メンタルヘルス不調が疑われる部下への対応を考える(3) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人事コンサルタント/特定社会保険労務士が、日々の業務から得たノウハウやお役立ち情報、日々のニュースを人事屋目線で切ったコラムをお伝えします。

みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

会社のメンタルヘルス対策を考えるコーナーです。

メンタルヘルス対策で大事なのは早期の対応。

そこでポイントになるのは、不調のサインを捉えることができるかどうかです。

◆管理職はどう対応するべきか

前回までのこのblogで述べたようなサインを感じると、上司はつい「彼はうつ病ではないかと考えてしまいます。

さらに本人に、「最近様子が変だ。うつ病かもしれないから、専門医にみてもらいなさい」などと言ってしまうことがあります。

しかし、「うつ病では」といった判断はすべきではありません。

また、医師の受診を勧めること自体はいいのですが、言い方などに注意が必要です。




◆こころの病の捉え方

こころの病の捉え方には、次の2つがあります。

①疾病性

②事例性

「疾病性」というのは文字通り、病気なのかどうか、病気だとしたらそれは何かということです。

一方、「事例性」とは、「遅刻が増えた」とか「ミスが増えた」といったことで、その人の行動が業務にどのような支障をきたしているかを示します。

疾病性は専門医の領域です。会社や管理職は、この部分については専門医に任せます。

会社や管理職がみるべきは事例性の方です。

ここを起点に、部下と話をします。

「賃金制度見直しの基礎セミナー」のお知らせ


7月13日(水)、「賃金制度見直しの基礎セミナー」を開催します

賃金は働く人の生活の糧であると同時に、人材の戦力化、活性化の決め手となる、経営ツールです。
どのような賃金制度を作り、社員の賃金をどう決めるか、どの会社も頭を悩ませています。
セミナーでは、賃金制度の作り方を、豊富な実務経験とコンサルティング経験に基づいて、分かりやすくご説明します。
人材価値を高め、業績向上につながる賃金制度を作っていきましょう。

詳しくはこちらをご覧ください!
賃金制度見直しの基礎セミナーのご案内




お役立ち無料小冊子5種類、人事・労務、人材マネジメントノウハウ満載のメルマガを発行しています。

【メルマガ】
・人材活性化ニューズレター


【小冊子】
・中途採用者の賃金の決め方
・賞与の基礎知識
・賃金表の作り方
・使用者のためのセクハラ読本
・個を活かす人事制度

詳しくはこちらを!
◆◇小冊子、メルマガのご案内◇◆




人事・賃金制度、就業規則・労務管理のご相談に真摯に対応します。
ご案内はこちらを


【人事・賃金制度】
ACEヒューマンキャピタルホームページ
※ACEヒューマンキャピタルは社労士事務所HRMオフィスが運営する賃金コンサルティング専門サイトです

【就業規則・労務管理】
社労士事務所HRMオフィスホームページ