働き方改革とはいうもののPart2 | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

人事コンサルタント/特定社会保険労務士が、日々の業務から得たノウハウやお役立ち情報、日々のニュースを人事屋目線で切ったコラムをお伝えします。

情報通信機器を駆使して、場所を問わずに仕事をこなす人をモバイル・ワーカーとかノマド・ワーカーなどといいますね。

まぁ、会社員の場合は自分の固定オフィスもありますから、擬似ノマドという方があたっているかもしれませんが。

いずれにしろ、こうした働き方が必ずしも時短や生産性向上にはつながっていないようです。

そうなってしまう原因を思いつくままにあげてみると

・仕事のメリハリの問題
・仕事のアイドルタイムの問題
・仕事の連続性の問題
・仕事の管理の問題

などがあげられます。

◆仕事のメリハリ

モバイルワークが時短・生産性向上に必ずしもつながらない原因の1つとして、「仕事のメリハリ」の問題が考えられます。

モバイルワークというのは、基本的に管理されていない状態です。

そのため、仕事の合い間にプライベートな案件を入れたり、端末で趣味のサイトを見たりすることがあります。

一方、仕事の終わりも自己管理となりますから、つい「あと少し」とずるずるといつまでも仕事をしてしまうこともあります。

このような、仕事とプライベートの境目がはっきりしない、メリハリのない状態が続くと、生産性は落ち、何だかやたらと長時間仕事をしているような気分になってしまいます。

~この話題、次回も続きます。
お付き合いください。~

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