9月23日
新潟県柔道少年団主催で
ACP(アクティブチャイルドプログラム)講習会
と
安全指導講習会を開催しました。
ACP(アクティブチャイルドプログラム)とは
日本スポーツ協会が、「遊び」を通じて子供達の運動時間、運動量を楽しみながら確保し、幼少期に獲得しておきたい「動き」の獲得と洗練化と、健やかな発育、発達を促すプログラムと推奨しているものです。
例えば
1週間で420分(1日60分)以上の運動をしている子供達のグループと、1週間で420分以下の運動時間のグループでは、その運動能力に大きな差が生じるというというデータが出ています。
また
子供の頃に獲得しておきたい様々な「動き」を洗練化できていかないケースも見られるとの事です。
幼少期に様々な動きをする事は、脳神経の発達に非常に有効であるとも言われています。
そのような楽しく遊ぶ機会、空間などが減ってしまった現代の子供達にとって、大人が意図的に「遊ぶ」場面を作る必要があるように思います。
また、このACPの導入は、全日本柔道連盟も積極的に推奨しており、ACPの普及に努めています。
今回のACP講習会では、理論編と実技に分けて行い、実技においては参加された指導者の皆様も
楽しく身体を動かして、「遊び」のハードさを感じてもらえた事と思います。
また、私が8年前くらいから考案していた「柔道遊び」を紹介し実際にやっていただきました。
「遊び」と「柔道(習い事)」の間にある大きな壁にスモールステップを作るという事に有効であると考えて作成したものです。
今年の3月の白根大会でのACP
また
4月にJJPP(ジョイフル柔道プレイプログラム)体験会として行った動画です。
↓
また、幼少期に獲得したい様々動きの多くは
柔道の中に盛り込まれている。とも言われております。
午後からは
安全指導講習会を開催
2022年に新潟県柔道少年団に
安全指導委員会を発足させ、その委員長に就任しました。
そこから1年間の準備期間を経て開催
冒頭に私から、安全指導について少しお話しさせていただきました。
そして
私が以前よりやりたかったのが
AED講習会を含めた心肺蘇生法であり
安全指導委員会に救急救命士である先生に入っていただき、実施に至りました。
講習会は非常にわかりやすく、参加された先生方からも非常によかったと大好評でした。
これは使う場面に遭遇しないにこした事はないのですが、万が一の時に使えるようにしておくべきと感じますので定期的にリフレッシュ講習会も必要だと感じました。
また安全指導委員会の柔道整復師の先生より
スポーツ外傷、障害とその応急処置についても
講習していただきました。
この講習も非常にわかりやすく
柔道指導者として持っておきたい知識をまとめていただきました。