前回まで、以下のようなお話をしてきました。
・賃金には、人を基準に決める属人給と仕事を基準に決める仕事給がある。
・属人給には年功序列給、能力給(職能給、以下能力給も職能給という)、仕事給には職務給、役割給がある。
・属人給のメリットは柔軟性である。このことが年功的定昇とあいまって柔軟な人材配置の実現、働く人の安心感につながっている。
・属人給のメリットを実現するには、「人員構成が若年層中心であること」、「能力のレベルがおおむね経験年数に比例していること」、「特定分野のスペシャリストより、複数の業務をこなせるゼネラリストの方が必要とされていること」の3つの前提条件が必要。
最後に述べた3つの前提条件が崩れてきており、年功序列型賃金は限界にきているように思います。
また、職能給も見直しが必要でしょう。
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