こんにちは、スミです。

これまでいろいろ悩んできた土地・家づくりですが、少しずつ方向性が定まりつつあります。

今回は、「注文住宅で現実的に家を建てる」ために、地元工務店に再見積もりをお願いしたお話です。

夢の住設、いったんリセット

まず行ったのは、これまで夢を詰め込んできたキッチンやお風呂などの住設オプションを、いったん標準仕様に戻すこと

「ここは譲れない!」という部分以外は、現実的な価格に落とし込もうという考えです。

自由度はキープ、でもコストは抑える!

私たちが選んだ方向性は、
「自由度は残したまま、仕様を削って予算に近づける」というやり方。

今回お願いした主な変更点はこんな感じ:

  • キッチンの高さを90cmに(2人とも背が高いので)

  • 深型の食洗器は継続希望(フロントオープンは諦めます…)

  • 浴室の扉は折戸 → 引き戸に変更(子育てや老後を見据えて)

こだわりすぎるとどんどん金額が上がってしまうので、
今回は「これだけは…!」という部分に絞ってお願いしました。

気になる減額幅は?

すべてを標準仕様にすると、見積もりからおよそ250万円の減額が見込めるとのこと。

ただ、私たちは一部オプションを残す予定なので、
最終的には200万円前後の減額になればいいな、というところ。

それでもこの金額が落ちると、全体の資金計画にかなり現実味が出てきます

※このシリーズは、僕たち夫婦が過去に取り組んだ妊活・不妊治療についての振り返り記録です。


シリンジ法、2回目のチャレンジ

妊活を始めてから2周期目。今回も、僕たちはシリンジ法でタイミングを合わせてみることにしました。
ただ、前回同様、今回も妻の基礎体温は安定せず。はっきりとした高温期の兆しがありませんでした。

アプリの「妊娠可能性・高め」という表示を目安にしてみたものの、正直なところ、あまり手ごたえはなく。
「もしかして今回はタイミングずれてるかもなあ」という感覚が、どこかでぬぐえませんでした。

検査薬での確認と、不安の予感

念のため、排卵検査薬も併用してみました。ところが、何日使ってみても反応はずっと陰性。
この時点で「排卵、してない可能性あるな…」という不安が、じわじわと現実味を帯びてきました。

自己判断では限界があると思い、妻はかかりつけの婦人科へ相談に行くことに。

超音波検査で「排卵していないかも」

婦人科では、医師の提案で超音波検査を実施。
結果として、「この周期は、どうやら排卵していない可能性が高いですね」という診断が。

この時の妻の反応は、驚きというよりも「やっぱりか…」という、ある種の納得と落胆が入り混じったような表情でした。

妊活って、やれることはやってるつもりでも、「そもそも排卵してなかった」と言われると、もうどうしようもない無力感に包まれます。

専門的な検査のために、紹介状をもらう

医師からは、「より詳しく調べるには、大きな病院での検査が必要です」と言われ、紹介状を用意してもらうことに。

これまで通っていたのは街の婦人科。次は、いわゆる不妊治療にも対応している専門機関です。

紹介状を手にしたとき、「いよいよ治療が本格化するのかな」という実感と、「ここまで来たか…」という現実味が同時に押し寄せてきました。

心の中の変化も、じわじわと

焦ってはいないつもりでしたが、こうして次のステップへ進むと、少しずつ気持ちも引き締まっていくのを感じました。

「できることは、やっていこう」
「ただの“タイミング合わせ”では、もうどうにもならないのかもしれない」
そんな思いが、ようやく言葉になるようになってきた時期でした。

こんにちは、スミです。

これまで地元工務店での注文住宅を進めてきた私たちですが、途中で「建売住宅もアリかも?」と真剣に検討したことがありました。

建売に気持ちが傾いた理由

建売住宅を検討した理由のひとつは、資金面の不安でした。

最初の仮審査では「9000万まで借りられますよ」と言われたものの、現実的には5500万が上限かな…という感覚

その中で、ちょうど立地のよい場所に出た建売住宅。
住宅性能の表示もあり、長期優良住宅の認定も受けられるとのこと。
しかもスミ妻の実家に近く、半年以内に入居できるという点も魅力でした。

建売と注文住宅、それぞれの印象

私たちが感じた、建売住宅と注文住宅の比較ポイントはこんな感じです。

【建売住宅】

  • 立地:◎(理想的なエリア)

  • 価格:◎(コスト抑えられる)

  • 入居時期:○(早めに入れる)

  • 自由度:×(間取り・仕様変更ほぼ不可)

  • 間取り:×(私たちの希望には合わず)

  • 住設:○(リフォームでカスタム可能だが保証外)

  • 住宅性能:△(やや物足りない)

【注文住宅(地元工務店)】

  • 立地:◎(候補地は同等レベル)

  • 価格:△(予算ギリギリかややオーバー)

  • 入居時期:×(完成まで不透明)

  • 自由度:◎(間取り・仕様すべて調整可能)

  • 間取り:◎(自分たちで練って提案できる)

  • 住設:△(グレードアップすると爆上がり)

  • 住宅性能:◎(安心感あり)

私たちの選択

最終的には、注文住宅で進めることに決めました
ただし、予算オーバーを避けるために、キッチンを標準仕様に戻すという条件付き。

ステディア+流レールシンク+セラミックワークトップの構成は憧れでしたが、冷静に考えてオプション費用があまりに高かった。
その分、「自分たちの希望が反映できる家」に重きを置くことにしました。

家づくりは、優先順位の整理と納得の連続

家づくりって、「全部叶える」はほぼ無理で、
どこに価値を置くか、何を譲るかの連続なんですよね。

私たちは、自由度を優先し、設備のグレードを妥協するという判断をしました。

また壁にぶつかるかもしれないけれど、
「私たちらしい家」に近づいている手応えは、確かに感じています。