因子であると分析しており、また、


Smolewska, McCabe, & Woody (2006) は,Low Sensory Threshold (低感覚閾),Ease of Excitation (易興奮性),Aesthetic Sensitivity (美的 感受性)の3つの構成概念から成り立っていると主張 している。


---感情心理学研究 2016年 第23巻 第 2 号 68─77髙橋亜希より引用

 

 

いずれにしても、

最初に生まれ持ってきた特性は、最大3つで、

それらは、

1“大きな音で不快になる”など「刺激をすぐにキャッチしやすく」

2“ビクッとしやすい”など「刺激に対して反応しやすく」

3芸術や音 楽に心を動かされる,豊かな想像力を持つなど「精神生活が豊かである」

であるという三要素で、

それ以外の特性はだんだんと身につけてきた後付けの技術だということです。

 

 

 

そして、後付け技術によって知恵をつけ、

卒業して別の環境に入ると、別人格のように見えていたのではないかと思うのです。

 

 

 

カメレオンのように新しい環境に順応する自分を形作ってきたのでしょう。

 

 

 

卒業前と同じように接することができず、

だんだんと疎遠になってしまったのかもしれません。

 

 

 

幼稚園に通っていた2年間と

小学6年間と

中学3年間と

高校3年間と

大学5年間では

まったく違っていました。

 

 

特に、違うのは、

幼稚園から小学生になったときでした。

 

 

 

幼稚園時代、お弁当が食べられませんでした。

お弁当が食べられないことを、担任の先生から何度も親が注意を受けていました。

幼稚園でものを食べるといことができなかったので、お弁当の量の問題ではなく、親がどんなに少量のお弁当にしても、食べることはできませんでした。

ものを食べるということができるほど、気持ちを許すことができなかったというのがその理由でした。

 

 

アーロン博士の「ひといちばい敏感な子」の44ページに

こんな記載があります。

 


敏感な子どもが泣き出すのは、

大抵、自分の周りであまりにもたくさんのことが、

長時間起こったときです。

敏感な幼児は、すぐに許容できる限界を超えてしまいます。


(中略)

成長すると、さらにいろいろなことに気づくようになります。
そして、一段と圧倒されやすくなっていきます。
次から次へと

新しい経験がやってきて、慣れる暇がありませんし、
感覚情報をカットするすべをまだ学んでいない
からです。
 

 

まさに、
それまでわたしは4年間自宅にいて、

慣れ親しんだ環境のなかで過ごしていました。

それに、当時は公園などに連れて行ってもらうことはありませんでした。

親が自営業だったこと、

自宅が宴会場のある広い一軒家だったこと、

周囲が商店街で、近辺にはひとりででかけていた時代背景などもあったのでしょう。

同じ年代の大勢の子供と遊ぶ機会はほとんどありませんでした。

だから、

 

1自分の周りであまりにもたくさんのことが、長時間起こった

2次から次へと新しい経験がやってきて、慣れる暇がなかった
3感覚情報をカットする術をまだ学んでいない(自分で編み出せていない)

 

ために、ご飯を食べることさえできないくらいパニックだったのだと思います。

 

 

 

それでも、

幼稚園に「慣れて」

自分なりのやり方(刺激を受けることへの馴化)ができてくると

食べることもできるようになりましたから、

文字通り「刺激に慣れる」「新しい環境で感覚情報をカットする方法」を編み出すことに必死な時期というのがかならず訪れます。

 

 

それは、今でもなんだと思います。

 

 

 

年末年始の休みが始まるころ、体調が崩れ、イライラするといったことを書きましたが、

おそらくそれも、馴化の過程なのだろうと思います。

 

 

 

健気にやってきたことを褒めたいものです。

そして、今でも健気に馴化に努めていますし、瞑想やブロック解除やイメージを使ったアファメーションを使うことによって、だいぶ客観的に見ることができ、楽になってきていることに感謝したいと思います。

 

 

あなたにも、ありますか?

 

 

以前いた環境の友人と疎遠になってしまう、といった不思議なふるまい。

それから、カメレオンのように新しい環境に順応する自分を感じることが。

 

 

 

 

短い時間の気軽なセッションをいたします!
次はこのイベントです。
 

https://ssl.form-mailer.jp/fms/94c6faa0336880

 

 

ラブラブこのブログの裏話を、メルマガで書いてますラブラブ

 

好奇心旺盛で、豪快、快活で仕切りたがり屋で勉強家

と思っていた自分がまさか、まさかの「敏感すぎる人」だった!


快活なのに凹みやすいHSP&HSSタイプは

全人口の6%しかいないという事実に打ちのめされつつ、研究してます。

研究を、HSPタイプの複雑な性格を紐解くことで、生きやすさにつなげます!

 

ノウハウじゃない、説明じゃない、生のリアルな裏話が満載(いいのか(笑))のメルマガへのご登録はこちらから!

 


HSP (Highly Sensitive Person) ブログランキングへ