大リーグ考 野手編 | カープ・ドランク・ロックンロール
アメリカに向けての日本人選手の動向、
今回は 野手編ということで




まずは スワローズ青木がブリュワーズへ。

日本の安打製造機も安く見られたものだと嘆いております。
ポスティングで決まったにもかかわらず 現地でテストだって。
ナニクソと、あまり力入れすぎないで  …って これは余計なお世話。
しかし このテストいかんで どうするつもりなんでしょう?
「やっぱナシよ」とかあるんでしょうか。
しかし こういうアメリカのスタンスさすがですね。腹立つけど。






ライオンズ中島。

ヤンキースが入札しましたが 内野は ほぼ不動のメンバー。 控えが濃厚。
ヤンキースサイドもまさかの入札といった感じでしょう。
そして 破談。 ライオンズ残留決定。

そりゃあ 選手である以上 試合に出続けたいでしょうし
それが何よりのファンサービスにもつながります。
そもそも入札前に 代理人に中島の意向はちゃんと伝わったのでしょうか?
なんとも不遇なポスティングでした。

マイナーなら行かないとかぬかすヤツには容赦ないですが、
今回は ちょっと同情します。

心配なのは、
これから彼が ライオンズの一員として
どのような心持ちで 試合に臨んでいくかということ。

ちょっと 難しいと思います。 切り替えはもちろんのこと
ただの一年じゃないですからね。
腰掛けと思われるのはシャクでしょうから、力はいるかもしれません。
それがアダとなりケガなんかして選手生命が縮んだりしたらそれこそ本末転倒です。
ひょっとしたら この一年で
彼の何かが変わるような気がします。
もちろん いい意味でのそれを期待します。






ホークス川崎はイチローを追ってマリナーズへ。

もちろん FAという権利です。でも こんな使い方って前代未聞ですよね。 
イチロー選手と同じチームでプレイしたいからマリナーズ以外は行きません。
マイナーでもいいって。
彼の場合、アメリカに行きたいのではなく
イチローのチームメイトになりたいということでしょうか。
これってファン不在の何物でもないような気がするんですが…。
川崎のプレイを見たいファンはどうすればいいんでしょう。
ただ 応援して下さいじゃあ 説得力ないですよ。大義名分がイチローじゃあ。

元々 根性はある彼ですから、マイナーでもいいという志は買うとしても
そこには「挑戦」を感じない。目標がチームメイトだから。
何のために このチームにいるのか、勝つためではないのか。
いくらドライなアメリカとはいえ
球団そっちのけで「おたくの球団がいいです」っていわれても
「はぁ?」ってなっちゃいませんかねえ。


それに あの線の細さでメジャーの内野はちょっとしんどいのではないか。
個人的にも好きな選手なんですが 今回ばかりは 釈然としない。


活躍したとしても なんか 心の底から喜べない。
だって 彼の気持ちはファンと別の方を向いてる気がするから。









なんか トータルで肩透かしされたような アメリカの対応。
こういうのの見ると 行って かき回したらんかい!!! とか思っちゃいます。
そういうところが 奴らの思うツボなんでしょうけど。









日本の野手が メジャーで成功することは 今や稀です。

世界の王が、 落合博満が通用したか、

そんな下世話な想像は してもしょうがありません。

アベレージヒッターとしての道筋は イチローが示しました。

ドーム本拠地とはいえ 50本パワーヒッターの松井秀喜ですら 軌道修正する始末。

今後のプロ野球で 統一球の対応

野手の レベルアップにつながることを

大いに期待します。

















それにしても
中村剛也の複数年は
感心したなあ…。