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2011年04月04日 05時54分37秒
Gretsch 1956年製 6196 Country Club Cadillac Green
テーマ：Gretschこんにちは、
HOWL GUITARSのhiroggyです。
ようやく気温も暖かくなってきました。
今年こそ花見だ！！慎ましくゆっくりと、風情を楽しみながらお酒を飲みたいものです。
うーん、日本の桜は最高。
前住んでいたイギリスのリヴァプールでもちらほらと桜はみかけたのですが、満開になって綺麗に咲き誇っていても、どこか違うんです。
こう、奥行きが無くて。ああ、咲いている。だけで終わってしまう感じでしょうか。
日本で見る桜は、あの桜の下で何人が逢い引きしたのだろう、辻斬りにあったのだろう、お団子たべたんだろう（ステレオタイプ時代劇！）なんていう想像を巡らすことができるじゃないですか！
嗚呼、桜がかうも綺麗に咲いてゐる
このような季節は誰をも多感にさせるでしょう。みなさん、春を楽しみませう。
では、楽器紹介です。
今回ご紹介するTHE TOP OF GORGEOUS GUITARは、
Gretsch 1956年製 6196 Country Club Cadillac Greenです。
タメ息が出てくる程、美しいギターです。
ゴージャス、エレガント、グラマラス、セクスィー、リッチ、デリシャス。どんな褒め言葉も全て当てはまるギターでしょう。
個人的にはGretschのギターの中で一番好きなギターがこのCountry Club Cadillac Green。
簡単にCountry Clubについて説明を致します。
1954年にElectro II 6192/6193より改名されたのがCountry Club。
Electro IIはヘッドトップにSynchromaticとGretschのスクリプトロゴがあるCountry Clubと同スペックを持つモデルです。
ボディデザインから機能までほとんど変わる事無くそのままCountry Clubに改名されています。
当時のグレッチギターのレギュラーラインの中、最高級に位置していたモデルです。
Country Clubになってから変更になった主な点をあげると
１、カラーヴァリエーション 6192-Sunburst / 6193-Natural / 6196 Cadillac Green
２、トラスロッドカヴァーがヘッドトップに追加
３、1と17フレットのインレイが追加（極初期Country Clubには追加されていない個体も）
４、テールピースがハープ型からGoldの"G"テールピースになる
５、ピックガードがGoldカラーに。（初期はタートロイズシェルも有り）
等、過渡期の仕様を除けばこの程度の変更です。
また、ほかのモデルよりいち早くハンプトップインレイを採用したのもこのモデルです。
なんといっても17インチ大幅のボディーにクラシックだけど実は派手なCadillac Green。それに自己主張の強いゴールドのMELETA BRIDGE、G-tailpieceの組み合わせが最高に渋くかっこ良い！！
ではでは、お写真の公開を致します。
Hello Gorgeous. 素晴らしいルックスを持ったカントリークラブ。経年により変色したオリジナルフィニッシュのCadillac Greenが堪らなくクール。
ボディバックです。目立つ傷もなく良い塗装の状態をキープしております。
back viewです。後ろからがっつり抱え込みたい！
brazilian rosewood fingerboard。ハンプトップインレイです。リフレットされております。
ネック裏には若干の塗装剥がれがございます。ネックリセットやネック折れ跡もありません。
ヘッドトップです。オリジナルナットです。Original Grover Gold Imperial Tuner Peg。半世紀も前のペグですが完動品です。素晴らしい作りと耐久性を持ったペグです。
この大きなつまみがかっこいい。ゴージャスなペグです。
オリジナルのGretsch Gold Plastic Pickguard。
Orginal DeArmond Dynasonic Single Coil Pick Up. Gold Plated.
Orginal DeArmond Dynasonic Single Coil Pick Up. Gold Plated.
Original Gold MELITA Bridge!! この大きさ、重さ。存在感が大アリです。
Original Gold G-Stop Tail Piece!! ゴールドメッキはほとんど剥がれ、エクストラホールが2ヶ所あいております。MELITA BridgeとG-Tail pieceの組み合わせは最高にかっこいい。
初期仕様のゴールドアローノブ。
初期仕様のゴールドアローノブ。
Original Pick Up Selector.
ピックガード裏です。
MELITA BRIDGE裏側です。
こちらが台座になります。
過去にビグスビーを付けていた跡があります。
Original Master Volume Pot.
グレッチに使われるpotは基本的にブラスのソリッドシャフトのポットになります
フロントPU裏側です。Chet Atkinsはこの長く突き出たスクリューをペンチで切って短くしていたらしいです。
フロントのピックアップキャビティです。
リアPU裏側です。
リアのピックアップキャビティです。
最後にもう一度全体像です。ノンオリジナルのハードケースが付属致します。ぴったり隙間無く収まっており、安全です。
The Beauty of Gretsch
このルックス、雰囲気、サウンド、どれをとっても最高のギターです。
フルアコ構造のメイプルボディ、メイプルネックがDynasonic Pick Upと組み合わさって、空気感のあるウォームでメロウな音色、カラっとアタックの強いサウンドが特徴的。
立ち上がりの早いTelecaster、Jazzmasterに負けないレスポンスの早さがある事には驚かされます。
ピッキングニュアンスで随分と音色に変化がつけられます。
GRETSCH大好き!!!という方はご連絡お待ちしております。
hiroggy
HOWL GUITARS
HOWL GUITARSのhiroggyです。
ようやく気温も暖かくなってきました。
今年こそ花見だ！！慎ましくゆっくりと、風情を楽しみながらお酒を飲みたいものです。
うーん、日本の桜は最高。
前住んでいたイギリスのリヴァプールでもちらほらと桜はみかけたのですが、満開になって綺麗に咲き誇っていても、どこか違うんです。
こう、奥行きが無くて。ああ、咲いている。だけで終わってしまう感じでしょうか。
日本で見る桜は、あの桜の下で何人が逢い引きしたのだろう、辻斬りにあったのだろう、お団子たべたんだろう（ステレオタイプ時代劇！）なんていう想像を巡らすことができるじゃないですか！
嗚呼、桜がかうも綺麗に咲いてゐる
このような季節は誰をも多感にさせるでしょう。みなさん、春を楽しみませう。
では、楽器紹介です。
今回ご紹介するTHE TOP OF GORGEOUS GUITARは、
Gretsch 1956年製 6196 Country Club Cadillac Greenです。
タメ息が出てくる程、美しいギターです。
ゴージャス、エレガント、グラマラス、セクスィー、リッチ、デリシャス。どんな褒め言葉も全て当てはまるギターでしょう。
個人的にはGretschのギターの中で一番好きなギターがこのCountry Club Cadillac Green。
簡単にCountry Clubについて説明を致します。
1954年にElectro II 6192/6193より改名されたのがCountry Club。
Electro IIはヘッドトップにSynchromaticとGretschのスクリプトロゴがあるCountry Clubと同スペックを持つモデルです。
ボディデザインから機能までほとんど変わる事無くそのままCountry Clubに改名されています。
当時のグレッチギターのレギュラーラインの中、最高級に位置していたモデルです。
Country Clubになってから変更になった主な点をあげると
１、カラーヴァリエーション 6192-Sunburst / 6193-Natural / 6196 Cadillac Green
２、トラスロッドカヴァーがヘッドトップに追加
３、1と17フレットのインレイが追加（極初期Country Clubには追加されていない個体も）
４、テールピースがハープ型からGoldの"G"テールピースになる
５、ピックガードがGoldカラーに。（初期はタートロイズシェルも有り）
等、過渡期の仕様を除けばこの程度の変更です。
また、ほかのモデルよりいち早くハンプトップインレイを採用したのもこのモデルです。
なんといっても17インチ大幅のボディーにクラシックだけど実は派手なCadillac Green。それに自己主張の強いゴールドのMELETA BRIDGE、G-tailpieceの組み合わせが最高に渋くかっこ良い！！
ではでは、お写真の公開を致します。
Hello Gorgeous. 素晴らしいルックスを持ったカントリークラブ。経年により変色したオリジナルフィニッシュのCadillac Greenが堪らなくクール。
ボディバックです。目立つ傷もなく良い塗装の状態をキープしております。
back viewです。後ろからがっつり抱え込みたい！
brazilian rosewood fingerboard。ハンプトップインレイです。リフレットされております。
ネック裏には若干の塗装剥がれがございます。ネックリセットやネック折れ跡もありません。
ヘッドトップです。オリジナルナットです。Original Grover Gold Imperial Tuner Peg。半世紀も前のペグですが完動品です。素晴らしい作りと耐久性を持ったペグです。
この大きなつまみがかっこいい。ゴージャスなペグです。
オリジナルのGretsch Gold Plastic Pickguard。
Orginal DeArmond Dynasonic Single Coil Pick Up. Gold Plated.
Orginal DeArmond Dynasonic Single Coil Pick Up. Gold Plated.
Original Gold MELITA Bridge!! この大きさ、重さ。存在感が大アリです。
Original Gold G-Stop Tail Piece!! ゴールドメッキはほとんど剥がれ、エクストラホールが2ヶ所あいております。MELITA BridgeとG-Tail pieceの組み合わせは最高にかっこいい。
初期仕様のゴールドアローノブ。
初期仕様のゴールドアローノブ。
Original Pick Up Selector.
ピックガード裏です。
MELITA BRIDGE裏側です。
こちらが台座になります。
過去にビグスビーを付けていた跡があります。
Original Master Volume Pot.
グレッチに使われるpotは基本的にブラスのソリッドシャフトのポットになります
フロントPU裏側です。Chet Atkinsはこの長く突き出たスクリューをペンチで切って短くしていたらしいです。
フロントのピックアップキャビティです。
リアPU裏側です。
リアのピックアップキャビティです。
最後にもう一度全体像です。ノンオリジナルのハードケースが付属致します。ぴったり隙間無く収まっており、安全です。
The Beauty of Gretsch
このルックス、雰囲気、サウンド、どれをとっても最高のギターです。
フルアコ構造のメイプルボディ、メイプルネックがDynasonic Pick Upと組み合わさって、空気感のあるウォームでメロウな音色、カラっとアタックの強いサウンドが特徴的。
立ち上がりの早いTelecaster、Jazzmasterに負けないレスポンスの早さがある事には驚かされます。
ピッキングニュアンスで随分と音色に変化がつけられます。
GRETSCH大好き!!!という方はご連絡お待ちしております。
hiroggy
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