「原爆の図」で有名な丸木美術館 が、財政難に陥り存続の危機にあるという。
画家の丸木位里・俊夫妻は、「原爆の図」をはじめ、平和や人権問題をテーマとした作品を多く残している。同美術館は1967年に開館し、夫妻の作品を展示してきた(位里さんは95年に、俊さんは2000年に亡くなっている)。
私も、静かな自然に囲まれたこの美術館がとても好きで、これまで何度も訪問したことがある。人間の暴力について考えるために、とても貴重な場所だと思う。
こういう場所を、なくしてはいけない。
丸木美術館の現状報告と支援呼びかけについては、ここ(原爆の図丸木美術館存続への支援のお願い) に説明されているので、くわしくはそちらをお読みいただきたい。呼びかけ人には、石川逸子さん、落合恵子さん、姜尚中さん、松谷みよ子さんら、賛同人には、吉永小百合さんらが名を連ねている。
同美術館では、9月9日まで戦後60年企画として「今日の反戦展 」を開催しているとのこと。休暇がとれたら、行ってみようと思う。
なお、「原爆の図」については、早稲田大学講師の小沢節子さんが以下の、すぐれた本を出している。こちらも、ぜひお読みいただきたい。
- 小沢 節子
- 『原爆の図―描かれた〈記憶〉、語られた〈絵画〉 』岩波書店2625円(2002年)