メンタルヘルス不調者の職場復帰Part5(4)リハビリ勤務(4) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人事コンサルタント/特定社会保険労務士が、日々の業務から得たノウハウやお役立ち情報、日々のニュースを人事屋目線で切ったコラムをお伝えします。

みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

メンタルヘルス不調で休んでいた社員が休みに入るとき、あるいは職場に復帰するときには、どんなことに注意したらいいのか、どんなことを考えなくてはならないのかを、シリーズで掲載しています。

今回もリハビリ勤務中について解説します。



◆リハビリ勤務中に体調が悪化した場合

復職した社員のメンタルヘルス不調が再発するということは十分に起こりうることです。

その予防、また、そのようなことになってしまった場合に備えて、本人と産業医との定期面談は必ず行うようにします。

また、リハビリ勤務中の本人の様子や勤怠状況に注意し、たとえば遅刻がちになっているとか、欠勤するようになっているような場合はただちに主治医の診察を受けさせるようにします。

そして勤務が難しければ、再度休職ということになります。

その場合、休職期間を通算するのか、リセットするのかは、就業規則の定めによります。

もしそのような定めがなければ、きちんと定めるようにします。

◆リハビリ勤務中の賃金

軽減業務とはいえ、出社し業務に就いているのですから、賃金は支払わなくてはなりません。

しかし、通常の賃金でなくれはならない、ということでは必ずしもありません。

これは、会社の決まり次第。

リハビリ勤務中の賃金をどうするのか、きちんと決めておくのがいいですね。

「賃金制度見直しの基礎セミナー」のお知らせ


7月13日(水)、「賃金制度見直しの基礎セミナー」を開催します

賃金は働く人の生活の糧であると同時に、人材の戦力化、活性化の決め手となる、経営ツールです。
どのような賃金制度を作り、社員の賃金をどう決めるか、どの会社も頭を悩ませています。
セミナーでは、賃金制度の作り方を、豊富な実務経験とコンサルティング経験に基づいて、分かりやすくご説明します。
人材価値を高め、業績向上につながる賃金制度を作っていきましょう。

詳しくはこちらをご覧ください!
賃金制度見直しの基礎セミナーのご案内




お役立ち無料小冊子5種類、人事・労務、人材マネジメントノウハウ満載のメルマガを発行しています。

【メルマガ】
・人材活性化ニューズレター


【小冊子】
・中途採用者の賃金の決め方
・賞与の基礎知識
・賃金表の作り方
・使用者のためのセクハラ読本
・個を活かす人事制度

詳しくはこちらを!
◆◇小冊子、メルマガのご案内◇◆




人事・賃金制度、就業規則・労務管理のご相談に真摯に対応します。
ご案内はこちらを


【人事・賃金制度】
ACEヒューマンキャピタルホームページ
※ACEヒューマンキャピタルは社労士事務所HRMオフィスが運営する賃金コンサルティング専門サイトです

【就業規則・労務管理】
社労士事務所HRMオフィスホームページ