人材のミスマッチ、ダブつき、不足はいずれも活力を削ぐ(9) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただき、ありがとうございます。

社員の配置や業務分担、昇進・昇格などの人事を行う際には、社員一人ひとりのキャリア・アンカーを念頭におくようにします。



しかし、当然のことながら限界があります。

会社と本人の目指す方向(ベクトル)がぴったり合うのがベストなのですが、現実にはなかなかそうはいきません。

最終的には会社のベクトルを優先させるしかないのですが、研修の場や自己申告・面談制度といった仕掛けを活用して、会社と個人のベクトルを少しでも合わせる施策を絶えず行っていく必要はあるでしょう。

また、会社の方向性とその人のアンカーとが一致していないように見えても、自分が置かれた状況の中で、自分のアンカーにかなうことを実現することも不可能ではありません。

その点で、少し前にドラマ化された「下町ロケット」は面白いですね。

ロケット技術者としての夢が破れた主人公が、父の中小企業を継いで、会社経営に苦労しながらも自分の夢を実現させていくという話。

「フィクションの世界」とか「中小企業のオーナー経営者だから」と決めつけず、いかなる状況にあっても自分の価値を追求していけるマネジメントを考えていきたいですね。

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