5月21日の日経新聞にも、霞が関の官庁でフレックスタイム制が導入されたという記事が掲載されていました。
しかし、一度入れてはみたものの、やめてしまった例もあります。
フレックスタイム制がうまくいかなかった理由には次の3つがあります。
・出勤・退勤時刻を管理できなくなり、結果的に労働時間が長くなってしまった。
・早めに出社しても早く帰ることは結局できない。これも労働時間が長くなる原因。
・会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。
今回はこの3つめ「会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。」についてみていきましょう。

【フレックスタイム制がうまくいかない理由その3】
会議などがうまく設定できない。業務の運営を阻害する。
フレキシブルタイムの時間帯には、時間を拘束するような業務アサインはできません。
会議の設定などが典型です。
こういうことは、コアタイムにしなくてはなりません。
これに対する不満は、特に管理職には多いですね。
こればかりは仕方がない。
業務実態をよく考えて制度導入の有無、フレキシブルタイムとコアタイムの設定を考えるしかありません。
しかし、改めて考えてみると、一般に会議というのは事前に関係者の予定を調整して設定するものです。
(急な会議が必要な場合は、フレックタイムかどうかにかかわらず、その時点で社内にいる人だけでやりますわね)。
フレックスタイム制であっても、このような調整は可能です。
というのは、1週間などの単位で事前に出退勤の予定を出させるのは可能だからです。
この予定を見て、会議などの設定をすればいいですね。
| *--------------------------* 「賃金制度見直しの基礎セミナー」のお知らせ *--------------------------* 7月13日(水)、「賃金制度見直しの基礎セミナー」を開催します。 賃金は働く人の生活の糧であると同時に、人材の戦力化、活性化の決め手となる、経営ツールです。 どのような賃金制度を作り、社員の賃金をどう決めるか、どの会社も頭を悩ませています。 セミナーでは、賃金制度の作り方を、豊富な実務経験とコンサルティング経験に基づいて、分かりやすくご説明します。 人材価値を高め、業績向上につながる賃金制度を作っていきましょう。 詳しくはこちらをご覧ください! 賃金制度見直しの基礎セミナーのご案内 |
| お役立ち無料小冊子5種類、人事・労務、人材マネジメントノウハウ満載のメルマガを発行しています。 【メルマガ】 ・人材活性化ニューズレター 【小冊子】 ・中途採用者の賃金の決め方 ・賞与の基礎知識 ・賃金表の作り方 ・使用者のためのセクハラ読本 ・個を活かす人事制度 詳しくはこちらを! ◆◇小冊子、メルマガのご案内◇◆ |
| 人事・賃金制度、就業規則・労務管理のご相談に真摯に対応します。 ご案内はこちらを 【人事・賃金制度】 ACEヒューマンキャピタルホームページ ※ACEヒューマンキャピタルは社労士事務所HRMオフィスが運営する賃金コンサルティング専門サイトです 【就業規則・労務管理】 社労士事務所HRMオフィスホームページ |