職場に「受け入れられた」と感じることが定着の第一歩(4) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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みなさま、こんにちは。今日もお越しいただきありがとうございます。
新人が無事職場に定着するうえでのポイント引き続きをお話しします。

◆受け入れられたと感じる第一歩は社会的欲求の充足

「職場に受け入れられた」とは、仲間として認めてもらったということを意味します。

先般書いたマズローの欲求5段階説(人間の欲求は、「1.生理的欲求」、「2.安全・安定の欲求」、「3.社会的欲求」、「4.自我・自尊の欲求」、「5.自己実現の欲求」の5段階をなしていて、数字が大きい方位が高次の欲求という考え方)でいう、「社会的欲求」が満たされた状態ということです。

◆自分が有用な存在だと感じられることも必要

「受け入れられた」と新人が感じるのには、実はもうひとつの要素が必要です。

それは、自分が職場の役に立っているかどかということ。

自分が有用な存在になっていると感じられるかどうかですね。

これを「自己効力感」といいます。

欲求5段階説でいう「自我・自尊の欲求」に対応するものです。


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