メンタルヘルス不調で休職している社員の状態がよくなって、職場復帰を検討する際には、次の情報を集めます。
(ア)本人の意思
(イ)主治医の意見
(ウ)本人の状態
(エ)職場環境
(オ)その他

そして、収集した情報を元に、職場復帰できるかどうかの判断をします。
可否判断は個々のケースによって異なります。
この物差しにあてはめればOKというようなものはありません。
本人自身や家庭環境、職場環境や業務実態などさまざまな要素を勘案する必要があります。
そのうえで、次のような点を基準に判断するのがいいですね。
・労働者が十分な意欲を示している
・通勤時間帯に一人で安全に通勤ができる
・決まった勤務日、時間に就労が継続して可能である
・業務に必要な作業ができる
・作業による疲労が翌日までに十分回復する
・適切な睡眠覚醒リズムが整っている、昼間に眠気がない
・業務遂行に必要な注意力・集中力が回復している
(厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」より)
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