メンタルヘルス不調で休んでいた社員が休みに入るとき、あるいは職場に復帰するときには、どんなことに注意したらいいのか、どんなことを考えなくてはならないのかを、シリーズで掲載しています。
今回は休職中のケアについてお話しします。

◆定期的な報告を義務付ける
メンタルヘルス不調により休職した社員には、療養に専念してもらうのが基本です。
当然のことながら、会社から業務上の連絡を頻繁に入れるなどしてストレスを与えるようなことはしてはなりません。
しかし、まったく連絡のない状態にするのもいいことではありません。
会社は、本人がどのような状況にあるのか、復職の見込みはどうなのかといった情報は把握しておく必要があります。
一方、本人にしても、会社と没交渉でいる状態が続くと、不安にかられます。
そのため、まずは就業規則などに、休職中は定期的に状況を報告することを本人に義務付ける規定を入れておき、休職開始時にもそのことを説明するのがいいですね。
◆実際の運営は
規程上はこのようにしておくとして、実際にはどう対応していくべきかは、個々のケースによって考える必要があります。
単に報告を本人からしてもらえばいいというものでもありません。
これはある意味、休職中に最低限行うべきことという認識でいるのがいいでしょう。
(もちろん状況によってはそれもできないこともあります)
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