ザ・バイブル/FLYING KIDS | カープ・ドランク・ロックンロール
FLYING KIDS
1990年 シングル「幸せであるように」でデビュー。
浜崎貴司(Vo)の低音で馬力のあるボーカルがお気に入りです。 


バンドブームのさなか
いわゆるイカ天バンドとして世に出たわけですが、
「ビートもの」ばかりのバンドがあふれる中
ファンクを前面に押し出した彼らは 明らかに一線を画していました。


90年代後半に解散しましたが 最近 再結成したようです。
紅一点の浜谷さん(Cho、Vo他)は不参加。 残念です。彼女の声好きだったので。




しかし さかのぼること十数年前、
イカ天放送当時 ケツの青い中学生だった僕にとって
FLYING KIDSはちょっとオトナの音楽。

同様イカ天キングの「BEGIN」なんて
退屈で理解できませんでしたしね。


余談ですが
このあいだ 何かの拍子で
かつてのイカ天キング「宮尾すすむと日本の社長」の
当時の演奏を久々に見たのですが、
バンド名やキャラクター先行で
イロモノ色が強かった当時の印象とは裏腹に
めちゃめちゃカッコいいと思いました。
あの時代には早すぎたのか。やはり自分もガキでした。





話を戻して
そんな当時中学生の僕でも
「幸せであるように」という曲はいいなと思ってたので
その曲聴きたさに アルバムを探していた19の春。
これに巡りあいました。






ザ・バイブル/FLYING KIDS(1993年)

¥3,059
Amazon.co.jp





これに収録されている「幸せであるように」はライブバージョンでしたが個人的には そっちの方が好きなので文句なし。
全体で聴いてみると 名曲が多々あり。
おお、こりゃ名盤じゃねえかと。













…あれ?












…あれ?あれ? 


















よくよく調べてみると
ベストアルバムでした。 ちゃんちゃん。




どうでもいい話ですが
本テーマで紹介する名盤には
個人的なこだわりとして 極力ベスト盤は控えたいなと思ってました。
しかし 今作に限っては
長年オリジナル盤と勘違いしていたので 妙な愛着が湧いてしまいました。
まあオマケということで ご容赦ください。
ファンキーかつノリノリの名盤です。










オススメは

#1. 恋の瞬間

#3. してきちゃいなよ

#4. 進め!進め!進め!

#5. 胸のチャイム

#8. カナリア

#12. 幸せであるように(Live Take)





とにかくこの中で一番のお気に入りが #5.「胸のチャイム」
アルバム前半は濃厚ナンバーの後に 一服の清涼剤。
いわゆるひとつのゴスペルですね。
当時はそんな概念を持ってなかったのですが とにかくいい曲だなと。

ララ ゴキゲンなベンチさーがし。




にほんブログ村