SING | 坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

坂本龍~今夜は泡風呂ぐ~

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僕はついこの前、
得たいの知れない中年男性によって
地獄のような気分を味わった。

内容は言えないし、
ならそんなこと触りでも
書くなよってのが普通なんですが
敢えて『そう言う事があった』
ってのを、知って欲しくて。


まぁ簡単に言えば
存在を全否定された、に近いかな。


でもそれは、それ相応の物だったし、
僕が今まで怠って来たことも確かにあったから。


でも僕にも言い分があった。
そんなの直接本人を目の前にして
言い返した所で
空虚に散ってしまう事は20年生きてきたからわかる。

つまり、ギャフンと黙らすには
『実態』で見せつけないと話にならなくて。




それには今以上に僕の頑張りが
必要だし、
これが出来ないとバンドのボーカルなんてやれっこない。


それを改めて実感させてくれた。




でもあくまで、
尊敬出来ない大人の言葉であったし、
さらに言えば僕の事を知ったように罵るな、
と言いたいところ。





ここからが本題です。


半年くらい前まで、
僕にはまるで覚悟と勇気が無かった。
自信もなかった。

将来絶対に有名になる!
ってゆう漠然とした志しだけがあった。



ある漫画のある脇役が言ったセリフ。

『なにかを変えることの出来る人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事が出来る人だ。何も捨てる事の出来ない人には何も変えることは出来ないだろう。』




きっとその通りだ。
半年前までの
僕には何も捨てれていなかった。
自信もないままだった。


高校時代、歌手を目指していた、すっごい歌の上手い子と仲が良かった。


今ではきっと諦めたのか、
何も捨てる事が出来なかったのか、
理由はわからないが
その子の口からその夢について
語る事はなくなった。


Facebookで恋人や友人との日々を
つぶやいてるのを見ると
なんだか切なくなる。その都度
心のどこかで証明してやりたいとゆう気持ちがあった。


覚悟と勇気と自信を持てば、
夢は近づくってのを。


でもなんにせよ
半年前の僕にさえ
それがなかったから、
君に悔しい思いをさすことが出来ないままでいる。




大事なのは
覚悟と勇気、
僕が一番好きなバンドのボーカルの人が残した言葉。




覚悟と勇気を持とう、
何もかもをかなぐり捨てて
アクションを起こしていって、
それを吸収しての、繰り返しかな。

そして自分の出す声に
自信をつけよう。


それに近い心境に至ったのが
半年前くらいだ。


それから今の今まで
まだまだ甘いところがある。



でも自己分析してみて、
確実に変わった事は


今は歌うことが
生き甲斐だ。
今はキッパリと言えるし
なにより
支えてくれるファンと呼べる人たちを裏切りたくない。



ライブに来てほしいし、
元気がなくなったら僕の歌を聞きにきてほしい。

こんな事言ったら
僕の事を全否定した例の彼が聞いたら
鼻で笑うだろう。


でもそれでも、今は自信を持って言える。


そして
もしも僕の歌が全国に届くなら
自分の世界、人の世界を変えるなら
もちろん、捨てなければならないものを捨てる勇気はある。



昨日は冒頭で書いた地獄のような感情と共にライブをした。
ナンバー7は自分の為に歌った。
悲しみも切なさも受け取った。


印象が変わったとゆう意見が
ちらほらあった。
それでいいんだ。



そしたら嬉しい事があった。


何かを告げる鐘が鳴ったかのように。







決して暗くはないし、
でも明るすぎない、そんな
まるで人間みたいな曲が
ハウリングアンプリファーがやるべき音楽だと思っています。



それをもっと背負わなくちゃいけないんだ俺が。
俺がハウリングアンプリファー。


まだまだ頼りのない僕ですが
どうか着いてきてください。
絶対に良い景色を見せます。




覚悟と勇気は揃いました。
駆け抜けて、駆け抜けて。