坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~ -30ページ目

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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『あの日のように痛いな』



4年前に作ったONEGAI STEP
という曲を最近聴いている。




※今回の記事は、いつになく
プライベーティングかつ
センシティブで、赤裸々な記事に
なっています。
そんなサカモトリュウ見たくねぇよ、
という人は、ブラウザバックを
オススメします。



ONEGAI STEP。


おねがい、すてっぷ。


この曲は、ハッキリと言って
呪いだ。
自分に、そして
当時付き合っていた彼女にかけた。


こわ。
メンヘラかよ。



いやいや、そうじゃなくてさ。



当時、彼女とは特に問題なく
他愛のない幸せな日々を
送って居たように思う。
しかし、その時既に少しの軋轢が
発生していた事に俺は気づけなかった。
それはまぁ、後に書くとして


俺は呑気に、
『そう言えば、彼女の事を曲にした事がないな。でも、順調やし、特に書くことがない。じゃあ、もし今、こんなに大好きな彼女にフラれたらどんな気持ちになるんだろうか、よし。書いてみよう。』



そう思って書いた。
無理やり頭の中で、
想像でフラれてみた。
それはもう辛かったから、
あんな歌詞になった。

曖昧なステップを経て、
段々と知って、そしてすれ違って。

薄々感じていた、
彼女はとってもふつうの、
ふつうの良い子だ。
だから、俺みたいな拗らせた人には
勿体ない。だから、
君は所謂ふつうの人がお似合いだ。
僕のひねくれた思想なんて、
分からないだろうし、
一生分かり合えなくていい。

そんなネガティブなことも
少し入れたりして。



こんな事を書けば、
未練タラタラ乙www
みたいな感じだろうが、
いや本当に強がりでもなんでもなく、
未練もなければ、
全身全霊の意を込めて、他の人と
幸せになって欲しいと思っている。


むしろ、俺自身が次のステップに
いこうとしているから、
今このブログを書いている。
いや、書けている。



この曲がいざ完成して、
その事は彼女には伝えなかった。
そりゃそうだ。
この曲、君に振られた事を想定して
書いた曲やねん、なんて
言えるはずもない。

彼女からしたら、
まぁいつもの、サカモトリュウが
お得意の、女々しい歌なんだろう、
それくらいに感じたと思う。




すると不思議なことに、
その三ヶ月後くらいに、


好きじゃなくなった


と言われた。
青天の霹靂と言おうか、
いやそんな綺麗な言葉には収まらない。
歌詞が、そのまま実現したのである。




冒頭に書いた軋轢というのは、
その年の春から彼女が就職して、
環境の変化についていくのに精一杯で、
でも彼女は家庭を持ちたくて
子供も欲しくて、
でも相変わらず俺はお金のない
バンドマンを続けていて、
なんというか、僕は呑気に、
きっとそういう壁も乗り越えていく
だろう、なんて、馬鹿な事を思っていた。


だから、こんな歌を書いたのだ。
実現するとも知らずに。




『今の龍くんには未来が見えない』



あの頃の俺には、
本当にピッタリの言葉だ。
そう言って振ってくれて
ありがとうとも思う。


そして、彼女にフラれてからの
約2年間、彼女を作ろうとは
思わなかった。


同じ過ちを繰り返したくない。
ちゃんと売れてから、
守りたいものを守れる体制が
整ってから、
好きという感情を解放して、そして
好きな人が出来て、
幸せになりたい。



この2年の間で、こんな自分に
好意を持ってくれた人もいた。


でも断ったり、いや〜なんて
誤魔化したりした。


あの日、元カノに言われた
未来が見えない という言葉を
免罪符に、僕はずっと
今は彼女なんていらない、
作るべきでないという
気持ちを合理化していたし、
別に間違ってないと思う。



でも、でも。



振り返ってみれば
2017〜2018の、
なんというか、彼女に振られてからの
2年間の自分は、あんまり好きじゃない。


あくまで、自分の中で。


で、色々と思考を凝らしつつ
音楽も、自分磨きも研究して、
2019年の下半期くらいから、
やっと自分を好きになれつつある。


そう、去年の夏くらいに、
自分で自分をまた
かっこいいと思えた。


9月にあった弾き語りが
それを明確にさせた。


漠然と、
あの頃よりカッコいい自信がある。



そこで思ったのは、
ONEGAI STEPにかけた
呪いが、解けたという事。




また自分で自分をカッコいいと
思えている。ナルシストな
意味じゃなくて、自負として。
1人のアーティストとして。




あー、今なら
誰かをまた好きになっていいのかも
知れない。




今ならまた、誰かの人生を
背負っても、未来が見えないなんて
いや、今のところ同じだけど、
きっとそんな事は言わせないって
思える。





そう、そんな事を今思ってる。
なんか、元カノを悪く言ってる
みたいに見えたらごめん。
それは本当に違う。
あの頃の俺が、体たらくだっただけ。
俺が、情けなかっただけ。




でも、今の俺はきっと
あの頃よりカッコいい。



そう思えたのは自分自身の力だ!
みたいな言い方してるけど、
これは本当に、ずっっっと
応援してくれてる人のおかげ。
ありがとうね。




あの日から、
誰かを好きになったりする事を
怯えていた自分がいる。


でも、呪縛から解けた今、
自分の感情に
素直に行きていこうと思う。





こんな長い文章、
読んでくれてありがとう。












最近の思考、箇条書き。



・ぶっちゃけ去年は一時期、
Twitterなんて...と不貞腐れてた部分があったけど、今年は本腰を入れてTwitterを
もう一度頑張ろうと思う。
事実、LOVESIXとサカモトリュウの
アカウントの使い分けが
楽しかったりする。
Twitter以外のSNSも頑張ります。



・これは最近自分の中での葛藤やらが
色々と解決、腑に落ちた話なんですけど、LOVESIXとは何か?と問われた際、
LOVESIXとはサカモトリュウが楽曲提供している別人格のアーティストです、と説明すれば合点がいくなぁと思った。
これに気づけたのはハウアンでライブをしたからなのかも知れない。



・そう言えば俺、昔から
カレーを食べたら数十分間、
気分が悪くなるな、と思って今日食べたら
やっぱりちょっと気分が悪くなった。
カレーパンとかもそう。何故だ。
なんか、胃がもっちゃりする。
でもカレーは好きだし、
割とすぐに症状は治るので、今後も
いい距離感でカレーと向き合っていきたい。隣のクラスの幼馴染のような感じで。



・パスタを作るのが大好きで
しょっちゅう作るんですが、
そろそろ他の料理も覚えたいと思い、
オムライスに挑戦。
YouTubeを参考に、
見よう見まねで作ったら、
引くほど美味かった。
なんだろう、料理ってコツだな。
とりあえず弱火と中火と強火の
タイミングを
使い分けれたら大失敗はしない。



パスタとオムライスと
カッコイイ曲が作れる男だぞ、
そこをどけ、俺様のお通りだ!



という立ち振る舞いで
明日から生きていく事にしよう。
(やめときます)



・The 1975の新曲がとっっっても良い。
Me & You Together Songというタイトルです。皆も聴いてみてほしい。



・明日も明後日も精一杯生きます。
ではでは。










ハウリングアンプリファーが
久々にライブをした。


事の発端は昨年9月の某日、
あさくらから急に一件のLINE。


結構な長文で、僕はてっきり
『〜〜〜。
最後にイベントするので
良かったら遊びに来てください!』


だと思った。


最後まで目を通すと
なにやら様子がおかしい。




『出ていただけませんか?』




は...?








62度見くらいした。








ふざけんなよ、出るわ。
出ます。
出たいです。



あさくらちさとと
ハウリングアンプリファーの
関係性は、やっぱり少し特別なのだ。



と言うわけで、
その頃はマーボーも丁度
転職活動時期で、
サシで将来について飲みながら
話し合ってた時期。

この趣旨を伝えると
マーボーも少し恥ずかしそうな
笑みを浮かべながら
出るしかねぇな!
と言った感じだった。


有り難い事にサポートメンバーは
すぐに見つかった。
去年から仲良くなった
トランジットのポンちゃんと、
元オトワラシのみーくんだ。


本当に有り難い。


ポンちゃん×マーボーみーくんは
初対面だったにも関わらず、
初めてスタジオに入った帰りに
楽しくなってコンビニ前で皆で乾杯した。



そこからスタジオに入っては
帰りに皆で乾杯を繰り返し
パリピチームと化したハウアン。
(全員酒好き過ぎ)


バリバリに士気が上がっていた。



あと、11月はミカコとうえっきと
マーボーの4人でも集まった。
何というか、これは
完全に良い意味で
メンバーと友達に戻れたなって思った。

バリバリに活動していた頃は
上手くいかない事があれば
俺がメンヘラ発動して他のメンバーに
距離を置かれてたりしたけど笑


今は何というか、もう完全に
友達、仲間、家族、と言った感じ。

それがあの頃に出来てればなぁ...
なんて思うけど、あの時はあの時で
懸命に生きていたんだよな。

こんな気難しい俺と、
もう一度友達になってくれて
ありがとう。
(メンバー見てるか知らんけど)


やはり今すぐにとは言えないけど、
オリジナルメンバーでの復活も、
きっと出来るはず。




とまぁこんな感じで、
とても良い精神状態で
当日を迎えたんですけど、
本当に楽しかったです。



2017年の6/26日
沢山の人に悲しい
思いをさせてしまったけど、
2年半の時を経て皆の笑顔がまた見れた。

その事実が
何よりも出演して良かった証拠です。


完全復活では無いけど、
2年半も休んでたのに
あんなに楽しいライブが出来るなら
いつだってまたライブ出来る。

俺らって最強じゃん!



やっぱりステージに立つのが楽しくて、
こんなにも素晴らしい瞬間が
あるのか、、なんて思って
相も変わらず最後の方で
涙ぐんでしまった。ごめん。



来てくれた皆、
主催のあさくら、
サポートのポンちゃん、みーくん、
そしてマーボー、
ありがとう。



俺の音楽は
まっだまだ続きます。







最後に色々紹介して終わります。



今回サポートしてくれた
ポンちゃんが属する
Transit My Youth 最高なので是非!





みーくんは現在racikuというバンドでも
サポートをしています!!





あとわたくしサカモトリュウのソロ名義
ハウアンよりも少し大人チックな
世界観でやらせてもらってます
LOVESIXもカッコいいので聴いてほしい!






マーボーは営業マンの傍ら
土日はしっかり暇をしてるから
スタジオに誘って無理やりにでも
ドラムを叩かそうと思ってます。




では。