坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~ -29ページ目

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

記事のテーマパーク。
記事の複合型施設。
記事のパルコ。



好きな物事、人、行為を

50音順で紹介していきます





・あえて知らない道で帰る事
(迷うのもまた一興)

・行けたら行くで結局来る人
(信頼出来る)

・後ろに人がいるのをすぐに気づく人
(ATMとかな)

・駅のホームの自販機
(ちょうど喉乾くタイミングやねん)

・おびただしい数のいくら
(夢)

・可愛いのにズボラな女の子
(こばしりちゃんとか)

・喜志駅近くにあるサンプラの2階
(ビビるくらい人おらん)

・クタクタにさせた袋麺の麺
(7分くらい煮る)

・券売機タイプの飲食店
(後は食べて帰るだけ)

・子供の頬っぺた
(愛おしい)

・先に入っててって言ってもおる人
(なんか好き)

・四季の変わり目
(特に秋)

・すんごい綺麗なトイレ
(テンションあがる)

・請求額が大した事なかった時
(ガッツポーズする)

・そんなに美味しくないカレー
(これもまた人生、とか思う)

・たまに寂しげな表情をする子
(こばしりちゃんとか)

・遅刻と思って時計見たら全然いけた時
(1番好きかも)

・Twitterで争わない人
(平和が1番)

・テンションが低くも高くもない人
(波長合う)

・とりあえず集合すること
(目的なしで)

・なんとなく買ったグミ
(硬いやつな)

・西澤
(ダイアンの)


・塗り絵を綺麗に塗る人
(これは、うん、思いつかんかった)

・眠たいのに寝ずに適当に動画見ること
(そもそも寝るのが好きじゃない)

・野良猫がこっちに来そうで来ない時
(猫のいじらしさ)

・歯並びがちょっと良くない子
(完璧じゃないんだ...とグッとくる)

・ヒミズのオチ
(古谷実の漫画です)

・二日酔いの時の味噌汁
(それ以外はなにも要らない)

・屁理屈がやたらと面白い人
(オモコロメンバーとか)

・本屋の店員さんの空気感
(滅多に怒らなさそう)

・祭りの屋台
(たまらなく好き)

・身損ねた番組がTverで配信してた時
(ロンハーとか)

・虫かと思ったらなんかの葉っぱな時
(夏場あるある)

・めんどくさい事が終わった時
(酒飲む)

・木曜かと思ったら金曜の時
(たまーにある)

・夜勤終わりの優しい朝焼け
(最近味わってない)

・指が細い人
(男女問わず、指がほっそーい人好き)

・良くも悪くも情緒不安定な人
(俺もそう)

・ラーメンをズルズルいく女の子
(好き)

・理科の実験の時の雰囲気
(なんかワクワクしやん?)

・ルールを素早く把握できる人
(羨ましい)

・恋愛より食べるのが好きな高校生
(そのまま育って欲しい)

・ロックンロール
(未だによく分かってないけど好き)

・忘れそうな事もちゃんと覚えてる人
(なんか安心する)





以上です。
共感してくれたものがあれば
教えてください。では。






犬のアレを踏んだ。




皆さん、犬の何を
踏んだかを想像して欲しい。





尻尾か、、、、、?


いや違う。
そんな可哀想な事をしてしまったら
わざわざ記事にはしない。
飼い主に土下座をして終わり。




餌、、?


いや違う。
空腹に耐えしのいだ、
やっと飯にありつけた犬を前に、
そんな無慈悲な行為は出来ない。

(餌を踏むって何?)






ここまで絞られるともう
察しがつくだろう。










そう、糞。






うんこ。






いや、うんち。






うんちにしよう。






アレはきっと小型犬の、
チワワとか、その、
普遍的に、たゆまない可愛さを
持ち合わせた、日々、人々の癒しに
勤しむ、チワワのうんち。





を、踏んだ。






俺は生まれてこのかた、
一度も踏んだ事が無かった。




齢27にしながらのそのキャリアは、
それはもう1つの自慢というか、
もはや特技としてカテゴライズしても
おかしくなかった。





だが、その記録が、
そして自尊心が、
ことごとく、
さも一瞬にして崩れ落ちたのである。






深夜の道を何気なく歩いていると、
なんというか、左足に
一抹の違和感を感じ、ガムかなにかか?
と、確認のため靴の裏を見ると、

激カワチワワのそれが、在るのだ。



なんだろう。



靴の裏と、それが、
見事に共存している。



抱きしめ合ってるかのようにさえ見える。



やめろ、抱き合うな。




君たちは幸せになれない。



今すぐに離れるべきだ。




この感情は、まるで我が娘が
ろくでもない男を連れ込んできた
父親の気持ちに似ている。
気がする。





だがしかし、こいつらは
愛し合っている。
どうしたものか。





不思議なことに、踏んだ瞬間の
感触はなく、二歩三歩と
歩みを進めるに連れて次第に
違和感が大きくなっていくのだ。



へぇ〜、うんちって、
そうなんだ!



やめてくれ。
そんな知識は、俺の人生には
必要ない。
今後一切、役に立つことはない。



もし万が一、犬のうんちを
踏みたい、踏んでみたい、
踏んだらどうなるのか、という
トチ狂った好奇心にかられている
人がいるのなら、その人に体験談を
踏まえたアドバイスが出来るのだが、
世界中どこを探しても
そんな人は見つからないだろうし
もし見つかったとしても
俺はそんな人とは話したく無いという
ジレンマが発生する為、やはり必要がない。






幸い、雨が降った後であちらこちらに
水溜りが出来ていたので
もう、普段は回避する水溜りを
これでもかというくらい経由し、
原始的な洗浄を幾度となく行った。




しかしだ、やはり
犬のうんちと、この悔しさを
完全に拭い切る事は出来なかった。
(うまい)





洗えばいいやん、



と思うかもしれない。

しかし俺には、
他人の飼ってる犬のうんちwith
マイシューズを
洗うモチベーションが、
どこにも見当たらない。



特にこの靴がお気に入りなら
そういった作業も厭わないだろう。
しかしこれは職場専用の、
どうでもいい靴だ。


つまり、そういう概念が込められた
靴で道を歩いていたから、
こんな悲劇がマッチングしてしまったのかもしれない。





この世界に、どうでもいい靴はないのだ。






変なところに着地をしてしまったが、
念のため脚注すると、
俺は大型犬だろうが小型犬だろうが
犬を愛している。大好き。



だがうんちまでは愛せない、
ごめん。






ごめんね。































僕は常々、頭の良さというのは
学歴だったりとは少し違うベクトルの
上に存在するものだと思っている。

いや、学歴のない自分がこれを
いうのは少しお門違いというか
甚だ滑稽な言い訳と思われるかも
知れないが、それでも僕は
何か表現する身として、
それなりの知識や語彙などは、
人並みより少しだけ、ほんの少しだけ
秀でているという自負がある。


僕がここでいう頭の良さというのは
単なる教養という域を超えた、
アドリブや回転力といった
いかに私生活をストレスフリーに
滞りなく反映出来るかどうか、
という事に対してだ。


つまりは日常的における
細やかなトラブルや境地を
知識や語彙力でカバー、或いは
解決さえ出来るという場面が
多々あるのだ。


つい先日、そう言った場面に
出くわしたのである。




昨今のマスク特需につき、
僕は接客業柄、お客さんに
『マスクはもう売り切れかしら?』
『マスクはもう無いのかい?』
『マスクはどこ?私は誰?』
などと言った質問を約3万回くらいされる。

無論、御察しの通り
マスクコーナーは常に完売状態。
『見れば分かるやろ』という
感情は嚙み殺し、押し殺し、
脳内にて行われる約2秒間の
感情の葬儀を経て、丁寧に対応する。


そこには
お1人様1つまでという張り紙もある。



マスクって予防には基本的には
効能がないらしい、そんな事は恐らく
皆わかっているだろう。
それでも気持ちの何処かで最善を
尽くしたいのだ。それは分かる。

なのでこの状況において、
マスクが欲しい人自体に
腹が立ったりはしない。



問題は、僕が働いてる店だけでなく
全国的にマスクが品薄になっている状態、
いわば不可抗力の実情を
うまく飲み込めない、
腑に落ちない老害、
いや失礼、オッサンがごく稀に
いるという事だ。


ここまで長ったらしく書いてきたが、
今回のメインディッシュは
ここからである。


少しこわい感じのオーラを
放った50歳くらいのオッサンが



マスクはないの!?



という定型文を皮切りに、
あれやこれやと
難癖をつけてきたのである。

終いには僕の言葉尻の
粗を見つけては指摘したりなど、
まぁそんな事は慣れっこなので
取るに足らないのだが。


そして、岸和田のだんじり祭りの
ごとく勢いづいたそのオッサンは


ほんじゃあれか!?

中国人を日本に来れないように
したらええんか!?

俺はそれくらいの力持っとるで!!



という、衝撃発言を放ったのである。
これには驚いた。
そのオッサンはある国籍を持つ人達を
一括りにし、さらにはその人達を
日本という敷地に一切跨がせなくさせる
驚愕のパワーを秘めていたのである。

すごい。
修行でもしたのか?



しかしそんな計り知れないパワーを
持ち合わせておきながら、
マスクは1つとして
手に入れる事が出来ないという
パワーアンバランスにもこれまた
驚きである。



まぁ、そんな意味のわからない
激スゴパワーを他者に
ひけらかす人間というのは
例によって程度が知れている。

能ある鷹は爪を隠すのだ。




とまぁ、そこから話はまだ
二転三転し、ついにそのオッサンは
極論のようなものを言い始める。



中国人が日本にまでやってきて、
日本のマスクを買い占めている。
それが許せない。
日本に売っているマスクは
日本人だけが買うようにすべきだ。


THE 暴論である。


不快になってしまったらごめんね。

でも、こういうオッサンは、
事実存在してしまうんだ。


続いてそのオッサンは、



君はどう思う!?



と、半ば同調を求めるかのような
問いかけをしてきた。



ここで、冒頭で述べた
ロジックが明らかになるのだが、
僕は3秒間の沈黙の果てこう言った。




そう言った思想に発展する
僕のいち意見は一概にお客様に
伝える事は出来かねます。






これは本心だ。
そんなセンシティブな話題を、
見ず知らずのオッサンと
ディスカッションする義理もなければ、
いえ、僕はそんな事は思いません!
中国人にもマスクを買う権利はあります!
と、頭ごなしに否定すると
逆上され長引いてしまうリスクがある。
そんなのはごめんだ。


だから、こう言った場合、
あなたと対峙するつもりはない
したくない、
といった文脈を端的にその場で
すぐに言えた自分を少しだけ
褒めたいのである。




するとどうだ。
あんなに燃え盛っていた
オッサンの炎が、たちまち鎮火し、
なんというかもう
一気にトーンダウンしたのだ。



さらには
『そうかぁ、、なんか、ごめんなあ、、』
『そんなつもりは無かったんや、
なんかややこしい事ゆうてごめんやでぇ、、』

と言った、さっきとは
180度世界線が回転したかのような
言葉が飛び出したのである。



僕はいえ、大丈夫です。
と、答えその場は収まった。


勿論、これで収まらないケースも
あるだろう。


まとめると、
いや、決して俺は頭が良いんだぞ!
どうだ!
と言ったアピール記事ではなくて
知識、語彙というのは
確実に武器になるんだなということを
確認出来た。


誰かと口論になったり
見知らぬ人に恫喝されたりしたら、
きっと頭の中がパニックになって
上手く言葉が出てこないと思う。
俺もそう。未だにそう。

でも、普段から言葉の言い回しや
伝えたい事に比重を置くと
役に立つ事があるよ!と、
そう言った記事でした。




PS.

風邪には気をつけようね。
花粉までにはマスクを
売って欲しい所存。