今年から30歳前後の優秀な若手社員を国内外で選び5年間かけて指導するということで、具体的には「アクセラレーター・プログラム」という育成プログラムに世界7カ国から、入社5年~10年目程度の若手社員を集めるということです。
この事例のポイントは、①世界統一基準、②若手選抜の2点。
世界のメガ・コンペティターと戦う製薬会社ゆえの施策とも言えます。
特に武田薬品の場合、社長がグラクソ・スミスクラインからスカウトしたクリストフ・ウェバー氏ということもあるでしょう。

欧米系の企業では、若手社員の中から人材を早期に選抜し、経営者教育をしつつふるいにかけていくということが多く見られます。
日本でもそのような取り組みをしている会社もありますが、少数派ですね。
後継者育成は経営者や幹部の重要な仕事であるという点は、日本でも欧米でも同じ。
もちろん日本でも後継者を育成しています。
ただ、やり方は欧米系企業とはだいぶ違うようですね。
日本の場合、人事制度のベースが長年、年功序列でした。
今でもそれは色濃く残っています。
職能給、役割給などを導入して年功色を弱めても、定年までの長期勤続を前提にしている点は変わりがありません。
そういう中では、昇進も割と遅く、かつ、すぐには差がつきません。
そのため、社員全員が社長を目指して出世レースをやるような状況になるのです。
今日はこの辺で。
このお話、少し続けます。お付き合いいただけると嬉しいです。
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