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Soldano 2004年製 Reverb-O-Sonic Combo Amp 50W-410

Soldano 2004年製 Reverb-O-Sonic Combo 50W Amp 100V

 

 

マイク・ソルダーノが率いるハイエンドアンプメーカー"Soldano"のコンボアンプ REVERB-O-SONIC 50-410が入荷致しました。

 

改造マーシャルやフラッグシップモデル SLO-100で有名な"Soldano"ですが、アンプ界の系譜としてはとても興味深いメーカーになります。

 

ハイゲインサウンド全盛期の1990年代を代表するヘッドアンプはいくつかありますが、その中でも良く目にしたのがMesa Boogie Dual RectifierとPeavey 5150です。

 

実はこのMesa Boogie Dual RectifierとPeavey 5150のプリアンプ部(ハイゲイン構成部分)、回路図を見てみるとSoldano SLO-100を元にしているのではないか?という程にそっくりな回路になっています。

 

恐らく、というか間違いなくランドール・スミス(Mesa Boogie創設者)は、Soldano SLO-100の回路をパクってベストセラーモデルDual Rectifierを誕生させたというのが事実でしょう。

 

Peavey 5150に関しては、Eddie Van Halen自身がSoldano SLO-100のユーザーでSLO-100のサウンドを気に入っていたことからPeavey 5150開発時に回路をトレースしたのだと思われます。

 

そう考えると昨今のハイゲインヘッドアンプの源流はSoldano SLO-100にあると言っても華厳の滝ではありません。

 

ただし、自分の感覚としてはSoldano SLO-100とMarshallは別物という印象です。

 

あくまでSoldanoはアメリカン・サウンドを軸に置いているという印象で、パワー管には必ずUSA管を採用しています。

 

SLO-100も6L6GC/5881です。言うならMesa Boogie Dual RectifierやPeavey 5150も6L6GC/5881です。

 

Marshall Super LeadはEL34ですので、Soldanoの目指していたサウンドはBritish系ではなく、あくまでAmerican系だという個人的なイメージです。

 

さて、そこで今回入荷したReverb-O-Sonic 50W-410です。

 

これこそマイク・ソルダーノが改造マーシャル→SLO-100の次に実現させたかったもう一つのモデルだと思われます。

 

簡単にいうとFender Black Face系のサウンドにゲインステージとマスターボリュームを追加したようなアンプです。

 

こちらも実はMesa Boogie Mark シリーズと基本思想は近く、方向性の細かな違いとしては

 

Soldano Reverb-O-Sonicの方が操作性はシンプルだけどキャビネットのサイズを大きめにして複数のスピーカーで鳴らすことを前提に考えてるという点。

 

Mesa Boogie Markシリーズは、プッシュ・プルスイッチやハーフスイッチなどの切り替えスイッチを多用しキャビネットはコンパクトにしてスピーカーは一発で鳴らすことを前提に考えているという点です。

 

Reverb-O-SonicはCleanチャンネルとCrunch チャンネルの2つのチャンネルがあるにも関わらず、フットスイッチが無いとチャンネル切り替えができないという何とも意固地な設計になっていましたのでw

 

当店でクランチゲインのポットをプッシュ・プルのポットに交換してフットスイッチが無くてもチャンネル切り替えができるようにモデファイ致しました。

 

今回入荷した個体は2004年製の50W 10インチスピーカーが4基のTweed BassmanやSuper Reverbと同じスピーカーレイアウトのモデルとなります。

 

ポットにガリが発生している箇所がございますが素晴らしいSoldanoサウンドを体感できる一台となっております。

 

それでは細かく見て行きましょう。

 

 

コントロールパネル左側の画像です。Crunchのポットをプッシュ・プルのポットに交換してClean-Crunchのチャンネル切り替えができるようにHOWL GUITARSでモデファイ致しました。

 

 

コントロールパネル右側の画像です。Mesa Boogie Markシリーズに比べてシンプルなのが特徴です。

 

 

フロントのスピーカーネットを外した画像です。10インチスピーカーが4基搭載されています。

 

 

バックビューです。背面からも操作性がとてもシンプルなのがわかります。

 

 

背面コントロールパネルの左側です。正規輸入品100Vのラベルが確認できます。

 

 

背面コントロールパネルの右側です。スピーカーアウト・フットスイッチジャック・エフェクトループの必要最低限のシンプルさ。

 

 

バックパネルを外した画像です。パワー管はもちろんAmerican系の6L6GCが2本で50W出力です。

 

 

シャーシを取り出したキャビネット内の画像です。10インチスピーカー4基とスプリングリヴァーブタンクが確認できます。

 

 

取り出したシャーシの画像です。プリ管は5本使用されています。

 

 

シャーシ左側の画像です。電源トランスが確認できます。

 

 

電源トランスの画像です。刻印されたメーカーとモデルナンバー、製造ナンバーが確認できます。

 

 

シャーシ右側の画像です。出力トランスが確認できます。

 

 

出力トランスの画像です。刻印されたメーカーとモデルナンバー、製造ナンバーが確認できます。

 

 

シャーシ内部の画像です。とても合理的にシンプルに、そしてスペースに余裕をもって組み込まれています。

 

 

シャーシ内部左側の画像です。当店でクランチゲインのポットをプッシュ・プルのポットに交換してフットスイッチが無くてもチャンネル切り替えができるようにモデファイ致しました。

 

 

シャーシ内部右側の画像です。スペースに余裕を持って製作した方が後々のメンテナンスがとても楽になりますね。

 

 

チョークトランスの画像です。シャーシ内部に取り付けられたチョークトランスです。確かに合理的です。

 

 

以上、如何だったでしょうか。

 

マイク・ソルダーノ率いる"Soldano"が出したFender Ampへの回答がこのReverb-O-Sonicです。

 

SLO-100に比べて生産数が少ないため、なかなか市場に出て来ないモデルとなります。

 

探されていた方はこの機会に是非。

 

Gichi

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