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連日、日本史記事の会津戦争シリーズを書いていてヘトヘトでして、今日はそれ以外の記事は書くのを休もうと思っていたんですが、どうしても阿部兄妹のことを書かないといけないと考え記事にしました。
私はオリンピックでも柔道とレスリングは欠かさず見るほど好きなんですが、今回阿部兄妹だけは史上初のオリンピック兄妹連覇を成し遂げてくれると信じていました。それで詩選手は順当に勝ち上がるだろうから準決勝くらいから見れば良いや、と見てなかったんですよ。
するとネットニュースで柔道女子52キロ級の阿部詩選手、2回戦敗退という衝撃的ニュースを見たので慌てて動画を確認しました。相手は世界ランキング1位、楽な試合ではないなと思っていたんですが、一瞬の隙を突かれた谷落としで一本負け。ショックでした。畳に突っ伏して泣き崩れる詩ちゃん、同情しました。この後試合する兄の一二三選手の精神面も心配でしたが、彼はそのプレッシャーを跳ね除け見事金メダル、連覇を果たしました。決勝戦も完璧な試合運びで隅落とし、袖釣込腰の技あり二本のあわせ一本で見事勝利します。まさに世界チャンピオンにふさわしい試合でした。
それにしてもオリンピックには魔物が棲んでいますね。とくにLGBT、ポリコレを強調したパリ五輪は世界の敵になった感があります。阿部一二三選手が妹の敵（かたき）を取ったという人もいますが、私はその敵は相手選手や相手国ではなくパリ五輪そのものだと思うんですよ。メダル確実と言われる競技で不振が目立つのはパリ五輪の魔物が襲い掛かっているからでしょう。
そんな中、スケボー女子ストリートの吉沢恋（ここ）選手14歳金メダル、赤間凛音（りず）選手15歳が銀メダル、フェンシング男子エペ個人で加納虹輝（こうき）選手金メダル、競泳男子400メートル個人メドレーで松下知之選手が銀メダルと各競技で頑張っています。
これを書いている時点で金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル1個と日本選手団はよくやっています。今後もパリ五輪の魔物に負けず活躍してほしいと祈るばかりです。