久しぶりにブログ書いたと思ったら、

硬めなテーマになりました笑い泣き


でも、同じように悩んでいる方の

参考に少しでもなればいいなぁと思って、

書いてみることにしました。



簡単に私の概要をサクっとまとめると


・40代女性

・ポジションは中間管理職のサポート

・クリエイティブ職

・転職歴4回

・経験職種→一般事務、WEB、グラフィック、対面接客、広報、編集、WEBライターなど

・スキル→Excelは簡単な関数が使える程度、office系とadobe系は基本操作は取得済み

・専門的な資格なし


といった感じです。



コロナ禍に突入して、約2年が経過。



状況は厳しいながらも、

同じ職場に勤務し続けてきました。



色んな要素が重なり、

ついに転職活動を決意することに。



まずはコロナ禍に突入して、

わりとすぐ金銭事情が悪化したのにも関わらず

なぜ2年も転職活動しなかったのか。



その理由について、綴ります。

理由は大きく分けて、5つありました。


1.40代は、転職で求められるものが大きい

2.管理職をしている訳ではなく、40代としてのスキル不足

3.元々の給与面や福利厚生などに不満なし

4.転職すると、元々の給与より減る可能性大

5.ある意味最近、半ニート状態だった


という理由から、

様子見と言い訳しつつ、

減った給与分は副業で補い、

細々とやり繰りしながら2年経過。



ぶっちゃけ、

今の自分に自信がないダウンダウン


のが1番の理由ですね。

これは、現在進行形の心境だったりする訳ですが。




ではなぜ、重い腰を上げたのか。。。



1.さらに金銭事情が悪化した

2.副業の終了が続いた

3.日に日に、この先どうなるかわからないという気持ちが強くなった



などなどの理由で、重い腰を上げました。

ほかにも色々あるんですが、大元はこの3つ。




これも、簡単に言うと


給料の下がり方が、

シャレにならん叫びくらい

キツくなってきた。


つーことは、

いつ何言われてもおかしくないっすよね。



と、いうこと。




あーだこーだ言ってても、

生きていかねばならぬ。アップアップ


とりあえず、ダメもとでやるだけやってみよう。

ダメならダメで、リスク感じながらも現状維持に邁進するのみ。



という訳で10年ぶりに、転職活動を開始グー




前の転職活動とは大きく違うことがあって、

30代の時は


・最低限満たしてればいいや。

・ダメならすぐ辞めればいい。


って思いながら、勢いよく活動してました。



で、自分がどういうところで需要あるかわかってたから、ピンポイントに受かりそうで最低限条件満たしてるところを受けていました。合格



わりとすんなり決まってきてたので、

友人や家族からは凄いねって言われたりしてたけど



どこ狙えば通りやすいか、

わかってただけなんですよね。ひらめき電球



今まで勤めて来た会社は、基本給ちょい安めで長時間労働多かったので、通りやすかったんじゃないかな。



しかし40過ぎると、

30代までと違って体力が落ちてますあせる



なので必然的に、

体力勝負の案件は厳しめに。

通過できる可能性が激せまになるわけです。。。爆弾



実際に活動はじめてみると、

今のスキルが活かせそうな業界に応募してみるものの、立て続けに書類選考落ち笑い泣き


以前経験してた職種まで範囲広げようと思ったら、年齢制限に引っかかる有様。えーんえーんえーん



やはり30代の転職活動とは

ワケが違う。



こいつは、マジでヤバいぞ。

やはり、40代の転職はハードルが高い。



と、なった訳です。

その2に続く。


今回の金スマを見てて、
記憶がぶわーっと蘇り、
思いが溢れたのでブログにしたためたいと思います。

何のことかと言うと、
2009年に放映していた松本潤さんが主演のTBSドラマ『スマイル』です。



このドラマ、当時リアタイで毎週かかさず見てたんです時計



このクールで1番期待して見始めたドラマだったんだけど、もうとにかく毎週辛くてショボーン


ネットでググると重いってキーワードが良く出て来ますが、本当にその一言につきるなと。



ストーリーをさくっと
ネタバレまとめ】すると、、、、、

主人公はフィリピン人とのハーフである早川ビト。
混血ということで、蔑みにさらされる日々。

荒れてた時代に人殺しの罪をきせられ、服役後に温かい人たちに囲まれながら夢を持って仕事に打ち込みます。

しかし心ない人々や、偏見を持つ人々によって、
様々な苦難がビトを襲います。

・覚醒剤所持で無実の罪をきせられる
・勤務先が食中毒の疑いで倒産の危機
・良き理解者だった社長の死
・かつての悪グループリーダーの執拗な嫌がらせ


そして、どうしようも無くなってしまったビトは、最大の罪を犯してしまうのです。。。


殺人罪の再犯で、裁判員裁判にかけられたビトに課せられた判決は、なんと死刑えーん



ひょんなことからビトと知り合った弁護士の一馬や、ビトに思いを寄せる花がビトを救うために奔走。

果たしてビトに下された判決は覆るのか?!

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というような感じで、
毎週苦難の連続で救いが、ほとんど無い。


過去の経験から失語症を患う、新垣結衣さん演じる三島花。
この子にも、親が犯した罪で悪意が降りかかるんです。


こんなにも見てて、
とにかく苦しかったドラマ
他に無かったよな。

と、このドラマのことを思い出して、
改めて思いました。



今回の金スマで小栗旬さんが、松本潤さんの号泣する演技が今も鮮明に残っていると語っていました。


静音的にも、このドラマ様々なシーンやストーリーが今も鮮明に残ってるんです。


とても強烈に。



松本潤さん演じるビトの優しさやひたむきな姿、小栗旬さん演じる林のサイコパス的な恐ろしさ。
新垣結衣さん演じる花の、純粋さや可憐さ。
ささやかな幸せの尊さ。


今でも鮮明に蘇ります。



ずーーーーーーっと不幸続きで、どーなんのっ。
ってマジで思ってましたが、

私は、それなりに納得した結末でした。


当時、視聴率低迷により脚本家が残り2話を残して降板。というニュースがありました。


宅間孝行さんが書いてた9話までは、
本当に救いがないストーリーだった。

当時このニュースを見た時、まあ仕方ないよな。本当に見てて苦しいしって思ってました。



誰もこの件に関して口を開いていないので、降板の真相はわかりません。



10数年経って、宅間さんが描こうとしてた本当の結末ってどういう感じだったのかな。
と、ふと思いました。




今回の金スマで松本潤さんが、花男スタッフや小栗旬さんと、いつか社会派ドラマをやりたいって話していたと言っていたんです。



当時は脚本にのみ批判が寄せられていましたが、作品に関わった人々みんなで作り上げていったストーリーだったと、

10数年たってはじめて正解を聞いた気持ちになりました。


社会派ドラマ



というキーワードを聞いて、
宅間さんが書きたかった結末は、、、



ビトの死刑は執行されてしまう。

ビトがこの世を去ったあと、初犯が無実だったことや林の犯してきた罪の数々が明らかになる。

裁判員裁判に関わることの重大さ、偏見がもたらすことの罪の意識にビトを死に追いやった人々が苛まれていく。。。



だったんじゃないかなー。。。
と、勝手に考察がてら妄想してました。


『家族ゲーム』や『3年A組』、『35歳の高校生』と言った社会派ドラマに、これまで共感や考えさせられてきた静音ですが、


『スマイル』を見た時は、まだ考えが幼くただしんどいドラマとしか思えませんでした。


このドラマには宅間さんをはじめスタッフの方たちが込めた、社会が抱える闇が記されています。

人間の醜悪な部分や、現代社会の冷酷さ、権力社会が抱える問題。


そういった問題を、
リアルに描いたドラマ
であったと今なら言えます。

リアルであるが故に、とにかく苦しかったんだろうと。



近くにいる人にしか、ビトを救うことはできない。
そういったもどかしさを、実際に似た場面に直面した時に行動へ移す糧にして欲しい。



ひとりひとりの行動が、ビトや花や林の様な人物を生み出すかもしれない。救えるかもしれない。



罪とは一体何なのか。
罪を許しては、いけない。

しかし忘れてはいけない。
裏側に誰も知らない真実もあるということを。



そんな願いが、秘められていたのでは無いでしょうか。


ある意味激しく心を掴まれたドラマだったからこそ、鮮明に残っている。

私にとって『スマイル』は10年過ぎても、心に残るドラマなのです。

今日は私の好きな漫画のひとつ、

『幻影夢想』について、思い出を交えて話したいと思います爆  笑

 

昨年、再びアニメ化された漫画『フルーツバスケット』

私の大好きな漫画のひとつです飛び出すハート

 

そんな『フルーツバスケット』について

語りたいことがたくさんあります。

が…!今日は、そんな気持ちをぐぐっと我慢して

 

今日は『フルーツバスケット』作者である

高屋奈月先生の最初の単行本『幻影夢想』を紹介します。

 

この単行本1巻の初版は、1996年2月25日発売。

25年くらい前の漫画です。

 

私はひとつハマると、

とことん収集したくなるタチでして

 

ひとりの漫画家にハマったら

全部集めるまで買い続ける……。

という学生時代を送っていましたニコニコ

 

しかし集めきる瞬間というものはあるもので、

でも読んだことない漫画読みたいびっくりマーク

 

と訪れた古本屋で見つけたのが、

この漫画でした。

 

なんとなく手にとって、

表紙の絵が気に入ったという理由で買った漫画『幻影夢想』。

 

 

…そうです。

いわゆるジャケ買いというヤツです口笛

 

 

しかし、このジャケ買いは私の中で大当たり!!

序盤は普通の読み味だったのが、

中盤からどんどん、この物語の魅力に引き込まれることに。

 

静音的には、高屋奈月漫画の特筆ポイントとして

 

  • 登場人物がみんな、キャラが立っている
  • 人間の心情を真摯に描いている(特に醜い部分)
  • 絶望感の中に、一本の光がある

 

という点が、あります。

 

『幻影夢想』も、上記のポイントに当てはまる漫画なのです。

なんといっても乙矢環という主人公の、静かで穏やかな優しさが魅力スター

 

【ここで、ちょっとだけネタバレ】

乙矢環は高校生にも関わらず、お寺の門主。

環は人々を邪鬼から護ることができる唯一の存在・守護師でした。

 

環には如月旭という恋人がいます。

環と旭は、ちょっとバカップル照れ

 

時折旭と、いちゃいちゃドキドキしつつ、

環は邪鬼という心の闇に捕らわれた人々を、

救っていきます。

 

しかし邪鬼を祓う=救われるわけではありません。

変貌してしまうほど、心に根付いてしまった欲望や闇。

人を祓っていく中、自分の無力感に苛まれていく環。

 

そんな中、邪鬼の元凶である邪法使いが、

姿を現し……。

 

環の3人のいとこは庇護師として、

環をサポート。

 

次々と明るみになっていく、衝撃の事実。

 

最初の学園生活を送る日々からは想像がつかない、

驚きの連続で物語は進んでいきます。

 

物語の根幹を紡ぐのは、

長い時を敵対し続ける、

月華一族と乙矢一族。

 

環を襲う、数々の苦難。

 

すべては飛良と嵯峨という2人の兄弟と、

万物の力を持つ少女・水月華から始まった。

 

環は運命の歯車に、どう立ち向かっていくのか?

 

【幻影夢想は、ここが見どころ!】

読んだ後、思わず人を愛おしく感じる……。

そんな気持ちに、させてくれる漫画です。

 

見どころは、

  • 主要人物の純粋なココロ
  • 守りたいという、愛情
  • 人間が内に秘めている欲望
  • 環が選んでいく道

です。

純粋さ・愛・欲望という3つのキーワードが、

『幻影夢想』という作品の核を握っています。

 

実際に読んでみると、

このキーワードの奥深さが沁み込んでくるかもしれません。

 

高屋奈月という漫画家の原点とも言える漫画ですが、

ああ。高屋奈月だなぁ……にっこりと思う作品です。

 

 

 

 

 

 

心優しい守護師の戦いを描く『幻影夢想』

Amebaマンガ
幻影夢想(1)