お灸をしよう! 473回
おはようございます(‐^▽^‐)
ほうしゅんどうイメージキャラクター
「ほーちゃん」
ほうしゅんどうの西山です(。-人-。)イツモカンシャ
一段とヒンヤリしてきた夜明け前であります
今週は一気に秋深まるといった感じとなりまして、
昨日の休診日は、
布団の上に一枚掛けるものを出したり、
夏物と秋冬物の服を入れ替えたり、
施術室に暖房関連のものを設置したりしておりました
ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、
季節の移ろいは瞬く間でありますね
ではでは、
今日もお灸を据えていきましょう
今回据えるツボは
「小海(しょうかい)」
であります(°∀°)b
場所は肘付近となります
また、
こちらは2011年6月23日に
紹介したところであります
小・・・ちいさい。わずかの。少ない。細い。せまい。
度量が小さい。軽い。時間が短い。分量が少ない。
卑しい。身分や階層が低い。副次的な。幼い。
価値がないさま。つまらないさま。
少し。わずかに。しばらくの間。小さいとみなす。
軽視する。見下す。あなどる。かろんじる。
人に対して自分をへりくだることば。小事。
小国。小人。邪悪な人物。妾。
海・・・うみ。大洋に接して陸地に沿っている水域。わたつみ。
海の水。大きな湖。遠い辺境の地。同類の人や物が数多く
集まって形成した、まとまり。容量の大きな容器。
容量が大きいさま。外国産の。渡来の。
(漢辞海より)
五兪穴・・・上下肢の肘関節と膝関節から末梢にある
十二経脈上の経穴のうち、以下に述べるように五行の
性質が付されている経穴をいう。
五兪穴には、経脈ごとに、井穴(せいけつ)、滎穴(えいけつ)、
兪穴(ゆけつ)、経穴(けいけつ)、合穴(ごうけつ)があり、
その語源は水の流れに例えられている。
また経脈の五行的性質(木穴、火穴、土穴、金穴、水穴)
と考え合わせて、五行説に従って用いる。
井穴・・・井穴は脈気が出るところ。手足の末端にあたる。
この穴は、心下満(心窩部の膨満感や緊張)をつかさどる。
陰経では木に属し、陽経では金に属する。
滎穴・・・滎穴は脈気が溜る(したたる)ところ。末端穴から
2番目にあたる。この穴は、身熱(身体の熱)をつかさどる。
陰経では火に属し、陽経では水に属する。
兪穴・・・兪穴は脈気が注ぐところ。末端から3番目にあたる。
ただし、胆経では4番目にあたる。陽経では独立しているが、
陰経では原穴と一致している。この穴は、体重節痛
(身体が重だるく、関節が痛む)をつかさどる。
陰経では土に属し、陽経では木に属する。
経穴・・・経穴は脈気が行くところ。上肢では手関節付近
または前腕下部に、下肢では足関節付近または下腿下部
に存在する。この穴は、喘咳寒熱(喘は喘鳴や呼吸困難、
咳は咳嗽(がいそう)、寒は悪寒、熱は発熱)をつかさどる。
陰経では金に属し、陽経では火に属する。
合穴・・・合穴は脈気が入るところ。上肢では肘関節付近に、
下肢では膝関節付近に存在する。この穴は、逆気して泄する
【逆気而泄(ぎゃっきじせつ】(逆気はのぼせなど、泄はもらす)
をつかさどる。陰経では水に属し、陽経では土に属する。
「小」は今回のツボが属しております
「手の太陽小腸経」の「小」を指しております
また、
このツボは前回紹介しました「少海」同様に、
「五兪穴」で言いますところの
「合穴」にあたります
五兪穴とは水の流れに例えられ、
井穴という水の湧いているところから始まり、
小川から川、やがては全てが合わさる
「合穴」という海へと繋がる流れをイメージしております
つまりは、
手の太陽小腸経の気の流れが
このツボへと集まるというところから由来しております
効能としましては、
腕の痺れ、手や腕の麻痺や痛み、肘関節炎、尺骨神経痛、
首や肩の痛み、寝違い、リウマチ、頭痛、下腹部痛、難聴、
目が黄ばむ、結膜炎、頬やあごの腫れ
などに良いとされますφ(.. )
では場所の説明に入ります(^-^)/
位置関係としましては、
こんな感じであります(°∀°)b
モデル:トヨハル君
まずは肘を曲げ、
肘の尖ったところを基準とします
次に前回の「少海」でも基準としました
肘の小指側にあります
上腕骨内側上顆という骨の出っ張りを印とします
その2点を結んだ中点付近の凹みが
今回のツボとなります(σ・∀・)σ
因みにそのツボを指で押しますと、
尺骨神経付近となりますので、
ビンと響く感覚があります
では場所が決まりましたら
いつものように
お灸を据えてみましょう
レッツお灸
秋深まるにつれまして、
夏バテという時期ではないにもかかわらず、
「疲れが抜けない」
「いくら寝ても眠気がある」
「無気力で何もしたくない」
「気分が落ち込む」
「倦怠感が常にある」
「何をするにも億劫になる」
「ちょっとしたことでイライラが募る」
「いつもより食べ過ぎてしまう」
などといった症状が続いていることがありませんか
そういった症状は、
いわゆる「秋うつ」呼ばれるものかもしれません
ということで、
当院ホームページに
をアップしました
少しでもお役に立てれば何よりです
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