正社員のメリット、デメリット(5)~働く側の視点(2) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

雇用改革、働き方改革を考えるシリーズ企画、「正社員」という働き方についてあれこれみています。

今回も引き続き、正社員のメリットとデメリットを働く側の視点でみていきましょう。

◆将来のステップアップ

前回、正社員の最大のメリットは雇用の安定というお話をしましたが、それと関連して、将来のステップアップという点も正社員のメリットです。



もちろん非正社員でも将来のステップアップはできます。当然。

ただ、正社員と違うのは、非正社員のそれは自助努力によるところが多くを占めているという点です。

会社が非正社員に体系だった教育をしていることはあまりありません。

これからの人材のあり方を考えると、この問題はこれからの人事上の課題だと思いますが、ある程度仕方ない面もあります。

また、非正社員は単純定型業務を担当していることが多く、しかもずっと同じ業務のままです。(非正社員を数多く活用している会社などでは、そうではない場合もありますが)。

こうした点も、今後の人材活用のあり方からいって考えるべき点が多々ありますが、それはまた別の機会に。

一方、長期勤続を前提にした正社員については、中長期の教育プログラムを用意している会社が多いです。

また、将来にわたって業務内容が高度化していき、昇進・昇格することを想定します。

長く会社にいるわけですから、そうなってもらわないと会社も困るわけです。

そのためにジョブローテーションが行われます。

社員研修やジョブローテーションは会社が必要だからやるわけですが、働く側としても、そのようなことを通じてステップアップが図れます。

つまり、会社が本人のステップアップのおぜん立てをしてくれていると言えるのですね。

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