ISはイスラム教徒の敵? | Ty Hassyの敢えてwokeなブログ

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 フランスのニースで、またもやISのシンパを自称する半ばやけくそになった移民フランス人による無差別テロが行われ100名近い尊い人命が奪われました。
 やはり、こうなってくると、イスラム教徒達自身が言っているように、彼らはイスラム教徒では無くイスラム教のイメージを損ねる為の国際的な陰謀の手先なのだと言う話が信憑性を帯びてくると思います。
 今の彼らのやり方は、どんな手を使ってでもいいから、とくかく沢山の人を殺せばいいというだけであり、そんな悪魔のような所業を重ねれば重ねるほど、世界中のまともなイスラム教徒は支持する訳もなく、支持するのは世界中の心の闇を抱えたとてもイスラム教徒とも呼べない連中ばかりであり、そういう連中を使って、あえて大多数のまともなイスラム教徒の支持を失うような所業を重ねるという事は、彼らの動機がイスラム教の発展の為にあるのではないことが徐々に明かになってきていると思われます。
 あるいは、ISの幹部達自身が元々敬虔なイスラム教徒では無く、フセイン政権の秘密警察の生き残り分子を中心に結成されたため、始めから政治戦略しか頭に無く、イスラム教は名目に使っているのに過ぎないのかも知れません。
 いずれにしても、意図的であれ、結果的にであれ、今のISのやっている事が徹底的にイスラム教の名を汚していることは確かであり、もし本当にそうすることを目論んでいる勢力が居るとすれば、ISは知ってか知らずか完全にその片棒を担いで居ると言えそうです。
 ISのせいで、世界中の敬虔なイスラム教徒達が世界中の非イスラム教徒達からの偏見にさらされて肩身の狭い思いを強いられる事になるのであり、そう言う意味では、ISは一見欧米の敵であるかのように見えていますが、実は世界中の敬虔なイスラム教徒にとっての最大の敵なのかも知れません。