帰属意識が人材定着のベース | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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人は集団に入ると、「居場所」を求めます。

「会社であれば、どこかの部署に配属されるのだから、居場所はあるだろう」と思うかもしれません。

確かに、朝どこに行って、どこに座るかは決まっていることが多いです。

その点、大学などはそれさえありません。

最近は必ずしもそうではないかもしれませんし、理系の場合はまた様相が異なるのでしょう。
しかし、私が1980年代を過ごした早稲田という大学は、当時は完全なる放任主義。
入学当初だけは、語学授業のクラスというのが編成されており、クラスコンパなどもやりましたが、それも最初だけ。なにしろ週に2~3回程度の語学の授業以外は、クラス単位で集まることもなかったのですから、ユニットとしての機能などありませんでした。

そんなわけで、それぞれが、サークル活動や3年以降のゼミ活動などが、学生生活の活動の拠点となり、それが「居場所」になっていました。

自分から居場所を求めないといけなかったわけで、実際、入学当初姿を見たっきりという人も少なくありませんでした。

まぁ、そんな状況から考えると、職場という場所があるのだから、居場所という問題は発生しないようにも見えます。

しかし、ここでいう「居場所」とは、そのような形式的なものではありません。

「自分がこの組織に受け入れられている」
「自分がこの組織にとって有用な存在になっている」

このように思えることなのです。

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