メンタルヘルス「4つのケア」を考える(3) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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セルフケアをサポートするために、厚労省のメンタルヘルス指針は会社に対し、次のような施策を取ることを求めています。


・セルフケアに関する教育研修、情報提供を行い、心の健康に関する理解の普及を図る

・相談体制の整備を図り、労働者自身が管理監督者や事業場内産業保健スタッフ等に自発的に相談しやすい環境を整える

・ストレスへの気づきのために、セルフチェックを行う機会を提供することも効果的

2015年12月1日から施行されている「ストレスチェック制度」も、このセルフケアのための施策といえます。


また、研修も有効です。

メンタルヘルス研修にも、自分自身のメンタルヘルスケアのための研修と管理職のマネジメントのための研修の2種類があります。

ここでいうのは当然前者。

対象者は特に限定されません。一般社員だけでなく、管理職も対象に当然なります。

また、正社員だけでなく、パートタイマーなども対象にするのがいいですね。

ただ、職種や役職階層、あるいは性別によって固有の問題があり得るので、研修受講者はグループに分けた方がいいかもしれません。

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