部課長クラスから、優秀なメンバーを選抜し、集中して鍛えるプログラムを走らせる会社が多くなった。
上手く行っている会社もあるが、躓いている会社も多い。
プログラムの内容、選抜されていない人たちのモチベーション、選抜人材のやる気などなど、理由は
色々がるが、その中でも選抜人材のやる気が大きくプログラムの成否を左右すると考える。
企業が多額の予算を割いて作ったプログラムでも、いやいや参加し、結局途中でリタイアしたり、
思うようなアウトプットを出さない人材も少なからず存在する。
そういう人材が、選抜されないよう、選抜人材の選抜方法をもっと慎重にすべきと考える。
選抜を現場任せにしてしまうと、仕事は優秀だが、実は会社にコミットしていない人材を選んだり、
外れては困るエース級を出さなかったりする。
選抜は、人事がやるべきだろう。
では、どういう基準でやるか。
人の能力はあとでどうにでも教育できると思うが、会社へのコミットメントを引き出すのは
一筋縄ではいかない。
選抜人材は、能力はどうあれ、その時点で、会社へのコミットメントの高い人を選抜すべきであると思う。
ではどうやってそういう人材を見極めるか。
私は、候補者を集めた座談会を開き、人事がオブザーブすることをお勧めする。
会社の課題についての自由な発言が許させる会を開き、その中での発言内容を聞く。
会社についての危機感はあるか、視座が高いか、変えていきたいという意欲があるのか。
この三つの視点で見極める。発言を聞けばだいたい分かる。
ここに時間と労力をかけることで、今後の選抜人材の活躍の成否が変わる。
意欲さへあれば、戦略面、実行面、リーダーシップは、いくらでも選抜研修で学べる。
そういう問題意識の高い人材であれば、選抜されても意欲的に研修に取り組み、
将来の幹部候補として、現場でさらに活躍していく可能性が高い。