食料品の消費税を1%にする方針が閣議決定されたようだ。
9月の臨時国会に法案が提出可決され、来年4月から施行とおもわれる。
消費税の仕組みを理解できていないが、減税により、消費者の支払額が減るというのが、理解できない。
熊本地震で被害を受けた酪農家の映像が気になったので、酪農家を例に挙げて、
税抜100円で仕入れ、税抜200円で牛乳を売って、100円の利益を得るという状況を考えてみる。
仕入れは、餌代など。
仕入れには、10%の消費税がかかり、110円(100円+10円)を仕入先に払い、
販売には、8%の消費税がかかり、216円(200円+16円)が売上となる。
受け取った消費税16円のうち、酪農家が6円を納税し、10円は仕入先に払っているので、仕入先が10円を納税。
これが消費税の仕組みの、私なりの理解。
仮に、飲食料品の消費税が0%になったとする。
このとき、税抜200円で牛乳を売ると、200円の売上となるが、仕入先には消費税10円を払うので、
利益が90円となってしまう。そうすると、減税前と同じ利益を得ようとすると、210円で売らざるをえない。
結果、消費者からすると、8%が0%になるのではなく、5%になるのと同じ。
もし、酪農家が薄利多売型で、税抜160円で仕入れ、税抜200円で売っていたら、
216円で売ることになり、減税前後で、販売価格は変わらない。
小売店にしても、似たようなことは起こり得るのではないか。
しかも、レジ改修の費用が商品価格に乗ったら、減税後のほうが販売価格が高くなるかもしれない。
そして、2年後に8%になったときは、税抜価格そのままで販売。
結局、消費者からすると2段階増税のようなもの。
減税されれば嬉しいが、それは、その効果が実感できるのが前提。
減税効果が実感できそうな気は全くしないのだが、、、、
大地震で被害を受けてどう立て直そうか悩んでいる事業者もいるはずだが、
さらに、減税対応まで求めるというのも理解できない。
私は、この前の選挙で、チームみらいに投票しているし、一貫していると言ってよいはず。