ヤル気を引き出す人事評価制度のつくり方(5)~人事評価の基準について | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

会社の大事な人材を育て、そして公平に処遇するうえで欠かせないのが人事評価です。

その一方で、やり方を誤ると会社に対する不満につながるのも人事評価。

そのポイントになるのが「評価基準」と「評価手続き」です。



評価基準とは、何をよりどころに評価するのかということで、これが曖昧だと、「どうなっているの?」といことになってしまいます。

評価基準の内容な次の意通りです。

・評価要素
・評価項目
・評価着眼点
・評価尺度

今日はこのうち、「評価要素」についてご説明します。


◆評価要素

評価要素とは評価の大枠のことです。

「当社は○○評価を実施しています」という場合の○○にあたる部分です。

評価要素として代表的なものは次の通りです・

・能力
・役割行動
・成果
・情意、取組姿勢

評価要素には、会社の人材マネジメントに対する考え方が色濃く反映されます。

そのため、評価制度設計にあたって評価要素をどうするかは、大きなポイントになります。

評価要素は、全社で同じものでなくてはならないといことはありません。

営業、事務、技術などの職種や、一般社員、管理職といった階層によってことなったものにすることもできます。

また、単一でなくてはならないということもありません。

複数の要素を組み合わせるという方法もあります。

どれにすればいいのか、悩ましいところですね。

それについて、引き続きお話ししていきます。


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