日米開戦直前の帝国陸軍戦闘序列 | 鳳山雑記帳アメブロ版

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 少し見難いと思いますが、エクセルで書いた表を一枚に収めるための苦肉の策です。これでもかなり簡略化しており例えば総軍直轄の師団は割愛しております。

 ちなみに、支那派遣軍・北支方面軍では27、35、110の3個師団が直轄で戦略予備となっていました。南方総軍の直轄は21、38師団と第21独立混成旅団でした。

 

 これは1941年12月時点での日本陸軍の戦闘序列(Order of battle)です。まさに開戦直前のものですね。ちなみに日米開戦時日本陸軍は51個の師団を保有していました。計算が合わないのはアメリカさんのリサーチミスの可能性が(苦笑)。

 

 これ実はアメリカの軍事系ホームページの資料を私が纏めたものです。私が一番に気付いたのはインパール作戦で有名な第31師団(烈兵団)が抜けているところ。と思って調べたら第18師団川口支隊(歩兵第124連隊基幹)と第13師団歩兵第58連隊、第116師団歩兵第138連隊、第40師団山砲兵第40連隊を基幹に1943年3月にタイのバンコクで編成されたそうですから無いはずですよ。いや、失礼しました。知ったかぶりの戦史オタって本当に恥ずかしいですね(汗)。

 

 戦史に詳しい方は、南方総軍の各軍の編成が微妙に違うと気付かれたでしょう。そういう貴方は鋭いです。これはあくまで計画で、実戦に入るといろいろ増援が加わっています。

 

 分かる範囲で書くと、

 

◇比島方面担当、第14軍

 第4師団(増援)

 第16師団

 第48師団

 第65旅団

 

 

◇蘭印方面担当、第16軍

 第2師団

 第38師団(南方総軍直轄)

 第48師団(比島方面から転用)

 坂口支隊(第56師団歩兵第146連隊基幹)

 南海支隊(第55師団歩兵第144連隊基幹)

 

くらいですかね。独立戦車連隊や独立重砲連隊などは煩雑になりすぎるので割愛しております。

 

 

 これで戦記ものを読む時の助けになりますね♪