人材紹介・トップスリー
2007年度、矢野経済研究所調べ、人材紹介業売上高ランキングによると、トップスリーは以下のようになっています。
一位 リクルートエージェント
二位 インテリジェンス
三位 JAC
リクルートエージェントはリクルートグループにおいて人材紹介を専門に扱う戦略企業です。圧倒的な知名度と、合理化されたフローの確立により、二番手と比べてもダブルスコアに近い売上高を誇ります。その機械的な紹介業務に様々な批判もありますが、業界の発展はまさにリクルートエージェントと共にあり、総合型の紹介会社はリクルートエージェントを無視して経営をすることができなかったっと言えるでしょう。
二番手のインテリジェンスはサイバーエージェントの藤田社長など、数々の経営者を輩出していた企業です。学生援護会を買収し、求人広告と人材紹介をミックスしたDODAのリリースなど、新しい仕掛けを行ってきました。リクルートエージェントに追い付け追い越せの姿勢で急激に規模を拡大し、カジュアルな若手社員が日本全国を飛び回りました。若手求職者に対するブランディングは事実上のトップとも言われ、好景気時に発生した若手ポテンシャル層の大量採用案件を強みとしていました。景気が冷え込むと、そういったインテリジェンスが強みとしていた求人から無くなっていったのが痛いですが、リーマンショック前には既に上場を廃止してUSENの子会社になっており、今後の動向はUSEN社長の宇野さんの手の中にあるといえるでしょう。売るのか、畳むのか、再建をはかるのか、業界中が注目しています。
三番手のJACは外資・金融を強みとして総合型路線で急拡大した企業です。ただ、上位二社ほどは知名度がなく、業務システムもスケールメリットを感じられるほどの規模はなく、アナログでのフォローアップを絶対的に必要とする難しい経営を強いられていました。その為、求職者や求人社に対する対応は心の籠もったものとなっていたようですが、反対に社員一人あたりの生産性が低く、いち早く経営難に陥ってしまったという事実もあります。全社員の四割近い大幅なリストラの断行と新卒内定者に向けた入社辞退依頼は業界内でのショックも大きく、人材紹介に携わる人間から綺麗事の意識を吹き飛ばしてくれた事件でもありました。現在では失われた社内の求心力を取り戻すためか、テレビCMを始めています。
次回はトップテンの状況について順次お話させて頂きます。
一位 リクルートエージェント
二位 インテリジェンス
三位 JAC
リクルートエージェントはリクルートグループにおいて人材紹介を専門に扱う戦略企業です。圧倒的な知名度と、合理化されたフローの確立により、二番手と比べてもダブルスコアに近い売上高を誇ります。その機械的な紹介業務に様々な批判もありますが、業界の発展はまさにリクルートエージェントと共にあり、総合型の紹介会社はリクルートエージェントを無視して経営をすることができなかったっと言えるでしょう。
二番手のインテリジェンスはサイバーエージェントの藤田社長など、数々の経営者を輩出していた企業です。学生援護会を買収し、求人広告と人材紹介をミックスしたDODAのリリースなど、新しい仕掛けを行ってきました。リクルートエージェントに追い付け追い越せの姿勢で急激に規模を拡大し、カジュアルな若手社員が日本全国を飛び回りました。若手求職者に対するブランディングは事実上のトップとも言われ、好景気時に発生した若手ポテンシャル層の大量採用案件を強みとしていました。景気が冷え込むと、そういったインテリジェンスが強みとしていた求人から無くなっていったのが痛いですが、リーマンショック前には既に上場を廃止してUSENの子会社になっており、今後の動向はUSEN社長の宇野さんの手の中にあるといえるでしょう。売るのか、畳むのか、再建をはかるのか、業界中が注目しています。
三番手のJACは外資・金融を強みとして総合型路線で急拡大した企業です。ただ、上位二社ほどは知名度がなく、業務システムもスケールメリットを感じられるほどの規模はなく、アナログでのフォローアップを絶対的に必要とする難しい経営を強いられていました。その為、求職者や求人社に対する対応は心の籠もったものとなっていたようですが、反対に社員一人あたりの生産性が低く、いち早く経営難に陥ってしまったという事実もあります。全社員の四割近い大幅なリストラの断行と新卒内定者に向けた入社辞退依頼は業界内でのショックも大きく、人材紹介に携わる人間から綺麗事の意識を吹き飛ばしてくれた事件でもありました。現在では失われた社内の求心力を取り戻すためか、テレビCMを始めています。
次回はトップテンの状況について順次お話させて頂きます。
人材紹介・業界地図
毎年、矢野経済研究所さんが人材紹介業の売上高ランキングを発表してくれています。人材紹介事業を行う会社には、総合人材サービス企業も多数あり、その多くが人材派遣や求人広告などの他事業をメインとしながら、人材紹介部門や紹介専門子会社を持っているケースとなっています。そのため、純粋に紹介事業だけの売上高ランキングを見たときに、一般的な会社の知名度や会社全体の規模・年商と紹介業売上高の順位にギャップがあるかもしれません。有名な人材会社なのに紹介部門の売り上げはたいしたことないな、とか、あまり知らない会社なのに紹介業に力を入れていて上位に入っているんだな、とか。また、特化型の紹介会社なのにトップ10入りしている渋い会社もあったりします。環境が大きく変化している今、業界地図に変化が見られるだろうと思いますが、人材紹介バブル最後の期となる2007年度のランキングを次回にお伝えします。
人材紹介・自己紹介
リーマンショック以降、人材紹介業界には大激震が起こっています。求人数の減少と採用スペックの難化に伴い、マーケット規模が全盛期の半分以下に落ち込んでいると言われています。従業員のリストラ、賃金・賞与カット、固定費用を下げるための格下げオフィス移転、支店の閉鎖、広告費の削減、新卒・中途採用の中止、内定取り消しetc。2002年から2007年まで続いた人材紹介バブルが弾けた今、カジュアルな経営から脱却して本質を見極めた事業運営へとシフトチェンジできない紹介会社は淘汰されていく時代へと突入しました。これからの人材紹介会社に求められている真の姿とは、一体どのようなものなのか。私は、某著名紹介事業運営会社の企画部門にて、広く深く業界の実情を知ることになりましたが、これまでの歴史を振り返り、現在の実態を考察することで、未来を想像していきたいと思います。