ベイの中畑監督が好きになった瞬間。 | カープ・ドランク・ロックンロール
最近 黒田ネタが続いていたので
ここで一服。





新生ベイスターズの監督に

中畑清氏が 就任した時、
正直、「はぁ!?」 と思いました。





ここのオーナー 何考えとんじゃい。

弱いチームを建て直すのは
並大抵の監督じゃ務まらない。

野村克也氏か、
退任したばかりで厳しいかもしれないけど 落合博満氏
(まあ GM置いた地点であきらめてましたが)

かと思いきや
指導者実績ゼロの 工藤公康氏にオファーする始末。

だめだこりゃと思ったら(工藤氏本人を否定するつもりはありません。モノには順序があると言いたいのです)
工藤氏にフラれ、
そのあと決定したのが 中畑氏。




もちろん 中畑氏には
ジャイアンツ時代 コーチ経験もありますし、
オリンピックでは 長嶋氏の代役とはいえ 何試合か監督もこなしました。

しかし 今まで監督のオファーが無かったということは
需要が無かった ということでもあるんですよね。

ご本人も自覚してるようで
コーチ要請も 固辞していたようです。
政界には 出ようとしましたけどね。 あれもちょっとねえ。





いずれにしても ???感のぬぐえない 監督人事でした
……が、
今日のスポニチの記事を見て
思わず 爆笑してしまいました。



中畑監督 “世界一の女性”沢に始球式ラブコール
あえてリンクは貼りません。 このあとに大オチがありますので。



要は なでしこジャパンで 2011FIFA女子MVPの澤穂希選手に
ハマスタで始球式をお願いしたい というだけの内容。


問題は
この記事に掲載されていた 写真です。

百聞は一見にしかず、
心して ご覧ください。




















































































あははははははははははははははははははははははははははははははははははは
(拡大してデカデカと載せようと思いましたが、小さい方が面白さが際立ちます)







今までのパフォーマンスも

ちょっと斜めに見ていましたが

この一枚で 吹っ飛んでしまいました。




この底抜けの明るさがあれば

何とかなる気もします。

もちろん 結果がすべてのこの世界。

どんなにチームが傾こうとも

この明るさは 持ち続けていてほしいものです。 ある程度 空気は読める人だとは思うので。




僕にとっては 別に中畑氏の何が変わったわけでもない。

ただの スポニチの演出です。

でも たった一枚の写真で

ものすごいインパクトと 思考が掻き回されました。








カープファンだからといって 無責任な…
こっちは切実なんだよ。

と、ベイファンの皆さんに怒られそうですが

こっちはその「明るさ」がありません。
これを差し引いたら いい勝負かもしれませんよ。





そもそも監督というのは
コーチとは体質が違います。

誰かが言ってましたが、

選手が 将棋のコマなら
監督は 棋士。
コマの運び具合で 対局の行方が決まります。



ここ一番の決断力、
いわば勝負師としての適性が問われます。

ベイスターズはGMがいるので(コマは揃えてくれるので)、
中畑氏にはますますそのセンスが要求されるでしょう。






コーチは主に技術を教える職業。
今でこそ作戦コーチとかいますが
戦略は 二の次。


そういう意味で 監督というのは 未知数な部分が多い。
「名選手、名監督にあらず」とも言いますし
中畑氏も ファイターズの栗山監督も どうなるかはわかりません。


うちだって 理論派でならしたのに
いざとなると この体たらく。


じゃあ冒頭で書いていることと 違うじゃねえかと言われれば、
弱いチームを強くするという概念とは反すると言いたいのです。
補強だけでも強くはなれません。 かつてのジャイアンツのように。

中畑さん 長嶋流を踏襲するようなこと言ってましたが いいところだけにして下さいね。



まあお互い セ・リーグの足を引っ張らないように 頑張りましょうねえ。
我々の浮上で セ・リーグを面白くしないといけないんですが。
ナベツネ的には 
葉巻片手に「君たちは 噛ませ犬でいいんだよ」って言われそうだし。

























しかし 
この写真を使ったスポニチも
明らかに確信犯ですよね…。