人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋 -51ページ目

人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人事コンサルタント/特定社会保険労務士が、日々の業務から得たノウハウやお役立ち情報、日々のニュースを人事屋目線で切ったコラムをお伝えします。

みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

昨日は「キャリア・アンカー」のお話をしましたが、もう少し詳しくみていきます。

キャリア・アンカーは、当然人によって様々なものがあります。

それをシャインは次のように分類しました。

◆8つのキャリア・アンカー

・専門:自分の専門性や技術が高まることに価値をおく

・全般管理:集団を統率し、組織の中で責任ある役割を担うことに価値をおく

・安定:組織に忠誠を尽くし、安定を得ることに価値をおく

・起業家:リスクを取り、新しいものを創り出すことに価値をおく

・自律、独立:組織のルールに縛られず、自分のやり方で仕事を進めていくことに価値をおく

・社会貢献:社会的に意義のあることを成し遂げることに価値をおく

・ワーク・ライフ・バランス:個人的な欲求や家族の願望、自分の仕事などとのバランスに価値をおく

・チャレンジ:解決困難な問題の解決や手ごわい相手との競争に価値をおく



◆最後まで譲れないものがアンカー

これらは全く独立したものとは限りません。

たとえば、「起業家」アンカーの人は、チャレンジ精神も旺盛でしょう。

また、「全般管理」アンカーの人も、専門性は身に着けたいと思っています。
一方、「専門性」アンカーの人も、出世をどうでもいいと思っているわけではありません。

しかし、「チャレンジ」アンカーの人は、挑戦することそのものに最高の価値をおいているのに対し、「起業家」アンカーの人にとってのチャレンジはあくまでも手段です。
この人が価値をおいているのはあくまでも、何かを創り出すことです。

また、「全般管理」アンカーの人にとって、専門性は組織を統率するゼネラルマネジャーとして必要な要件のひとつにすぎません。

一方、「専門性」アンカーの人にとって、ポストは自分の専門性を追求するうえで役に立つ場合にのみ価値をもちます。

このように、最終的にその人が追求したいものが何かが、キャリア・アンカーということになるのです。

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

3連休はいかがお過ごしでしたか?
まだ肌寒い日もありますが、春の到来はやはり楽しみですね。
私は栃木に苺狩りに行ってきました。
ハウスの中は甘い香りで一杯。
6種類の苺を楽しんできました。



さて、今日も人材のマッチング、ミスマッチの問題を考えてみましょう。

人材のミスマッチと本人の指向性を考えていくうえで参考になるのが、「キャリア・アンカー」という考え方です。

これはアメリカの組織心理学者、E.H.シャインが提唱している理論。

「アンカー」すなわち「錨」ですね。

停泊している船舶が、漂流しないようにするためにおろすものです。

キャリアを積んでいく中で、人は様々なことに遭遇します。

当然その間には、あっちこっちに蛇行したり、立ち止まったりということもあります。

そういう中で、拠り所となるのがこのキャリア・アンカーというものです。

自分としてこれだけは譲れないという価値観ということです。

このキャリア・アンカーが形成されると、容易には変わらないと言われています。

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

人材のミスマッチと適性の問題を続けます。

適性の1つめは能力の指向性、つまり、向き・不向きの問題というお話をしました。

この適性のもうひとつの側面は、本人の指向性の問題です。



ひとつめの能力の指向性とも関連しますが、本人の指向性というのは、要は本人の価値観の問題になってきます。

これはマネジメントの現場に身を置いたり、あるいは今の私のように、マネジメントの現場をあれこれヒアリングしているとよく実感できます。

たとえば、自分の専門性を高めることに価値観を置いているような人。

こういう人は、人を組織したり、組織を動かして何かをすることに価値を認めません。

当然ポストにも価値を認めていない。

出世したくないわけではありません。
ただし、出世、すなわち、より高いポジションにつくのは、自分の専門性をさらに高めることに役立つための「手段」であって、「目的」ではないのです。

こういう人をゼネラルマネジャーのようなポジションにつけてしまうと、それまでのような「輝き」を失ってしまうことがしばしばあるのです。

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