◆仕事のアイドルタイム
次にあげられるのがこれ。
たとえば、カフェなどに入って、座るや否や仕事にとりかかる人はまずいません。
座ってから端末を出し、これからやることを確認。
スマホでメールチェックをしたら、コーヒーをすすってひと呼吸。
それからおおむろに仕事にとりかかる
だいたいこんな感じではないでしょうか。
そして出る時も同じような行動を取ります。
もし1日に何カ所か移動しながら、その合間にカフェなどで仕事をするという場合、このような時間も、積もると結構な分量になります。
◆仕事の連続性
上記とも関係しますが、モバイルワークは基本的に「すき間時間の活用」です。
これ自体は悪くはないのですが、このような時間はどうしてもぶつ切り時間になります。
同じ1時間でも、連続した1時間と、分づつ細切れの1時間では、前者の方が生
産性は上です。
とは言っても、その15分前後の細切れ時間を何もしないでいるよりは遥かにいいし、また、仕事時間が続きすぎると当然生産性は落ちます。
すき間時間の有効活用というのはよく言われることですが、だからといって、1日をすき間時間だらけにするのがいいわけではない。
やはりまとまった時間を確保するようにすることが基本です。
それでもできてしまったすき間時間はムダにしないということなわけで、要は使い分けの問題です。
◆仕事の管理の問題
モバイルワーカーの上司が、部下の行動を事細かに管理しないと気が済まないような人だと悲惨です。
いわゆる「マイクロ・マネジメント」
これが行われると、上司本人が目の前にいない分、報告などの手間が大幅に増えてしまいます。
(私はモバイルワークの問題だけでなく、日本の、特にホワイトカラーの生産性が劣悪な原因のひとつに、この手の問題があると思っています)
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