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国産材で家を建てる住宅メーカー

国産材にこだわる日本で一番小さな住宅メーカーです。

2013年現在の住宅ローンの総額は、180兆円だそうです。


ローンは借金の名前を変えたものではありますが、財産のことでもあります。


現在のデフレ状況は、貯金が有効な自衛手段と言われ、資産防衛の要でもあると言われています。


安部政権下では、経済成長させるために、貯めこんで使わない人々に対して借りて使ったほうが、有利ですよとばかりに税制を変えようとしています。


我々には、追い風となる住宅ローン利子所得控除制度です。


住宅ローン減税期間が終了し、住宅ローンの返済の厳しさを身をもってしっている人々にとって、まさにフォローの風です。


納税額によって違いはあるものの、平均的な年収600万円程度の若いサラリーマンなら、扶養家族が二人として、所得税は13万7000円であるはずです。


この方が、3000万円の住宅ローンを借り入れると、年末の住宅のローン利息控除は30万円です。


これに控除しきれない16万3000円が給付されるような構図です。


ようやく、利子控除が認められれば、いままで貸家建築に優遇されてきた住宅建設も欧米に少し近づくイメージです。


所得制限付きの住宅補助金は、今年の目玉になりそうです。



安部政権が本格的に経済対策を打ち出しました。


緊急経済対策としての大型補正予算案が1月15日の臨時閣議で決定しました。


皆様ご存知かも知れませんが、公共事業を柱とする経済対策で国費ベースで10兆円、事業費で20兆円を盛り込みました。


約13兆円という大型の補正予算です。


この中で、我々建設業者として、とくに中小零細工務店としては、「木材利用ポイント」の410億円が気になるところです。


昨年の復興型住宅エコポイントなどとは、比べ物にならない規模です。


基本的な制度として、一定量以上の地域材を活用した木造住宅や内装などの木質化や木製品の購入などでポイントを与えるようです。


地域の協議会と連携してポイントを発行したり、確認作業や商品購入を行うそうです。


住宅エコポイントの前例を参考にして行う予定です。


また、国土交通省の住宅向けの補助事業として住宅や建築物の省エネ改修などを支援する仕組みも盛り込まれました。


改修前後で10%以上の省エネ性能向上が補助の条件です。


国費による補助は30パーセント、住宅の場合の補助上限は1戸あたり50万円までを想定しています。


さらに、バリヤフリー工事費用も対象となりうるために「バリヤフリー加算」が25万円になります。


つまり、合計でなんと75万円の補助が最大受けられる「リフォーム専用の補助金事業」なのです。


住宅エコポイントより簡便な申請書だそうで、われわれ、中小零細事業者にとって非常にありがたく、消費者の皆様にとっても大きな力になることでしょう。

今、現在主流の都市部の工法はプレカットと集成材で作られるインスタントな住宅になってしまいました。


大工は、今や組立工と化してしまいました。


墨付けはもちろんですが、カンナやのみすらも使わなくなってしまっていると聞きます。


電動以外ののこぎりなど使うこともなく、インパクトの穂先を変えて起用にさまざまなテクニック(腕ではありません)で住宅が出来上がってしまうのです。


そこに求められるのは、スピードであり、正確さや丁寧さではありません。


すべての部材が工場で、事前にカットされ現場で道具を使った時点で「アウト」だそうです。


坪当たり何人工で仕上げる住宅にお客さんの姿はありません。



私たちも営業活動である以上、工期も原価も当然設定します。


しかし、作り上げるものが原価至上であるか否かで出来上がりも違ってきます。


今の主流は、無垢材を使用するなどということは皆無です。なぜなら、無垢は面倒だからです。


造作材と呼ばれる、窓枠や扉の枠、巾木、廻りぶちまで扱いが大変まで工業製品の木にそっくりな模様を印刷した模造品を使います。


メーカーの既成部材が悪いと言うことではありません、好みもありますし、それを良しとされるお客様がいることも理解します。


しかし、何もわからない方たちにとって選択の余地がない事はきわめてかわいそうです。


窓枠ひとつとっても、ビニールでラップされて物がどういう影響があるのかを説明し、不利な点、有利な点をよく説明する責任が我々にはあるのです。


結露することによって水分は窓枠にたまり(よいことではないのですが)、2~3年でビニールは劣化します。


無垢であれば、表面の汚れや傷は味にもなりますが、劣化とは意味合いが違ってきます。


木造は、日本人がささまざまな方法や技術を継承してきた結果であり「在来木造工法」と呼ばれる現在の工法が最善とは思っていません。


日本は、島国であり南北に長く、モンスーン気候の湿度のきわめて高い夏と、厳しい冬を併せ持つ世界でもまれに見る気象条件の国です。


その代わり、豊富な自然と恵まれた食物、はっきりとした四季があり、さきわえる葦原の瑞穂の国です。


それが、現在の状況をご先祖様たちが見たらなんと思うか、ビニールだらけの住宅に入り、気密だけはよくして病気になり、換気扇に頼って25年経てば価値のひとつもない住宅に命を担保に一生を掛けて家族のために払い続ける。


私たちは、住宅を造っています。


人の住む入れ物を作っているわけではありません。


決して感動など売り物にせず、愚直に自分たちの信じた恥ずかしくないような建物を作り続けます。