
逆にいうと、仲間として受け入れられていないとは、インフォーマル組織に属していない状態と言っていいでしょう。
どこにも属していない人がいる一方で、複数のインフォーマル組織に属している人もいます。
社内人脈が豊富ということです。
前回書きましたが、現場業務のかなりの部分が、このインフォーマル組織をベースに動きます。
たとえば、何か案件を通すべきときは、社内人脈を使ってキーパーソに接触し、根回しをしておくといったことですね。
ただ、インフォーマル組織は、会社の仕事を進める潤滑油の役割を果たす一方で、ものごとを決めるプロセスを複雑怪奇なものにするという副作用もあります。
また、変な方向にいくと、派閥など組織を不健全な方向にもっていきます。
このあたりが、経営者、管理者のかじ取りがむずかしいところです。
少し話が横道にそれましたが、いずれにしても、インフォーマル組織に受けいられたことが、組織への帰属感につながるわけです。
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