いじめから子供を守ろうネットワーク代表 井澤一明のブログ

日本から、「いじめ自殺」をなくしたい!


テーマ:
もう2月ですね。
受験真っ最中です。
それが終われば、まもなく卒業式シーズン。
この時期のいじめは、学校が対応を嫌がるので解決に時間がかかりますし、先延ばしにされてしまうこともよくあります。
ぜひとも、早期発見、早期相談に心がけて
早期解決をしてあげていただきたいと思います。
今月のメルマガを転載いたします。
-----------------------------
☆2017年2月3日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]
◇代表メッセージ◇
■□ 学校にとっては暴力より「いじめ」が問題 □■
節分です。
春はもうすぐですが、もう少し寒い日が続きそうですね。
さて、沖縄の中学生の暴行動画がネット上に流出し、問題となっています。
撮影場所は校外で、1人が暴行を加え、2人が動画を撮影し、4人に取り囲まれての事件です。
動画は約2分で、1人の生徒が全く抵抗しない男子に殴る蹴るを繰り返す様子が撮影されています。
沖縄タイムスの報道によれば、
「教委は事実関係を調べ、いじめとはみていない。学校側は、加害者とその保護者に指導を行ったと説明している。」とあります。
この報道を受けて批判が殺到しており、この件で、
アイティメディア社の「ねとらぼ」編集部は中学校長に取材したとのことで、以下に引用してみます。
◆◆◆
・被害生徒と加害生徒らは小学校時代からの友人関係であり、中学進学後も家族ぐるみでの付き合いが続いていたとのこと。
一方的ないじめなどに発展したことなどは今回の事案以前には確認されておらず、
「文句を言った」「言わない」といったささいなトラブルが原因で暴行へと発展したとみている。
・また校長は、「いじめとはみていない」と報道されていることについて、
「いじめとは集団などで長期的に1人を対象に行ういやがらせなどを指し、今回がそれに該当するのかどうかについては難しい。
友人間のトラブルとみている」と複雑な心境を明かした。
・市教育委員会・指導課を取材したところ、
本件については「いじめという認識をもち、対暴力について事実確認及び指導を行っている」とした。
この事案について沖縄タイムスが「同級生を暴行、動画で拡散 教委『いじめとみていない』」と報じ、
本文中で「中学校がある自治体の教委は事実関係を調べ、いじめとはみていない」としたことについては、
「私(担当者)の言葉足らずがあるかもしれないが、事実ではない」と否定した。
◆◆◆
この校長の頭のなかにある「いじめ」の定義は、
平成18年(2006年)度以前の「継続的である」ことが条件であった時代のものであることがわかります。
「いじめ防止対策推進法」の中で「いじめ」が定義されている現在、
教師、ましてや校長が定義を理解していないのは、職務怠慢というべき状況です。
結局、学校長は「いじめではない」と言いたいだけのように聞こえます。
私たちも数多くのいじめ相談を受けておりますが、
学校において「いじめでなければ良いんだ」という考え方が増えているように思います。
前述の沖縄の事件は、「いじめ」というよりも「リンチ事件」です。
加害者は、「暴行罪」であり、「傷害罪」に問われて当然ですし、一般的ないじめよりも「悪質」です。
しかし、このように考えるのは、「普通の人」であり、学校は違うようなのです。
実際、暴力を含んだいじめの相談を受けて学校側に解決してもらうようにお願いすると、
「これはいじめではありません。ケンカです」
「これはいじめではありません。暴力です」
「これはいじめではありません。ふざけているだけです」
等々の言葉が返ってきます。
問題を抱えた学校の先生たちにとって
不思議なことに、暴力事件や傷害事件よりもいじめは「認めがたい事件」なのです。
なぜ、こんなことになるのでしょうか。
暴力事件や傷害事件が起きた場合は、一般的に、学校の責任を追求されにくい案件だからかもしれません。
マスコミの報道でも、加害者の責任は追及されますが、学校の責任が問われることはあまりありません。
しかし、「いじめ事件」となると日頃の生徒指導や学級経営、アンケートの実施状況など、
学校の対応について言及されることになります。
これは「困ったこと」なのでしょう。
しかし、これでは「教師、校長の仕事を果たしている」とは言えないことに
先生たちは気付いているのでしょうか。
「事なかれ主義」の考え方を教育の世界から追放しなくてはならないと強く感じています。
先日、出会った教師は、
「そもそもいじめに対処する責任が教師にあるのでしょうか。法律には書いてないでしょう」
と話していました。
確かに「教育基本法」には明文化されておりませんが、過去の判例において「学校は安全配慮義務を有する」ことが明らかです。
さらに、
「いじめ防止対策推進法」には、学校及び学校の教職員の責務として、
「第八条 学校及び学校の教職員は、基本理念にのっとり、
当該学校に在籍する児童等の保護者、地域住民、児童相談所その他の関係者との連携を図りつつ、
学校全体でいじめの防止及び早期発見に取り組むとともに、
当該学校に在籍する児童等がいじめを受けていると思われるときは、適切かつ迅速にこれに対処する責務を有する。」
と記されています。
教師には、法律的にもいじめに対処する責任があるのです。
「教師はいじめに対処しなくていい」という先生がいる一方、
「学校でいじめがあれば、それは我々、教師の責任です。いじめは許しません」と話してくださる先生方もいます。
文科省や教育委員会は「いじめではありません」などと責任逃れをする教師ではなく、
「いじめは教師の責任だ」と言う先生を育てていただきたいのです。
そのためにも、教師によってまちまちな生徒指導能力に頼るのではなく、どの先生であっても
一定の問題解決能力、生徒指導能力を獲得できる教員研修を実施していただきたいと考えます。
教師の自覚と訓練こそ、現代の教育者には不可欠です。
いじめの相談が相次いでいます。
不安に思ったり、疑問に思ったりすることがありましたら、ご遠慮無くご連絡ください。
一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
一般財団法人 いじめから子供を守ろう ネットワーク
いじめ相談窓口 03-5719-2170
メールアドレス kodomo@mamoro.org
ホームページ  http://mamoro.org/
ブログ http://blog.mamoro.org/
掲示板 子供用 http://mamoro.org/kodomo/
掲示板 保護者用 http://mamoro.org/otona/
まぐまぐ http://archive.mag2.com/0000226312/index.html
まぐまぐ携帯版 http://mini.mag2.com/i/m/M0065147.html
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

始業式早々の自殺事件が気になります。子供たちには、受験シーズン、さらには年度末を乗り切ってもらいたい。
「自殺したくなる気持ち」に負けないで。
今月のメルマガを転載いたします。
-----------------------------
☆2017年1月11日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]
■□ 「いじめ」はなぜ起きる? □■
先日、お会いしたお母さんが、
「今、息子が受験なんです。3月まで気が抜けないのよ」
と話していましたが、
現在、受験生は最後の追い込みのために日夜をついで努力し続けていることだろうと思います。
学校の方は、冬休みも終わり、新学期を迎えています。
この時期に起きるいじめは、早期解決が絶対です。
多くの学校では、問題を先送り、つまり学年が上がるまで店晒し(たなざらし)状態にしがちだからです。
気になっている保護者の方がいらっしゃいましたら、早めに学校に相談してみてください。
さて、年末のことですが、
事務所まで取材に来てくれた高校生が、学校に提出した論文のコピーを送ってくれました。
その中に、「いじめは差別によって起きている」と読める一文がありました。
しかし、一言で言い切るのはどうだろうか、という気もします。
「なぜ、いじめは起きるのか」ということを言い換えれば、
「人はなぜ、他人をいじめるのか」ということになると思います。
難しい質問です。
様々な書籍を読んでみてもよくわかりません。
「人それぞれいじめる理由は違う」と言っても正解でしょうし、
「人は人を区別し差別化するからだ」というのも正解のようにも思えます。
「人は閉空間に押し込められると、自分の領域を増やそうとする」という考えもあります。
「いじめ」という言葉は、簡単に口にすることはできるのですが、
「いじめの原因は何か」の答えを出すことは、なかなかに難しいものです。
この問の答えは、山のようにあり、しかも、それぞれの考えは間違ってはいません。
どれもが正しいと言えます。
結局、答えがありすぎて、絞り込めないところが難しいのです。
いじめが起きる原因をさぐるためには、
逆に「自分が絶対にいじめない相手がいるとしたら、それは誰か」
と考えてみると答えに近づくことができるかもしれません。
この答えは、「自分」となるのではなでしょうか。
自己卑下とか自己否定の感情を別として考えると、
「自分は、自分をいじめない」のです。
従って、いじめが起きる原因は、「他人は自分ではない」と考えるところに原因があるように思います。
つまり、「他人をいじめたところで、自分は苦しくない。それどころか楽しく思うこともある」
だから、「いじめは起きる」のです。
「他人は自分ではない」というところを出発点として、
「あいつは外国人だ」
「むしゃくしゃする。あいつで憂さ晴らししよう」
「あいつが泣くのは面白い」
「ざまあみろ」
「あいつはいじめられてもしょうがない」
「あいつをひきずりおとしてやろう」
全て、「自分でない他人」だからこそ、こんな酷いことを考えられるのです。
差別や、嫉妬、ねたみ、自己の快楽、ストレスのはけ口等々の感情は誰にでもあります。
この感情のままに動くことで、「いじめ」が起きてしまいます。
しかし、そんな感情が起きても、そのままいじめに走る子は少ないのです。
みんな我慢するものなのです。
「それは悪いことだ」、「やったら犯罪になる」、「人間として恥ずかしい」という気持ちが起きてきて、
「いじめたくなる」気もちを抑える感情、つまり「理性」が働くものなのです。
理性が負けて「感情」が勝つような状態になることを
一般的には「アニマル化」、「動物化」という言葉で表現していることも多くあります。
ですから、私たち大人は、
子供たちに「理性」とか、「我慢する心」、「自制心」の大切さを
自らの姿勢で伝えていかなくてはならないのではないかと思います。
「他人は自分ではない」からいじめるのですから、まず、「他人を自分だと思うこと」が大切です。
そして、一人一人の多様な個性を認める、違いを認める寛容さを養うことからスタートしていくことが大切だと思います。
さらには、「自分がされていやなことは他人にしない」という考えを子供たちに教えていくことは大人の大切な役割です。
今年も、早々にいじめ相談も入ってきています。
冒頭に述べましたように、この時期は、なお一層の早期発見、早期解決が必要です。
気になることが有りましたらご遠慮無くお電話いただけたらと存じます。
一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
一般財団法人 いじめから子供を守ろう ネットワーク
いじめ相談窓口 03-5719-2170
メールアドレス kodomo@mamoro.org
ホームページ  http://mamoro.org/
ブログ http://blog.mamoro.org/
掲示板 子供用 http://mamoro.org/kodomo/
掲示板 保護者用 http://mamoro.org/otona/
まぐまぐ http://archive.mag2.com/0000226312/index.html
まぐまぐ携帯版 http://mini.mag2.com/i/m/M0065147.html

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


12月ですが、いじめの相談がとまりません。
いじめ関連のニュースも続いておりますが、
 昨日は、10件近くの相談がありました。

メルマガでは、取材についても触れていますが、
フジのユアタイムは、薄暗くして壁に強い照明を当てての収録でした。撮影の雰囲気づくりだったのでしょうが、やや不思議な雰囲気が出ていると思います。
 実は、全国放送ではありませんが、
 本日もいじめについての取材を受けました。
 放送日等については、またお知らせいたします~。

まぐまぐのニュースでも紹介されたようですし、
facebookでも既出なのですが、
メルマガを転載いたします。
しなみに、メルマガはほぼ週一で発行しています。
まぐまぐ、もしくは当団体宛にメールでよろしければお申込みくださいませ。

------------------------
☆2016年12月1日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]

◇代表メッセージ◇
 ■□ 学校を通さずに「重大事態」の報告できるシステムを! □■

12月ですね。師走という言葉を聞く季節になりました。
 「師走(しわす)」、つまり師、先生が走らなくてはならない程に忙しい季節だからと
教わったものですが、今の子供たちはどのくらい知っているのでしょうか。(諸説あるようです)。

相談にのっていた高校生とこんな会話をしたこともあります。
 「クリスマスは何の日か知ってる?」
 「知らないよ。何の日なの?」
 「キリストっていう人が生まれたんだよ」
 「何した人?」

これだけイルミネーションや、クリスマスツリーが街中に飾られているので、
 子供たちは楽しい雰囲気を味わっていると思いますが、やや残念ですね。

クリスマス、お正月と続く子供たちにとってはわくわくするような月が始まります。
しかし残念なことに、いじめの報道が後を絶ちません。
 青森の中2女子の自殺事件、青森の中1男子の自殺事件、兵庫県加古川で9月に中2女子自殺が発覚、
 横浜の中1男子の震災いじめ事件、学芸大付属高のいじめ重大事態事件、新潟の男子高校生飛び込み事件等々。
 悔しいことに、保護者や本人が「いじめられている」と訴えていた事案が多いことです。
いじめの初期段階で、いじめを解決できていれば、ここまでにはいたらなかったはずです。

私の方も、先月17日に日テレで紹介されたことに続いて、
30日は、フジテレビのユアタイムから緊急での取材が入り、学芸大付属高の事件に関してのコメントが放送されました。
 事務所に取材に来られたディレクターは、元、高校の教師をされていたということでした。
 教育に関わった人間として、子供たちの現状についてのいきどおりと悔しさがその言葉の中に見え隠れしていました。

今回の事件は、学芸大付属高校において、「重大事態」に該当するいじめ事件が起き、
 学芸大学が半年も報告を遅らせたというものです。
いじめの内容は、体育祭の練習時に手首を骨折させられた、投げられて脳震盪を起こした、
セミの幼虫をなめさせられたことが分かっています。
 被害者はいじめアンケートに「いじめがあった」と回答していたことも報道されています。
この事件について学校は、朝日新聞の質問に対して、
 「本人が、骨折については自分で転んだと言っていた」
 「脳震盪については、原因の追求をせず、報告書もつくっていない」
と回答しています。
また、アンケートについては、「いじめは確認できなかった」とのこと。

これは、明らかに隠蔽であり、学校の対面しか考えていないと言われてもしかたない状況です。
いじめ相談に来られる保護者の方と話していて感じるのは
「学校は重大事態を認めたくない」それどころか「いじめがあった事実」を認めたくない学校がこれほど多いということです。
 私たちのところに来る相談からみると、「国立の付属中学、高校」は、いじめが解決しにくい学校であることは確かです。
この学校の教師の多くは、子供たちの生活指導に関心が無いように感じられます。
 入学して来る子供たちは優秀な成績の子が多いので、「勉強は自分でやれ」という姿勢で接してくるという話をよく伺います。
その結果、公立の先生に比べて、「いじめの対処法」についての知識不足、スキル不足になりがちです。

さらに加えて、学芸大の学長も、付属高校の校長も
「報告しなければならない」という根本的なことさえ知らなかったのではないかと思います。
 公立でしたら、教育委員会という組織が上にありますが、
 国立の場合、上の組織と言ったら文部科学省そのものになります。
きめ細やかな指導などされているとは考えられません。
そもそも、「いじめ防止対策推進法」など細かく読んだり、研修をしたりもしていないのではないかと推測されます。

ですから、私たちが訴えているように「いじめ防止対策推進法」には、
ひどい対応をする教師は「懲戒処分」にするということを明記することが欠かせません。
しかし、それだけでなく、「重大事態」を認定し報告することが「学校だけ」に委ねられていることも問題です。
 学校は「重大事態」や「いじめ」を認めたくない傾向がありますから、
 学校を通さずに、保護者や本人から「たいへんないじめを受けている。重大事態だ」という訴えを受け付けるべきです。
さらには、「ウソをついてはいけない」、「隠し事はだめだ」、「悪いことをしたらあやまりなさい」と教えている教師自身が
 この言葉を自分が率先垂範しなくては意味がありません。
 文科省には、制度やシステムだけではなく、教師自身の誇りや責任感、さらにはモラルをあげるべく、先生を鼓舞する
「教師への道徳授業」、「教師としての自覚向上」のためのプログラムを実施していくことを提案したいと思います。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
一般財団法人 いじめから子供を守ろう ネットワーク

いじめ相談窓口 03-5719-2170
メールアドレス kodomo@mamoro.org

ホームページ  http://mamoro.org/
ブログ http://blog.mamoro.org/

まぐまぐ携帯版 http://mini.mag2.com/i/m/M0065147.html

 

 

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

 

横浜のいじめ事件に関して、日テレの「スッキリ!!」から電話取材を受け、17日の朝、放映されました。
これは、横浜市で「震災で引っ越してきた子」がいじめを受けて不登校になっていることが発覚したいじめ事件です。
言葉のいじめだけではなく、150万円もたかられていたことも報道されています。
この事件に対して、第三者委員会は、「教育の放棄に等しい」と非難していますが、
この第三者委員会も、保護者からの強い申し出があって何とか設置されたものであり、学校と教育委員会の「隠蔽体質」が問題になっています。
私たちのメルマガでも言及しておりますので、
メルマガを転載いたします。
ちなみに、メルマガは毎週はっこうしておりますので、
ご購読いただければうれしく思います。
ご希望の方は、 kodomo@mamoro.org にメルマガ希望とお送りいただくか、まぐまぐでお申込みください。

 

 

-------------------------------
☆2016年11月16日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]
★いじまもNOW★
◇事務長メッセージ◇
■□ 守られないいじめ防止対策推進法 ■□
11月14日の2016年最大の満月「スーパームーン」。
あいにくの天気で、一部の地域しか見れなかったようですね。
我が家でも、残念ながら見ることは出来ませんでした。
さて、また悲しい事件が明らかになりました。
原発避難の生徒がいじめで不登校になり、小学校の卒業式にも出られず、
中学になった今でも不登校が続き、現在はフリースクールに通っています。
報道によりますと、
この生徒は小学2年だった平成23年8月、
原発事故で福島県から横浜市に自主避難し横浜市立小学校に転校。
その直後から、名前に菌をつけて呼ばれたり、蹴られたりするなどのいじめを受けました。
また、小5のときには、同級生に「(東電から原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と言われ、
遊ぶ金として5万~10万円を計10回ほど、総額150万円ほど払わされたと証言しています。
父親は、何度相談しても一向に動こうとしない学校に不信感を持ち、
弁護士に相談しながら、学校側やいじめたとされる同級生の保護者らと話し合ったが、改善せず、
昨年12月に第三者委に調査を申し入れました。
第三者委は、学校の対応について、一昨年に生徒側から相談を受けていたにも関わらず、
適切に対応しなかったことを「教育の放棄に等しい」と批判しました。
市教委に対しても、重大事態と捉えず、調査の開始が遅れ、生徒側への適切な支援が遅れたと指摘しました。
生徒は中学1年の現在も不登校が続き、カウンセリングを受けていますが、
今は、フリースクールに通い前向きに過ごし始めています。
いじめ防止対策推進法では、不登校や金品の被害があれば、
学校は「重大事態」として速やかに市教委を通じて有識者でつくる第三者委員会で調査するよう定めています。
しかし父親の話では、
学校側は「お金が絡んでいるので警察に相談してください」と言うだけで
同級生への指導はしてくれなかったといいます。
また、市教委は「学校が調べたところ、被害者と加害者の証言が食い違い、
いじめの認定ができなかった」と釈明しています。
しかし、文科省生徒指導室は
「自治体には、いじめと確定していなくても第三者委で調査するよう指導している。
証言が食い違うからこそ、中立公平な第三者委が早く調査する必要がある」としています。
さらに、文科省生徒指導室の担当者は「今回のように、学校が重大事態と認識せず対応が遅れる例は
全国的にある」と説明。
速やかに第三者委を立ち上げられるよう、マニュアルを策定し、指導を強化する方針だということです。
これが、今の実態です。
文科省は「学校が重大事態と認識せず」と言っていますが、
これは明らかに「学校による隠蔽」でしょう。
自治体に指導をしていても、このようなことが実際に起きているのです。
いじめ防止対策推進法が守られていないケースが少なからず存在するということを、
文科省自身が認めているならば、実効力を伴った対策が必要なのではないでしょうか。
道路に信号機を設置しただけでは、交通事故はなくなりません。
違反者を罰したり、取り締まりを強化したり、具体的な対応をしなければ、
改善していかないことは、誰でもわかっていることです。
いじめ防止対策推進法も同じです。
いじめ防止対策推進法を制定しただけでは、いじめはなくなりません。
同じように、違反者を罰したり、取り締まりを強化したり、具体的な対応をしなければ、
何の効果も発揮しないのです。
いくら現場の教師から「俺たちを信用できないのか」という声が上がったとしても、
現に違反者がいるのなら、それに対処できなければいけないはずです。
文科省も現状を認識しているのなら、より具体的な対応策を立ててもらいたいものです。
私達も、このいじめ防止対策推進法が、順守され、いじめ防止により効果があがるよう、
今回の事件のように、隠蔽する学校・教師への処分を明確にするように、
求めていきたいと思います。
ぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
一般財団法人 いじめから子供を守ろう ネットワーク
いじめ相談窓口 03-5719-2170
メールアドレス kodomo@mamoro.org
ホームページ  http://mamoro.org/
ブログ http://blog.mamoro.org/
掲示板 子供用 http://mamoro.org/kodomo/
掲示板 保護者用 http://mamoro.org/otona/
まぐまぐ http://archive.mag2.com/0000226312/index.html
まぐまぐ携帯版 http://mini.mag2.com/i/m/M0065147.html

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:


いじめの相談が増えた、というのが
近頃の実感です。
いじめ認知件数が発表されましたが、
 来年の発表では、もっと増えるようにしか思えません。
 今月のメルマガを転送いたします。

 ------------------------------
☆2016年11月2日☆
[いじめから子供を守ろう メールマガジン]

◇代表メッセージ◇
 ■□ いじめの実態といじめ認知件数 □■

11月に入っていきなり、冬に突入しそうな雰囲気です。
 街を歩く人たちを見ると、コートを着ている人がかなり増えてきました。

さて、先週、いじめ認知件数が発表されました。
 文科省から10月27日に、
 「平成27年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査結果(速報値)」が公表されました。
 今年の3月末までの「いじめ認知件数」は、過去最多の22万4540件となりました。
26年度より3万6468件の増加ということです。
しかし、この数字を額面通りに受け取るわけにはいきません。

件数が多かった自治体は、
 千葉県 2万9,665件、
 京都府 2万5,279件、
 宮城県 1万7,708件、
となっています。

これを1000人当たりのいじめの件数で見ると
少ないところでは、
 佐賀県 3.5人、
 香川県 4.5人、
 広島県 5.1人、
 福岡県 5.1人、
とい数字が出ています。

反対に多い自治体は
京都府 90.6人、
 宮城県 70.8人、
 山形県 48.4人、
 宮崎県 47.2人、
 千葉県 45.6人、
となります。

毎年ながら、「いじめ認知件数が違いすぎる」と感じます。
 学校基本調査によれば、全国の小中高生は、約1394万人です。
 京都府の割合でいじめが起きているとすると、126万人の子が昨年度いじめを受けたということです。
 千葉県の割合だとすると、63万人ということになります。

佐賀県の割合でみますと、各学校で1人しかいじめられないということです。
しかし、この数字は信じられません。

今年の6月に、文科省の国立教育政策研究所が発刊した冊子『生徒指導支援資料6「いじめに取り組む」』によれば、
 中学生の約9割もの子が「いじめられた経験がある」という調査結果が出ています。
この結果は、6年もの時間をかけた追跡調査の結果であり、信頼できる数字です。
したがって、「ワースト」と呼ばれている京都府こそが真実の数字を発表したと見るべきであり、
ワーストではなく、「よく調べている自治体」として認めるべき内容です。

信頼できない数字では意味がありません。
 文科省としては、いじめ認知件数の報告を求めるに当たって、
より精度をあげる方法を考える必要があります。
 国として、いじめ認知件数を公表しているわけですから、その数値が信頼できる数値でなければなりません。
 一般の会社では、製品の質を担保するためには、サンプリング検査や、抜き打ち検査を実施しています。
 文科省にできないわけはありません。

このような状況の中で、やはり私たち保護者は、
 京都府の公表している1000人当たりのいじめ認知件数90.6人をベースにしていじめ問題を捉え、
 1年で、「10人に1人」、「クラスでは3人」の子がいじめられていると認識しておかなければなりません。

このような状況では、子供たちは「次は自分がいじめられるかもしれない」という不安と毎日戦っているはずです。
 子供たちの不安を解消するためにも、大人が、「いじめのないクラス」をつくってあげる必要があります。
 先生方に任せっぱなしにしてもいい場合もありますが、親としては不安です。

したがって、自分の子が通っている学校の状況にアンテナを張っておくことが大切です。
 当然ですが、学校の状況を一番詳しく知っているのは、「自分の子」です。
 情報収集の第一は、お子さんと話しながら、学校での仲の良い友だちや、問題をよく起こす子、
 信頼できる先生はどの先生かということを把握しておきたいと思います。

さらには、学校を「自分の目」で見ることが、とても有効です。
 落ち着いたクラスなのか、先生の授業はわかりやすいのか
休み時間の過ごし方、給食や掃除の時間。さらには下駄箱の様子など
1、2時間見学するだけでも随分わかるものです。
 先生に許可をいただかなくてはならないという学校もあるでしょうが、
ぜひ、時間をつくって学校を見に行ってください。

私たちのところには、毎日、いじめ相談が届いております。
いじめを解決するには早期発見・早期解決が基本です。
 不安に思ったり、気になることが有りましたら、ご遠慮無くご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明

 Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
一般財団法人 いじめから子供を守ろう ネットワーク

いじめ相談窓口 03-5719-2170
メールアドレス kodomo@mamoro.org

ホームページ  http://mamoro.org/
ブログ http://blog.mamoro.org/

掲示板 子供用 http://mamoro.org/kodomo/
掲示板 保護者用 http://mamoro.org/otona/
 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。