フレックスタイム制は時短につながるかPart3 | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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ワークライフバランス、働き方改革の面で最近改めて注目されているフレックスタイム制。

5月21日の日経新聞にも、霞が関の官庁でフレックスタイム制が導入されたという記事が掲載されていました。

しかし、一度入れてはみたものの、やめてしまった例もあります。

フレックスタイム制がうまくいかなかった理由には次の3つがあります。

・出勤・退勤時刻を管理できなくなり、結果的に労働時間が長くなってしまった。

・早めに出社しても早く帰ることは結局できない。これも労働時間が長くなる原因。

・会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。

今回はこの3つめ「会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。」についてみていきましょう。




【フレックスタイム制がうまくいかない理由その3】
会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。

フレキシブルタイムの時間帯には、時間を拘束するような業務アサインはできません。

会議の設定などが典型です。

こういうことは、コアタイムにしなくてはなりません。

これに対する不満は、特に管理職には多いですね。

こればかりは仕方がない。

業務実態をよく考えて制度導入の有無、フレキシブルタイムとコアタイムの設定を考えるしかありません。

しかし、改めて考えてみると、一般に会議というのは事前に関係者の予定を調整して設定するものです。
(急な会議が必要な場合は、フレックタイムかどうかにかかわらず、その時点で社内にいる人だけでやりますわね)。

フレックスタイム制であっても、このような調整は可能です。

というのは、1週間などの単位で事前に出退勤の予定を出させるのは可能だからです。

この予定を見て、会議などの設定をすればいいですね。

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