公文は中学受験に役に立つか | 子の幸せを願う中学受験伴走記録 2027 サピックス

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Sapix2027年組の自己採点アンケート集計を行っています。

この手の話題はいろんな意見があると思います。

「個人の経験」や「知り合いから聞いた話」が主で、いわゆるエビデンスレベルの低いものだと思います。

きちんとしたエビデンスがあるかどうかは調べていないので分かりませんが、僕の考え(エビデンスレベルの底辺にすら載らない)を。

 

我が家は長男・長女ともに公文にお世話になりました&なっています。

 

長男は小学3年の2月、入塾するタイミングで終了しましたが

算数:二元方程式を終了

英語:英検3級取得

国語:漢検5級取得

が、公文を頑張って残せた結果でした。

 

長女は現在小学1年で、公文継続中

算数:小学入学時点で一次方程式まで終了し幼児優秀児認定テストを受験(結果は残念ながら不合格)

英語:英検5級レベル(これから受験予定)

国語:漢検8級レベル(これから受験予定)

 

です。

 

二人とも公文をやってて良かったなと思うのは

 

①学習する習慣・忍耐力がついたこと

②計算が得意になったこと

③文章を読むのが早くなった

でしょうか。

 

息子は読書をほとんどしませんが、文章を読むのが速く、現段階においてはSapix国語の成績もまずまずな方だと思います。

ですので、③に関してはおそらく公文のおかげなのではないかという考えです。

 

一方で、公文で方程式をやってて良かったかというと、それは微妙だったと思っています。

方程式を本質から理解し身につけるレベルまでは行かなかったからです。

中にはそれが出来ているお子さんもいらっしゃるとは思いますが、息子はそこまではいきませんでした。

 

先日、Sapix 4年算数「消去算」、ステップCの「未知数が三つある消去算」が解けないと言ってきたため、その様子を見ていました。

 

最初は消去算の解き方で解いていたのですが、整理しながら書くのがまだ苦手で、途中ぐちゃぐちゃになってしまいました。

そこで、「方程式で解いてみよう」と自分で解き方を変えたのですが、結局解くことはできず。

 

 

これは完全に僕が悪いのですが、つるかめ算や和差算などこれまでの単元を勉強する時に、一応解法通りに解いた後に、「方程式ではこう解くんだよ」と検算のつもりで中途半端に方程式を取り入れていました。

 

息子にとって方程式は「習ったことある」程度の理解ですので、

正攻法で攻め続けようとせず、方程式でやってみて、でも結局それも上手くいかないという感じになってしまっていました。

 

この手の問題は項を揃えて式を引き、うまく未知数を消去する工夫をするのが大事だと思いますが、その課程を整理して書くことも非常に重要だと思います。それをないがしろにされていました。

 

完全に僕のミスリードが原因でしたが、今後は下手に方程式を持ち込まず、途中式を整理しながら正攻法で攻めることに重きを置こうと反省しました。まずは僕が中学受験算数を方程式で考えるというのをやめないといけませんね。

 

 

遅くなりましたが、公文が中学受験に役に立つかどうかというと、そりゃ勉強して役に立たない訳はないと思う一方で中学課程の解法は、子の理解度に合わせて下手に取り入れるとダメだと結論づけました。

 

今週からSapixの授業で小数・分数が始まります。

 

今小数・分数を解く長女を見て、「懐かしい!吐くほどやらされたよねー」と本人も言うくらい、公文で頑張ってやってました。

是非公文で頑張った経験を活かし、中学受験における小数・分数の四則混合がしっかり身につけるように頑張ってもらいたいと思います。

 

今日は朝から24時間ER対応です。

天気いいし、怪我や外傷系の受診者が増えるのではと身構えていますが、今のところ落ち着いています。