ホテルへの到着予定時刻が23時頃ということで、

 もし、何らかのトラブルで部屋がなかったら、どうしよう、、、

なんて思っていたが、杞憂に終わった。

日本だったら、一晩位なら、ホテルに泊まれなくても、安全に朝まで過ごせると、思っているが、、、

 

ちなみに、部屋は、1人での利用にも関わらず、おそらくクイーンサイズくらいのベッドが2つ。

今回利用したホテルに限らず、日本のビジネスホテルなどでも、部屋が薄暗い感じが好きではない。

寝るときはともかく、そうでないときは、明るい部屋が好きなので、、、

 

米国ホテルのアメニティ事情もよくわかっていなかったので、

一通り、持って行った。

 

持って行ったのは、

 歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、髭剃り

 

部屋にあったのは、

 リンスインシャンプー、ボディーソープ

 

その他、タオルは、十分。

多めに、日本から持って行ったが、その必要はなかった。

 

歯ブラシ、歯磨き粉は持って行って良かった、、、

シャンプーについては、使い心地は良いとはいえなかったが、こだわりはないし、たかが1週間なので、

備え付けのものを使った。持って行ったものは、そのまま持って帰ってきた。

 

あと、部屋にあったのは、ドライヤーとアイロン、アイロン台。

アイロンをかける予定はなかったので、とくにいらなかった。

その代わりに、ズボンプレッサーがあったらよかった。

 

部屋にあってほしかったのは、靴ベラ。

私は、すきあらば靴を脱ぎたい、と思っているので、通勤用のカバンには、入れてあるが、

米国に持って行ったカバンに入れておかなかったのは、失敗だった。

 

あと、スリッパ(というか、サンダル)は、部屋にはないので持って行って良かった。

国際線の機内でも重宝したし。

 

日本のビジネスホテルも、ここ数年泊まっていないので、覚えていないが、

部屋に簡単なコーヒーメーカーがあったのは助かった。

ドリップ用の紙で作られた袋に、コーヒーの粉が詰められていて、

その袋と、水をセットするタイプ。

 

それ以外にも、ロビーのところに、無料のコーヒーが用意されていたのもプラス。

ただ、早ければ、午前中には、ロビーのコーヒーはなくなってしまうので、

朝しか利用できなかったが、、、

 

ちなみに、ホテルの部屋の、セーフティーボックスと、トイレの扉が壊れていた。

セーフティーボックスに貴重品を入れる予定はなかったので、これには困らなかった。

 

トイレの扉も、一人での利用だったので困らなかったが、、、

 

洗面所、トイレ、シャワーと、この順に並んでいて、洗面所とトイレの間に扉がある。

この扉が、引き戸式だったのだが、閉めた状態で固定できない。

トイレで用を足していたり、シャワーを浴びていたりすると、この扉が段々開いていき、すぐに、フルオープン状態。

2人で使うのは、避けたい部屋であった。

 

シャワーは、日本のビジネスホテルのユニットバスよりは、ちょっとだけ広いくらい。

縦長のシャワー室で、狭い方の壁にシャワーヘッドが取り付けられていた。なお、シャワーヘッドの向きは変えられない。

私の身長は180cmくらいだが、頭の高さくらいにシャワーヘッドがある感じ。

そのため、シャンプーなどのときは、少し、腰をかがめる。

米国人は、私よりも大きいイメージがあるが、きつそう。

そして、お湯は、横よりは下に向けて出る感じ。なので、体を洗うときは、壁にへばりつくようにしなければならない。

 

シャワー室のシャワーヘッドがついてない側の半分は、全く、機能していないように思ったのだが、

使い方を間違えていたのだろうか、、、

 

いわゆる、風呂の入り方は、小さいころに、両親などに教えられ、

その後も、銭湯や、修学旅行、合宿など、他人と入浴する機会があったので、自然と、調整されてきたと思う。

しかし、シャワー室になると、そのような機会がない。

洋画で見たことはあるが、なんだろう、シャワーを浴びているうちに、お湯が血に変わるホラー映画の映像しか頭に浮かんでこない、、、

 

 

 

 

 

朝起きて、半ば習慣のようにスマホを手に取り、眺めていたら、

埼玉県の難読地名のアンケート結果が目に入った。

その記事を読み終わった後、そのページに二度と辿り着けなくなったので、真偽のほどは自信がない。

 

タイトルから、埼玉県民が考える、難読地名のような感じで、埼玉県民がアンケートに答えたような感じ。

回答数は、1000弱くらいだったか。

 

1位、2位は、「毛呂山」(もろやま)「越生」(おごせ)だった。

50年以上埼玉県民なので、自然と読めているが、確かに読みにくいかもしれない、あと、上位に「蕨」(わらび)があった。

30位くらいまで載っていたが、「川島」(かわじま)は、ともかく、「川口」(かわぐち)は、難読か?

しかも、中ほどの15位前後のところにあったのは、「さいたま」。

どうした、埼玉県民、、、

 

さて、

シカゴから2時間半くらいのフライトで、アトランタに到着。

シカゴとアトランタでは1時間の時差があるので、シカゴを出たのが18時過ぎだったが、

アトランタについたのは、21時半頃。

 

アトランタの治安はあまりよくない、と聞いていたし、

到着が遅い時間だったし、

荷物抱えて歩き回りたくなかったし、

ということで、空港からホテルまではタクシー移動。

 

空港から、ホテルのあるダウンタウンまで、タクシーで20~30分。

 

空港とホテルの間以外にも、現地で何度か、タクシーを利用したが、

いわゆるメータがないのが、スタンダードかもしれない。一度も、お目にかかっていない。

どうも、空港とダウンタウンの間とか、ダウンタウン内の移動とか、均一料金のような感じがする。

乗って、目的地を言うと、金額を言われる感じ。

 

空港からホテルまでが、40ドル。

私より先に着いていた、仕事上のパートナーから、20%のチップ込みで48ドル、と知らせがきていたので、

私も、そうしようと思った。ただ、1ドル札を8枚数えるのも面倒で、そして、金銭感覚がマヒし始めていたこともあり、

50ドルを払った。

300ドルくらいの現金の持ち合わせだったのが、到着1時間で、1/6が無くなってしまったので、

心細さを感じた。

 

大きなトラブルもなく、無事に、ホテルのチェックインが完了した。

ちなみに、ホテルは、googleマップなどで見ると、3つ星らしい。

旅行会社に安そうなところを選んでもらったが、素泊まり7泊で、約30万円。

日本の物価の3倍、と思うと、まあそんなものか、という感じだが、、、

 

ただ、場末感が漂うホテルだった。

エレベータに乗ると、中は、赤紫っぽい色の照明で、

どのジャンルかはわからないが、”場末のスナック”でBGMとして流れていそうな音楽が流れている。

ただ、部屋は広かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、シカゴの国内線(?)ターミナル。

再び、保安検査を受けることになる。

 

2列で進んでいくが、途中、10mくらい、隣の列の人と2人だけで入っていく、空間がある。

廊下の途中に、10m感覚で、自動ドアが設けられていて、

奥の自動ドアから、前の人が出ていったら、奥の自動ドアが閉まり、手前の自動ドアが開く。

そして、手前の自動ドアを入ると、手前の自動ドアが閉じて、後の人は入れないようになり、奥の自動ドアが開く。

奥の自動ドアから出ると、奥の自動ドアが閉まり、手前の自動ドアが開いて、後の人が入る、という感じ。

#通じただろうか、、、

 

そして、この2つの自動ドアの間には、係員に連れられた犬が、人間の進行方向を横切るように、行ったり来たりしている。

薬物も、爆発物も、持っていないので、なにもないはずだが、ちょっと怖い、、、

その後は、通常の、日本でも、日本の国内線でも、馴染みのあるような、金属探知機と、手荷物検査。

これは、無事にクリア。

 

国内線の出発の1時間ほど前に、搭乗ゲートに到着。

宿泊先のホテルへの到着が、23時頃になりそうなので、夕食(夜食?)のサンドイッチでも買っておこうと、

搭乗ゲート付近をブラブラしてみる。

マックがあったので、マックにしようかと思ったが、見たこともないような、

でかい(ジュースの自動販売機くらいの大きさの)タッチパネルで、支払い方も分からない、

しかも、それなりの列なので、まごついていると、他の人に迷惑をかけるので、売店を探した。

 

しかし、売店を見つけたものの、金額がよくわからない。

 そうはいっても、サンドイッチと水くらいだし、空港だし、ぼったくられることもなかろう。

 アメリカの物価高、円安も理解している。

というところで、購入することにした。

 

日本のコンビニで売っているようなものよりは、サンドイッチは多少大きい。

水も、500mlよりは多い。

だが、合わせて、18USD。およそ、3,000円。

もはや記憶は定かではないが、サンドイッチは、1パックだけ買ったと記憶している。

翌日、昼までは何も食べなかったので、朝食分までは買わなかったはず。


飲料としては、水やコーラのPETボトルはすぐに見つかるが、

コーヒーのPETボトルは、ほとんど目につかなかった。

 

この空港で買ったものを含め、朝食のサンドイッチと、水、ほぼ1週間分と、

1日のサブウェイでの昼食代で、およそ20,000円。

サンドイッチは、ホテルで購入したものもあり、近くのスーパーで購入したものもあり、あと、帰りの空港で食べたものもあり。

お金のかかりそうな、昼食や夕食は、基本、私の財布からはでていない。

 

ただ、それほど、大したものを食べていなくても、一食30ドルを下回ることはなかったように思うので、

一食、最低5,000円といったところ。

 

肌感覚として、米国の物価は、日本の3倍。

 

 

 

 

 

食事して、映画見て、ウトウトしながら、シカゴまで、羽田からおよそ、12時間のフライト。

日本との時差がー14時間。

木曜の夕方、17時頃、羽田を離陸し、同じ日の昼間、15時頃、シカゴに到着する感じ。

 

シカゴには、定刻より30分早く到着した。

しかし、ドアの不具合とかで、なかなかドアが開かず、おそらく、別のドアから降りることになり、

結局、定刻に到着したのと同じくらいの時間に、飛行機から降りることができた。

 

シカゴで、国内線へ乗り継ぎ。

チケットの手配を頼んだ旅行会社で、

「シカゴでの乗り継ぎには時間がかかるので、乗り継ぎ時間が2時間以内のチケットは出せない」

と言われ、3時間半ほど乗り継ぎの時間があった。

 

預けていた荷物を受けとってから、入国審査だったと思う。

2週間くらい前のことなのに、早くも記憶が薄れているが、荷物受取、入国審査、再び荷物預け、のながれのはず。

降機後15分くらいで、入国審査の列に並んだが、ここでおよそ1時間待ち。

米国での入国審査は、大変だ、という話も聞いていたので、ビビっていた。

ESTAでは、承認済みだったが。

 

私の前の人は、どこの国の人かはわからないが、西洋人風の人。

ガラス越しに見える様子から、一言も発している様子はない。口を開けることなく、通過していった、、、

あの人は、何者なんだろう、、、口を動かさずに、発声できるひとだったのか???

 

そして、私の番。

聞かれたのは、おそらく、入国目的と、滞在日数。

具体的に、どう聞かれたか覚えていないが、最初の質問は「Why」で始まったので、たぶん、入国目的。

後の質問は、「How long」とか「How many days」とか、滞在日数を聞いているのであろう、

フレーズで始まった。

この2つの質問と、所持金を聞かれたときの答えは、準備してあり、

準備していたように答えたら、とくに問題はなかったので、合っていたのだろう。

 

それと、帰りのチケット、宿泊先のホテルの予約確認表、入国目的を裏付けるパンフレットは、念のため、いつでも出せるようにしておいた。

 

最後に、指紋撮影。

絵の通りに、両手10本の指の指紋を全て撮影して、無事、入国審査終了。

所要時間2~3分くらいか。

 

その後、荷物預けだったが、荷物を持っていって、チケットを出したら、パッと、ターミナル番号とゲートを言われて、

荷物をベルトコンベヤーに載せるよう指示された。

荷物を載せた後、ターミナル番号とゲートを聞き間違えていないか不安になったが、案内板も目に付くところにはなく、

係員も一人で、次から次へとやってくる人に、対応していたので、割り込んで聞く勇気もないし、並び直すと時間がかかりそうだし、ということで、自分の、記憶とヒアリング力を信じて、移動することにした。

 

ターミナル移動用の電車の乗り場に行ってみたら、ターミナル番号とゲートが対応づけられていて、一致していたので、

安心して、移動できた。

 

国内線の、目的のターミナルに着いたのは、飛行機を降りてから、1時間45分後。

確かに、2時間の乗り継ぎだと、厳しい。

 

海外に出るのが20年ぶりということで、かなり以前の記憶が薄れ、

入国審査については、ほぼ、中川家の礼二の芸のイメージだけになっていた。

今回、日本を出てから、再び、日本に戻ってくるまで、パスポートにスタンプを押されることなく、

パスポートはきれいなまま、見た目は、出国した形跡も、入国した形跡もないままになっている、、、

 

 

少しでも、英語に慣れておこうと思って、機内では、洋画を見るつもりでいた。

 

以前国際線に乗った時は、共通のスクリーンで、決まった時間に映画が流れていたと記憶している。

「ペリカン文書」「ジュマンジ」は機内で見た記憶がある。あとは、「Mr.ビーン」。

機内上映といえば、「Mr.ビーン」、「Mr.ビーン」といえば、機内上映、という印象で、

「Mr.ビーン」を機内上映以外で見たことはない、、、

 

今は、エコノミーといえども、座席ごとにディスプレイがあり、しかも、かなりの本数から選ぶことができる。

本数が多すぎて、選ぶのが面倒なくらい。

 

目的が最初に書いた通りなので、ストーリーを知っている映画を選択し、英語音声、英語字幕で見始めた。

私の英語力では、字幕を追っていくのが厳しい。

耳だけでは、理解しきれない。

英語音声、日本語字幕にしようと思ったが、私が選んだ映画が偶々そうだったのか、ユナイテッド航空だからかはわからないが、

日本語字幕にできない。

結局、邦画を日本語音声、英語字幕で見ることにした。

邦画を英語音声にすることもできたのかもしれないが、吹替が好きではないので。

#目的意識よりも、好き嫌いが勝ってしまった。

 

選んだのは「ミステリと言う勿れ」。

ドラマが好きだったので、ここで、映画を見られたのは良かった。

 

そのあとは、マトリックスやスターウォーズなど、知っている洋画を選んで、ほぼ音だけ聞いていた。

ストーリーを覚えていても、耳から入ってくる音だけでは、英語を理解できない、、、