☆2025年3月15日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]
◇ 代表メッセージ ◇
■□ いじめを解決する教師と志を一にしよう □■
今年は気温変動が、より激しく感じられる3月です。
それでも、梅も花開き、早咲きの桜は咲きましたし、ソメイヨシノの花芽もふくらんできています。
先日は、近所のファミレスが卒業式帰りの生徒で満席になっていて驚きました。
まもなく、新学期が始まります。
先般、ABEMAテレビから「いじめの被害者を紹介していただきたい」という連絡を受けました。
ネット放送のABEMAテレビは、地上波ではないのですが、ABEMA Primeの3月4日の放送は、「いじめ被害者が転校...なぜ進まない? 加害者側への厳罰化」というタイトルでした。
「被害者が不利益を受け、加害者は罰せられないのか」というテーマが提起され、このことについて出演者が意見を述べていくというかたちで進められました。
出演者の一人の私立高教師であり、弁護士でもある先生は、「いじめを担任が一人で判断しているのは、法律、ガイドラインが予定していないこと」、厳罰化については「少年法によるので厳罰化は難しい」と意見を述べていました。
いじめられた経験のある出演者は、
「恥ずかしくて親に言えなかった。でもすごい良い先生がいて、加害者を転校させてくれた。厳罰化は大切だと思う」
ある出演者は
「いじめ問題を解決するのは先生の仕事ではない。企業のように、年1回、生徒、教師、保護者もいじめのトレーニングをすべきだ。学校だけでなく地域ぐるみで匿名の通報システムをつくって、加害者には厳罰化すること」と主張されていました。
メインのMCの田村敦氏は
「被害者のどれだけつらい思いをしたかということを、加害者側が同じ温度で受け止められていないことが問題」などと述べ、少年院での教育にまで言及された見応えのある内容でした。
厳罰化について言えば、私たちは「いじめは犯罪!絶対に許さない」というポスターを全国の学校に貼っていただいております。
ですが、少年法がありますので、大人の犯罪と同様に扱うことはできません。
しかし、「いじめ防止対策推進法」では加害者を別室で学習させることを認めていますし、出席停止の指導も認めています。
その上で、私たちは、被害者を守るためには、被害者が二度といじめられない状況をつくりだし、安心して通える学校にすること、加えて加害者には、教師や保護者が、加害者を説得し、自らの過ちを認めさせ、
反省を促すことが重要だと考えています。
さらに、現実に9,000件、10,000件と「いじめ」に関わってきた私たちとしては、次の点を強く訴えたいと思います。
1. いじめられている子の気持ちを理解できる大人であること。
2. いじめに対する対処法の知識を持つこと。
3. いじめの現場の95%以上は、学校である。従って教師にしかいじめは解決できない。
4. 今後、いじめが起きない学校、いじめを許さない学校の気風をつくること。
これらの点が重要だと考えています。
私たちは「相談されたいじめの9割以上を解決してきた」と話していますが、より詳細に話すと、「学校と交渉して、学校にいじめを解決する決意をしていただき、学校を挙げていじめを解決してもらってきた」ということです。
学校なくして、いじめは解決できませんでした。その意味でも、先生方は敵ではなく、いじめを撲滅するための大切な同士であると考えております。
くり返しますが、春休みが終わると新学期が始まります。